この記事の趣旨、各データの見方はこちらを参照して下さい。

★今週の真の利益(pip)。現実利益(重複レート発注機能オフ)とシステム利益(機能オン)の比較結果。
今週の真の利益 真の利益 システム利益 トラリピ手数料 比率
USD/JPY B15 31 123 4 狭割 4
USD/JPY B25 0 0 0   1
USD/JPY B50 0 0 0   1
USD/JPY B100 0 0 0   1
EUR/JPY B40 80 121 20   2
EUR/JPY B80 0 0 0   1
EUR/JPY B120 0 0 0   1
GBP/JPY B50 0 0 0   1
GBP/JPY B100 0 0 0   1
GBP/JPY B150 0 0 0   1
AUD/JPY B20 60 563 6 狭割 9
AUD/JPY B40 53 176 10   3
AUD/JPY B80 80 71 10   1

●比率の考察。
この記事で紹介した通り、システム利益は真の利益より過大です。
豪ドル円の比率は9と大きな数字です。
重複レート発注機能の性質上、レンジを越えた時に特に大きくなる傾向があるようです。

通貨毎の特色や相場状況により変動する可能性があるので、しばらくこの調査を続けたいと思います。

【追記】
含み損の計算方法。

含み損はシステム稼動日(システムの持つポジション)によって変わるため、一律にいくらと伝えるのが難しいので書いていないのですが、計算方法は簡単なのでご紹介します。

こちらの表を使えば、稼動日以後の最高値から現在までの「下落レート」により「累計損失(含み損)」がわかるので参照して頂ければ幸いです。
例えば、今年のドル円の年初来高値は105.440で、現在レートが101.456(昨日の終値を使用)の場合、その差(下落レート)は約4.00円です。
表からは下落レート-3.90の時は52650円、下落レート-4.05の時は56700円とわかるので大体その間だとわかります。
最大ポジション数を設定した場合はこちらの表から同様に計算できます。