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カテゴリ: iサイクル注文、トラッキングトレード等

iサイクル注文の新機能「トレンド」を紹介し、そのメリット、デメリット等を検証します。結論から言うとテクニカル次第なので勝てません。


iサイクル注文新機能「トレンド」とは?

トレンドが上昇か下降かをシステムが判断し、自動で買い・売りを切り替えつつiサイクル注文を継続する機能です。

従来のiサイクルでは自分でトレンドを判断して「買い」か「売り」を選択する必要がありましたが、今後は第3の選択肢「トレンド」機能を利用することにより、
 ①最初からシステムが自動でトレンドを判定して買い・売りを選択し、
 ②稼働後もリアルタイムでレートを監視しトレンドが変わったと判断した時に自動で買い・売りの切り替えをしてくれます。

iサイクル注文「トレンド」のイメージ図
①最初に稼働させる時(取引開始時) ↓
iサイクル注文トレンド機能。取引開始時①

②取引開始後のトレンド転換時 ↓
iサイクル注文トレンド転換時②

トレンドの判断はローソク足のテクニカル分析で行われます。
ループイフダンやトラリピ等の他社にはない新しい機能なのは確かです。
2017年3月20日(月)にリリースされました。

イメージとしては「iサイクル注文」と「テクニカルによる自動トレンド判定(自動売買)」を組み合わせたもので、今までの買いまたは売りを完全放置するiサイクル注文よりもアクティブな運用をすることになります。

以下で詳しく解説しますが、ポイントは「テクニカルによる自動トレンド判定」と、「トレンド転換時の挙動」であり、かなりの確率で負けるシステムだと思います。

「トレンド」機能のメリット

テクニカルが当たる時なら「トレンド」が有効

テクニカルでトレンドが綺麗に判定できる相場では、自分でiサイクル注文を調整するより強いと思います。
特に下落相場で買いのiサイクル注文が損切りされ続ける状況よりは、自動で売りに転換してくれる方が利益は大きくなります。

自分で停止のタイミングを見極められない人や、最大ポジション数等の決め方がいい加減な人にとっては、「トレンド」機能に任せた方がいい場合もあるかもしれません。

相場の方向性や、買・売の判断不要

相場の方向性(トレンド)などは自分で考えるというのが投資の大原則なのですが、「トレンド」機能を使えば一応それを省略できます。
シストレ(テクニカルによる自動売買)等によく使われる宣伝文句です。

【注意】トレンド機能の説明のため無理やり書いているだけで、個人的にはメリットというのも嫌な位ですし、これを勧めるつもりはありません。むしろこうした詐欺的な宣伝文句は大嫌いですし、こんないい加減な姿勢では勝てないことを後術します。

使い方は簡単

今までのiサイクル注文の使い方とほぼ同じで、「買い」、「売り」を選択する代わりに「トレンド」を選択するだけです。
 
「ランキング方式」はポジション方向で「トレンド」を選択(下図のオレンジ)するだけです。

【注意】 ランキング方式では、トレンドの自動切り替えによる損切りは「損切り回数(下表)」としてカウントされていないようです。トレンド切替がないまま損切りされた回数のみがカウントされています。
iサイクル注文「トレンド」ランキング方式

「ボラティリティ方式(自分で想定変動幅などを入力する方式)」の場合はさらにテクニカルやローソク足(足種)を以下の候補から選択できます。(下図)
  • テクニカル(移動平均線、MACD)
  • ローソク足(移動平均線では4時間足、12時間足、日足、週足、月足。MACDでは1時間足、12時間足、日足、週足、月足)
iサイクル注文「トレンド」ボラティリティ方式

「マトリクス方式」は「注文間隔(値幅)」と「想定変動幅(想定レンジ幅)」からなる損益表から選択する方法であり(下図)、こちらで「トレンド」機能を利用する方法まだ公開されていません。
テクニカル、ローソク足の設定ごとに表示するとかなりの量になるので、選びにくいかもしれません。
順次リリース予定とのことですが、2017年3月22日時点でまだリリースされていません。
iサイクル注文「トレンド」マトリクス方式
 

「トレンド」機能のデメリット

損切り連発で負け越しに

トレンド転換時の挙動が厄介です。
「トレンド」機能ではトレンド転換時にそのiサイクル注文が持つポジションを全て成行で決済(損切り)し、約定していない注文は全てキャンセルされます。
 
