(2014年7月21日更新:100円分までの下落時損失をリンクで追記)
(取引証拠金も含めた目安資金は「目安資金(必要資金)早見表」にまとめました。)
(この記事は【ポンド円】です。他通貨は→【ドル円】 【豪ドル円】 【ユーロ円】

この記事の趣旨、データの見方等はこちらを参照して下さい。

●今回紹介するシストレ
ループ・イフダンB50_50 GBP/JPY(年間平均利益419,150円(最大ポジション数設定なしのバックテストに基づく))
ループ・イフダンB100_100 GBP/JPY(同上235,000円)
ループ・イフダンB150_150 GBP/JPY(同上167,250円)

●結果、考察。(史上最安値116.81円(2011年9月22日))

★ポンド円50 ↓
値幅50ループイフダン最大ポジション数毎の損失
史上最安値まで離れているので、そこまで下落しても大丈夫という戦略だと多くの資金を必要とします。
資金100万円だと最大ポジション数でいうと20でもギリギリであり、ポンド円はボラティリティが大きいことを考えると、ちょっと取引レンジ(利益が得られる範囲。表の赤)が狭いです(-10.0円まで)。

最大ポジション数50では取引レンジ-25円まで、損失(含み損)が100万を超える(表の青が目印)のは-35円です。最大ポジション数をそれ以上増やしても損失100万に達するレートはあまり変わりません。
 
スワップは1万ポンドあたり20円であり(2014年6月30日時点)、単純計算だと1000ポンド、ポジション数50のときには一日あたり100円(年間36,500円)なので取引レンジを外れたらスワップで我慢という戦略もアリだと思います。
 
★ポンド円100 ↓
値幅100ループイフダン最大ポジション数毎の損失
資金100万円で65円の下落に耐えるには最大ポジション数でいうと20以下にしなければならず、ちょっと取引レンジ(利益が得られる範囲。表の赤)が狭いです(-20.0円まで)。

最大ポジション数30以上ではいずれも-50.0円あたりで損失が100万を超えます。

★ポンド円150 ↓ 
値幅150ループイフダン最大ポジション数毎の損失
最大ポジション数を設定しなくても60円程下落したあたりで損失が100万円になります。
取引数量が1000だと利益が少ないので(バックテストによると年間平均167,250円)、資金に余裕を持たせて取引数量を増やしつつ最大ポジション数を設定してもよいと思います。

●参考:ポンド円、10年分、月足チャート。 
ポンド円10年分、月足チャート、ループイフダン検証ブログ

●関連記事。
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