雇用統計が予想より強かったことで株高、円安のリスクオンとなっています。ドル高にはなっておらず、先日のFOMCの影響が残っています。FOMC後の株高がすぐに止まったことから見ても、雇用統計後の株高も長続きしない可能性があります。今年は上がってもすぐ下がるという展開になりやすいので、過度な楽観はせず慎重にループイフダンを使っていくのがいいと思います。

良好な米企業決算で株高、ドル高が続いています。ドル円は110円付近で膠着状態となっています。基本的にはこのままリスクオンが続きやすいですが、今日の日本時間11時にトランプ一般教書演説があり、サプライズの可能性もあるので一応注意して下さい。

米中協議が不調との要人発言や、欧州委員会による主要国の成長率予想引き下げなどから株は売られていますが、為替は相変わらず小動きとなっています。今年の焦点はアメリカ不景気入りですが、他の国でもその動きが織り込まれつつある状況なので、景気見通しが厳しくなるのは当然です。日本株についても当然ながら同様の傾向にありますが、国内メディアはバイアスのかかった情報が多く、未だに「アベノミクスで株高」という趣旨の扇動報道も多いので騙されないよう注意して下さい。

目立った新規材料がなく前日からの流れを引き継ぎ株安となりドル円は小動きとなっています。ユーロドルは下落が続き、再びレンジ下限の1.13がターゲットになっています。来週は日本が３連休となり、年初のような急激な円高仕掛けに注意が必要です。同じことが繰り返す可能性は低いですが、こういう連休に限った話ではなく常に急落リスクはあることを忘れないで下さい。

トランプがついに妥協し十分な壁予算を含まない予算案にサインしたことでリスクオンの株高、債権高、円安が進んでいます。ドル円は前日の流れが続き110.65まで高値更新しました。トランプが「妥協」という選択肢を選んだことは大きな進歩です。米中摩擦でも多少の譲歩がされる可能性が高くなっており、相場的にもよい方向性だと思います。ダウも年初から上げ基調が続いており、今年の見通しはかなり改善しています。

米消費者物価指数が予想より強かったことや米中協議が順調との要人発言などから株高、ドル高、円安となり、ドル円は111.05まで高値更新しました。ユーロドルも1.13を割り年初来安値を更新する強いドル高、ユーロ安の流れとなっています。米中問題などを乗り越えて、ようやくまともな相場に戻ってきたという印象であり、よほど悪い新規材料がなければこのまま堅調な相場が続きそうです。

弱い小売指標で株安、円高となっています。小売指標は政府機関閉鎖の影響もあって下振れしているとの見方もあり、単に調整の材料に使われただけだと思います。トランプは予算案にサインするが非常事態宣言を行うとの報道が出ており、こちらについては今後また問題視されるかもしれません。

米中貿易協議で多くの点で合意できたとの報道などから株は大きく買われていますが、為替は調整ムードが続いています。来週月曜がアメリカ祝日だという点を考慮しても、株に比べて為替の動きが弱くなっているのがやや気になるところです。ドル円やユーロドルではレンジ抜けを達成し、通常ならもっと強気ムードに転換してもおかしくない状況だっただけに、実に期待ハズレな展開です。こういう相場は突然崩れるということも多いので注意して下さい。

アメリカ市場が祝日のためお休みとなっており、為替相場も小動きとなっています。以前から書いているように相場の中心は米株（特にダウ）であり、為替も米株の動きに大きく左右されます。為替だけを見る場合でも、東京時間や欧州時間の動きよりNY時間の動きの方がはるかに重要です（相場を動かす力（マネー、重要情報）の動きが最も活発だからというのが主な理由）。ですので、アメリカ市場がお休みの時に相場分析をしてもほとんど意味がなく、今後の相場をしっかり見ていく必要があります。

米中貿易協議や明日のFOMC議事録を警戒して膠着相場となっています。ダウが昨年12月の急落前の高値に近いところで足踏みしている状況です。好材料があれば超えられそうな勢いであり、ここをこえれば再び史上最高値を狙う強い展開に戻り、為替でも円安が進みやすくなると思います。

FOMC議事録で弱気な景気見通しが確認され、利上げが遠のき株高、円安となっています。ドル円の上値は重いもののリスクオンが続いており、このまま111円を狙う展開になりやすいです。米中協議も順調のようでしばらくは安定した相場となりそうです。

弱い米指標で米株は売られていますが、為替は小動きとなっています。米中協議はトランプと劉鶴副首相が会談すると報道されており、一定の進展がありそうです。最近の為替は停滞気味でしたが、最注目の米中交渉が好転すれば相場もポジティブに反応しやすいので、そろそろレンジを抜けるかもしれません。

パウエル議会証言は先日のFOMC議事録と同様の内容でサプライズはなく、市場はほとんど反応していません。やや期待外れな動きではあるものの、大量出尽くしで売られるという程の悪い流れでもなく、元の水準付近でもみ合いになっています。こういう時は今までとは異なる材料に反応しやすいので、米朝首脳会談やイギリスEU離脱ネタにも注意して下さい。

米朝首脳会談で合意が得られず株安となっていますが、強い米GDPを受けてドル高、円安となり、ドル円は111.49まで高値更新しました。ドル円はきれいな上昇トレンドが続いており、さらに上値を伸ばす展開となりそうです。株は昨年の高値に近づいてから徐々に上値が重くなっています。米中問題が鍵なので、決定打が出るまではもう少し膠着状態が続きそうです。