残った注文がキャンセルされるのは全く問題ないのですが、損切りは特に厄介であり、その損失を取り戻すのが難しいです。

例えば、買いのiサイクル注文で始まった場合、天井からある程度下落した時にトレンドが転換したと判定されるため、トレンド転換時には必ず含み損のポジションを損切りすることになります。

その後、長期下落相場になるのであれば損切り分の損失を取り戻せますが、1年の8割はレンジと言われる通り、実際には多くの場合レンジ相場となり、ある程度下落したらまた反発してしまいます。

そのため、結局損切りを繰り返しトータルの損益もずっとマイナスという状況に陥りやすいです。

損切りすることなくレンジ相場を細かく利益化するのがiサイクル注文やループイフダン等の連続売買の最も効率的な使い方なのに、トレンド判定による自動切り替えを無理やり組み込んだら、レンジ内で損切りを繰り返す極悪なシステムに成り下がります。

トレンド判定による買い・売りの自動切り替えは、いわゆるシストレ(テクニカル分析に基づく自動売買)ではよく行われているものですが、そのようなポジションが一つの単純なシストレでも勝てないのに、それよりポジション数や含み損などのリスク管理が難しいiサイクル注文で勝つのはさらに困難です。

もし本当に「トレンド」機能を一度設定するだけで勝ち続けられるなら夢のようですが、いつも言っているように「投資に必勝法はありません」。
現状で公開されているシステムの仕様から考えれば、「トレンド」機能で勝てる可能性は限りなく低いと思います。

このようなシステムを開発する際、普通ならある程度はバックテストを行うはずなのですが、外為オンラインはそれをやっていないか、後回しにしているのかもしれません。

トレンド転換時に同じ設定で継続

買・売の自動切替では、取引数量や最大ポジション数などが取引開始時と同じ設定にされます。
 
取引数量や最大ポジション数は相場の方向性やファンダメンタルズ、現在レート等をよく見て決めるべき重要な項目であり、取引開始時と同じ設定にするのが妥当だとは到底思えません。

従来のiサイクル注文と同じ感覚で取引数量等の決めてしまうと、予想以上に損失が拡大する可能性があります。

適切な取引数量、最大ポジが不明

「トレンド」機能に合わせた取引数量等の決め方は、「テクニカルによる自動トレンド判定」に合わせて決める必要がありますが、これはバックテスト等に基づくいい加減な手法がしかないのが実情です。

しかも、いわゆるシストレ(テクニカルによる自動売買)と同様に、その仕様が公開されていないため自分でバックテストするのは不可能ですし、業者の提供する都合のいいところだけを切り取った情報を信じるしかなくなります。

これでは取引数量や最大ポジション数をいくつにすればいいかわからず、シストレを勧めるうさん臭い業者やアナリスト等の言うとおりに設定して結局損をするのと同様に、悲惨な結果になるのが目に見えています。

テクニカルによる自動売買は業者必勝、顧客必敗

断言しますが、テクニカルによる自動売買や自動トレンド判定は業者必勝、顧客必敗の詐欺的なシステムです。
以下の記事で詳しく解説しているので未読の方は必ず参照して下さい。

テクニカル・シストレのデメリット。テクニカルで最も重要なこと

まだリリースされていない機能なので今後実物を詳しく検証した上でその評価を続けていきますが、上記記事に書いた通り、「トレンド」機能は「テクニカルベースの自動売買は絶対やってはいけない。業者必勝、顧客必敗」に該当する可能性が高く、過剰な期待をすべきではありません。

あまり否定的なことばかり書くのは気が引けるのですが、利益を最大化すべく利用者目線で正直に考えれば、やはり「トレンド」機能は使わない方がよいと思います。

●その他の注意点。
「トレンド」機能は利用できる口座数が制限され、選択した注文設定が登録できない場合があります。
また、店頭取引におけるiサイクル注文でのみ利用でき、くりっく365では使えません。

