●ループイフダンの含み損についての考え方。
ループイフダンでは基本的には下落時にポジションを取るため高値更新した時以外はほとんど含み損を抱えることになります。(トラリピ等にも言えることです)

これは悪いことではなく、含み損を抱えるからこそコンスタントに(値幅分動く毎に)利益を出せるのであり、これがループイフダンの強みです。

そこで、理想的なシステム停止のタイミングを紹介します。

●高値付近でシステムを止めると損失が少ない。
システム停止時において、システム稼働時からのトータル損益がプラスになるかは、次式により決まります。

 システム稼働時からのトータル損益=それまでの決済利益+スワップ損益-含み損

「含み損(下落時損失)」は「システム稼働後の最高値」と「システム停止時のレート」により決まるので、この値が小さければシステム停止時の損失が小さくて済みます。
(含み損(下落時損失)の計算方法はこの記事(目安資金)で、「システム稼働後の最高値」から「システム停止時のレート」を引いたものを「下落幅」とすればよいです。)

そのため、損失を少なくしつつシステムを停止させる最適なタイミングは、含み損が小さい時であり、具体的にはレートがシステム稼働後の最高値に近い時ということになります。

高値更新した時の注意点をこの記事で書きましたが、高値更新した時にこれ以上は上がらないと考えるなら、システムを停止させることも検討するとよいと思います。

ループイフダンを停止させるタイミングは、相場状況を変える程の大きなニュースが出た時や、トレンドラインや節目となる数字等、テクニカル上で重要なレートを割る時等がよいことが多いです。

●決済利益・スワップが大きいならプラ転しやすい。
それまでの決済利益やスワップ損益が大きい場合は含み損が大きくてもトータル損益がプラスになることがあります。
 
決済利益やスワップはロスカットされない限り、普通は長期で運用していけば自然と増えていくので、高値に近づけない場合でも長期でプラ転するのを待つといった戦略も可能です。
豪ドル円のようにスワップが大きい通貨ではこうした戦略が特に有効です。

上がると思うなら買いポジションを持ち続けるのが普通ですが、長期でみても上がりそうにないとか、下がると思うようなら損失が膨らむ前に止めてしまうのもよいでしょう。

●システムを停止させた後の戦略。
システムを停止させた後にどうするかは相場観次第です。
もっと上がると思うなら下落時損失を考慮して取引数量を小さくしたり値幅の大きいシステムに変えて買い続けるというのもよいと思います。

これ以上は上がらないと思って買いシステムを停止させた場合は、相場が下がると予想して売りシステムを稼働させるでもいいですし、何もしないのもアリだと思います。

下がると思う時に値幅の大きいシステムで再び買うのも一応ありですが、このシステムの通算損益を黒字で終わらせるにはやはり今のレベル(自分がこれ以上上がらないと思い買いシステムを停止させたレベル)付近までレートが上がるのを待つことになり気の長い投資になる可能性があります。(もちろん、レートがそこに戻らなくても決済利益やスワップが多ければ黒字になることもあります。)

両建てループイフダンは注意すべきポイントが多いのでこちらの記事も参照して欲しいのですが、理想的な終わり方についても説明します。(トラリピ等で両建てした時にも当てはまる話です) 

両建てした場合、大抵は買い、売り両方のシステムで含み損を抱えることが多いです。
ですが、「システム稼働後の最高値」に近づいた時には買いシステムはほとんど含み損がなく、売りシステムは含み損が多い状態になります。

このタイミングで買いシステムのみを停止させればほとんど損失を確定させることなく売りシステムだけに切り替えることができ、ここから下落した場合にも含み損が膨らむことがなく、売りシステムでの決済利益が得られます。

注意点としては、売りシステムのみになった場合、スワップ損失が大きくなりやすいです。
また、さらに上昇した場合、買いシステムの利益で売りシステムの含み損をカバーするといった効果がなくなるので上昇時の損失を評価し直す必要があります。
両建てループイフダンの理想的な終わり方2

●もう1つの方法。高値と安値の中間で両建てループイフダンを決済。
  
上記よりは確定損失が大きくなるためあまりお薦めできませんが、高値と安値の中間付近で両建てループイフダンを決済すると、高値付近で買いと売りを全て決済する時より確定損失が小さくなります。

含み損は下落幅が大きくなるほど増えるので、買い・売り両方の下落幅が小さくなる高値と安値の中間付近であれば、買い・売りそれぞれの含み損が小さくなるためです。

例:ドル円B15、S15では
0円下落時(上昇時)の損失は0円、
5円下落時(上昇時)の損失は85,833円、
10円下落時(上昇時)の損失は338,333円です。
 
そのため、値幅10円の両建ての場合、
高値(10円上昇時) の損失
0円(買いポジの含み損)+338,333円(売りポジの含み損)=338,333円
ですが、

5円
上昇時(下落時)の損失
85,833円(買いポジの含み損)+85,833円(売りポジの含み損)=171,666円
で済むので、確定損失を半分近くに減らすことができます。
(なお、安値(10円下落時)の損失は高値(10円上昇時)の損失と同額になるので省略)
両建てループイフダンの終わり方2
(参考情報。2016年9月26日のバージョンアップ前はシステムを停止させる時は一気に全てのポジションを決済し、その損失を確定する仕様でしたが、バージョンアップによりループイフダンを停止してもポジションが決済されないよう改善されました。)

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