今まで通り、買いまたは売りだけのiサイクル注文も当然に利用できます。

複数のiサイクル注文同時稼働OKに

「トレンド」機能とは無関係な話ですが、同日に発表されたいいニュースも紹介します。

今まではiサイクル注文には同じ通貨では買い・売りそれぞれ一つづつしか稼働できないというデメリットがありましたが、2017年3月20日(月)の「トレンド」機能リリースと同時に、複数のiサイクル注文が同時稼働できるようになります。

これにより、例えばドル円値幅15pips買いのiサイクル注文を2つ以上同時に稼働させることができますし、もちろん値幅や取引数量、最大ポジション数などを変えたiサイクル注文も同時稼働できます。

さらに、iサイクル注文だけでなく「サイクル注文(追従機能なしのiサイクル注文)」も複数同時稼働できるようになったようです。(公式発表はないですが2017年3月6日確認済み)


iサイクル注文「トレンド」の特許

特許出願中とは公表していませんが、iサイクル注文では特許を出願していたのでこの機能にも特許出願している可能性があります。
トラリピのマネースクウェア・ジャパンとの特許侵害訴訟では外為オンラインが全面勝訴しており、今後も特許侵害となる可能性は低いと思います。

訴訟経過は以下の記事を参照して下さい。

トラリピ・iサイクル注文の特許侵害訴訟を解説【トラリピ敗訴→控訴中】 

特許侵害訴訟でマネースクウェア・ジャパンに勝ち、勢いづいているのは結構なことですし、私としても外為オンラインを応援したいと思っていますが、「トレンド」機能のような余計なシステム開発に投資する位なら手数料を無料化して欲しいと思います。

ループイフダンの方が有利

「トレンド」機能はともかく、複数同時稼働できるようになったのは大きな改善であり、ループイフダンと比べても機能面での違いもほとんどなくなり、iサイクル注文が大幅に使いやすくなったのは確かです。

しかし、手数料やスプレッド、スワップを考えるとやはりループイフダンの方が有利です。(下表)

通貨ペアが多いというメリットはあるので、NZドル円のようにループイフダンにない通貨ペアで取引するならiサイクル注文がよいと思います。

iサイクル注文、ループイフダン、トラリピ比較スプレッド
↑スプレッドと手数料の合計で比較。カッコ内はスプレッドのみの値。1000通貨で比較。

iサイクル注文、ループイフダン、トラリピ比較スワップ
↑ 買スワップ/売スワップのように表示。1万通貨あたり。2017年2月27日時点

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 (更新履歴:2017年3月1日投稿、2017年3月20日更新)
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iサイクル注文、サイクル注文の外為オンラインがトラリピのマネースクウェア・ジャパンに特許侵害差止請求訴訟を起こされました。その経過、今後について解説します。


マネースクウェア・ジャパンと外為オンラインの訴訟経過

時系列で状況説明します。

2015年2月19日。特許侵害訴訟の提起

マネースクウェア・ジャパン(マネースクウェアHD)は、外為オンラインの「サイクル注文」及び「iサイクル注文」がマネースクウェアHD保有の①特許第5525082号、②特許第5650776号を侵害することを理由として、サービスの提供差止めを求める訴えを提起。(事件番号:平成27年(ワ)第4461号)
 
2015年2月25日。外為オンラインに問い合わせてみたところ、以下の回答。
  • 訴状が届いていないのでコメントできない、
  • 訴状が届くには1週間程度かかるだろう、
  • 届いてから対応を決め公表する。
2015年3月11日。訴状が届いており、その内容を精査して対応を検討中とのこと。

2015年11月6日。③特許第5826909号も侵害するとして訴えを追加的に変更しました。
当初の特許だけでは勝てそうにないため、苦し紛れに新たな訴えを追加しただけのようです。(勝てる自信があるならこんなことはしない)
あくどい会社がよく行うベタな戦術です。

2017年1月20日。マネースクウェア・ジャパン上場廃止

トラリピのマネースクウェア・ジャパンはループイフダンに顧客を奪われ衰退傾向が続き、ついに外資系ファンド「カーライル・グループ(インフィニティ)」に買収され上場廃止となる。訴訟はそのまま継続。

なお、マネースクウェア・ジャパンはインフィニティに買収(合併)されることを知らせる文書において、「資産運用を通してNIPPONを裕福にする。」という書くのも恥ずかしいようなビジョン(なぜか日本をNIPPONと表記)で再生を目指すと宣言していますが、他社と比べても非常に高い手数料を顧客から取っており、それにも関わらず自社すら裕福に出来ずに上場廃止に追い込まれた会社が、どうやって「NIPPONを裕福にする」つもりなのか、理解に苦しみます。

トラリピが人気だったのは過去の話であり、その背景等は以下の記事で詳しく解説しているので参考にして下さい。
 

2017年2月10日。トラリピ敗訴

東京地方裁判所において、外為オンラインの主張が全面的に認められた判決が言い渡され、マネースクウェア・ジャパンは敗訴しました。

外為オンラインのサービス「サイクル注文」、「iサイクル注文」はいずれも①特許第5525082号、②特許第5650776号に抵触せず、③特許第5826909号(後で追加した特許)が無効であるというもので、差止めを認めませんでした。
 

2017年2月24日。トラリピ控訴

マネースクウェアHDは判決を不服として知的財産高等裁判所に控訴を提起しました。
単なる時間稼ぎに過ぎず、控訴審で勝つ可能性は限りなく低いと思います。

その他の訴訟等

上記の訴訟がメインですが、これと平行して次の訴訟と無効審判も起こされています。

2016年6月29日。新たに特許侵害訴訟(4つ目の特許)

「iサイクル注文」が特許権(④特許第5941237号)を侵害していると主張し、その差止めを求める訴えを提起。
http://www.m2hd.co.jp/pdf/press/280629_InjunctionLawsuitBasedOnPatentRights.pdf

①から③の特許でも勝てなそうだから、数撃ちゃ当たる方式で追加してきたようです。
こちらは2017年2月27日時点で訴訟が進行中ですが、マネースクウェア・ジャパンが負ける可能性は高いです。

2016年2月4日。特許の無効審判請求

外為オンラインはマネースクウェア・ジャパンの①特許5525082号、②特許5650776号が無効だと主張したが、特許庁は無効ではないとの審決を出し知財高裁に控訴中。

特許庁では特許①、②は無効ではないと判断されたものの、知財高裁に控訴中のメインの侵害訴訟では特許侵害ではないとの判決が出ているため、仮に控訴審でも①、②特許が無効でないと判断されたとしても外為オンラインの「サイクル注文」、「iサイクル注文」が差し止めされることはありません。

審決日(平28.12.12)
控訴日(平29.1.20)  知的財産高等裁判所 第2部
出訴事件番号
 平29行ケ10024 ①特許5525082号
 平29行ケ10025 ②特許5650776号

今後も情報が入り次第、内容を更新します。

訴訟によるユーザーへの影響

ユーザーが気になるのはポジションがどうなるかということですが、これについては、
  • 最悪の場合でもiサイクル注文・サイクル注文が新規ポジションを取らなくなるだけ、
  • 即ポジションを強制決済ということはないという方針は確定、
  • 現在手動でiサイクル注文を停止する場合と同様に、指値で好きなタイミングで決済できるようにする、
とのことです。
仮に差し止めされても法律上この対応は可能なので、そうする可能性は高いと思います。

訴訟で争う余地は十分にあり、現に一審の東京地裁では特許侵害ではないと判断されており、今後も差し止めされる可能性が高いとも思いませんが、最悪の場合でも上記のようになるので顧客としてはひとまず安心してよいと思います。

ループイフダンは特許侵害なし

アイネット証券に確認したところ、ループイフダンが訴訟・警告等を受けたという話はないそうです。
 
ループイフダンは、トラリピ同様に一定値幅で売買を繰り返すという機能を持ちますが、指値ではなく成行で発注したり、売買レートを指定できない等、トラリピとは仕様が大きく異なることや、iサイクル注文より1年程先にサービスを提供している人気システムなのに訴訟を起こされていないことからみて、今後も訴訟を起こされる可能性は低いと思います。

専門家にも確認しましたが、やはり同じ見解でした。マネースクウェア・ジャパン(m2j)の特許はm2jで提供しているシステムがベースのものばかりなので、根本的にシステムが違うループイフダンに適用するのは難しいようです。
 
トラリピより低コストで使いやすいので、もしiサイクル注文が使えなくなったらループイフダンに乗り換えるのがよいと思います。 

iサイクル注文とトラリピ、ループイフダンの利益差まとめ

外為オンラインのiサイクル注文、サイクル注文と、トラリピ、ループイフダンを比較すると、
 ループイフダン(有利)>外為オンライン>トラリピ(不利)
の順になります。

以下、各項目について詳しく比較します。

スプレッド比較

下表の通り、
  • ループイフダンは低スプレッド&手数料無料なのに対し、
  • 外為オンラインはスプレッドは小さいものの往復4pipsの手数料がデメリットであり、
  • トラリピはスプレッドも高いですし手数料はなんと10pipsという業界最悪の水準なので、
スプレッドと手数料による利益差からループイフダンが最も有利という結論になります。

iサイクル注文、ループイフダン、トラリピ比較スプレッド
↑スプレッドと手数料の合計。カッコ内はスプレッドのみの値。1000通貨で比較。

スワップ比較

スプレッドもほとんどの通貨でループイフダンの方が他社より有利です。(下表)
iサイクル注文、ループイフダン、トラリピ比較スワップ
↑ 買スワップ/売スワップのように表示。1万通貨あたり。2017年2月27日時点

機能比較

機能面でもループイフダンはiサイクル注文より優れています。
ループイフダンは2016年9月のバージョンアップによりサイクル注文と同じように追従する機能や自動損切りする機能が追加され、ほぼ同じ機能になりました。

また、iサイクル注文では、1つの通貨につき買・売それぞれ1つまでしか稼働できないというデメリットがありますが、ループイフダンではそのような制限がなく同時に同じ値幅のループイフダンを複数稼働できるようになったため、ループイフダンに変える方がよいと思います。

トラリピは値幅を自由に設定できるというメリットがありますが、スプレッドと手数料という投資において最も重要なコスト面での条件が悪すぎるため、値幅をどれだけ工夫してもループイフダンより利益が大きくなることはなく、あえてトラリピを使うべき理由はありません。

利益比較

トラリピとループイフダンを比較すると、ループイフダンの利益の方が11から78%も大きいです。(下表)
左のループイフダンと同じ値幅でトラリピすると右の割合だけ利益が小さくなります。(詳細はバックテストで検証)

ループイフダンとトラリピの利益差

スプレッドと手数料により上記のような利益差がでるため、iサイクル注文とループイフダンを比較した場合も、同様にループイフダンの方が有利だと証明できます。
 

専門家の見解

随時追加していく予定です。
  • どちらの特許も請求項で限定される構成がiサイクル注文、サイクル注文とは異なる部分が多いため、m2jは強引な請求項解釈をして侵害を主張する可能性があり、裁判で認められるとは限らない。iサイクル注文、サイクル注文がシステム内でどういう処理をしているかが公開されていないので、その内容によってもより明確に侵害を回避できる可能性がある。
  • iサイクル注文リリース前から公開されていた特許出願の特許なので外為オンラインも回避策を検討している可能性がある。
  • 特許侵害しない理由だけでなく、そもそもm2jの特許が無効であると主張して争うのが定石。特許庁の審査や無効審判での判断は甘いが特許侵害訴訟では厳しく判断されるので特許が無効になる可能性がある。(2017年2月27日更新)
  • マネースクウェア・ジャパンは他の特許でも争うポーズを見せていますが、実際は専門家から見ればその他の特許も抜け穴だらけとの情報もあり、今後もマネースクウェア・ジャパンが訴訟を起こしても負け続けると思います。(2017年2月28日更新)

双方への影響

マネースクウェア・ジャパン(m2j)は特許頼みの経営状態なので、訴訟で勝てなかったり特許が無効になると大きく信頼を失うことになり、経営的にも大打撃になるでしょう。

ループイフダンに顧客が流れ収益が悪化したため既に上場廃止になっており、数少ない広告材料の東証一部上場という肩書も使えなくなっています。
最後の武器である特許ですら無価値であると証明されており、もはや風前の灯という状況です。

一方、外為オンラインにとっては、iサイクル注文は主力商品ではないので会社の収益的にはほとんど影響はないと思います。(iサイクル注文が差し止めされたらユーザーの反感を買うのは確実ですが。)

なので、訴訟と言っても温度差のある争いになりそうですが、ぜひ外為オンラインには全力で戦って勝訴して欲しいと思います。

外為オンラインを応援しましょう!

私も弁護士、弁理士等、法律・特許に詳しい人に声をかけまくって情報を集めていく方針です。
 
特許と高い手数料でユーザーを苦しめるマネースクウェア・ジャパンの対応に憤りを覚える人は多いと思うので、特許や法律に詳しい人がいたら外為オンラインが訴訟で有利になるよう私や外為オンラインに情報提供して頂ければ幸いです。

特許侵害訴訟では特許無効理由や特許を侵害しない理由が特に重要なので、問題の特許第5525082号及び特許第5650776号について何かご存知の方がいたらご協力お願いします。
新たな情報が入ったら随時記事を更新します。

私に連絡する場合は下記リンク(非公開)かコメント(原則公開されます)でお願いします。
http://message.blogcms.jp/livedoor/todai7/message

外為オンラインの連絡先は以下。
https://www.gaitameonline.com/contactInput.do

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  (更新履歴:2015年2月5日投稿、2017年2月27日更新)
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マネーパートナーズ(マネパ)の連続予約注文のメリット、デメリットやトラリピ等との比較、使い方等を検証します。
連続予約注文でトラリピやループイフダンのような取引が出来ます。

実際に使って見ましたが、マネパnanoならドル円0.3pipsという最狭水準のスプレッドで取引でき、操作も簡単なのでこれから流行ると思います。

なお、くりっく365にあった連続注文とよく似ていますが、特許出願済(特願2014-176362)のようです。

★連続予約注文とは何か。(公式サイトより)

●最大20件まで連続させて予約発注可能(20回までリピート可能)。
連続予約注文とはあらかじめイフダン注文を最大20件まで同時に発注できる注文方法です。(IF-OCO注文も可)
 
前の注文が約定したら次の新規注文を発注するというもので、公式サイトの図(下図)では買い下がるように連続予約していますが、同じレートでイフダン注文を連続予約すればトラリピやループイフダン、iサイクル注文等のような取引が出来ます。
マネパ連続予約注文とは。ループイフダン検証ブログ
●連続条件。
トラリピは利食いのみに連続させる仕様ですが、連続予約注文では注文が連続する条件は2つから選択できます。

○連続条件1:『前注文の利食い約定時』
前注文の利食い決済注文が約定すると、次の新規注文が発注されます。(損切りとなった場合は連続せずに終了)
これによりトラリピのような取引が出来ます。 

○連続条件2:『前注文の新規約定』
前注文の新規注文が約定すると、次の新規注文が発注されます。(前注文が損切りとなった場合でも終了とはなりません。)
 
これによりトラップトレードのように同時に複数のイフダン注文を発注する等の使い方ができそうなので、今後検証していく予定です。
デフォルトではこちらが選択されているので注意して下さい。

●必要証拠金は1注文分のみで発注が可能。
次の注文発注時にその都度必要証拠金チェックを行うので、注文数が多くても証拠金が増えることはありません。
 例:USD/JPY 1万ドル買い×10個でも発注時の必要証拠金は10万ドル分ではなく1万ドル分のみで済みます。


★連続予約注文でトラリピする方法(発注方法)。 
クイック発注ボード(下図)の注文方法を選択するアイコン(下図青丸。デフォルトはストリーミング)をクリックして「連続予約」にし、レートや取引数量等を入力して「続けて注文を入力する」(赤丸)をクリックします。

一度入力した情報がそのまま保存されているので、2件目以降は再び「続けて注文を入力する」(赤丸)をクリックするだけで次々に連続予約でき、簡単にトラリピのような取引ができます。
マネパ連続予約注文の発注方法。ループイフダン検証ブログ
利食いレートは右上の歯車アイコンから好きな利食い幅を設定しておき、1クリックで入力できる機能があるので簡単ですし(図では10pipsに設定)、その右欄から注文毎に一つ一つ入力することも可能です。
損切り注文も同じく簡単入力できますが、発注しないようにもできるので、戦略の幅も広いです。

図の下側の表が発注予定の注文一覧で1回クリックするだけで注文数を増やせるのでとても簡単で、初心者にも使いやすいですし、私も気に入りました。


★★★連続予約注文のメリット、デメリット

★連続予約注文のメリット。
●20回までリピート注文可能。
利食い注文約定後に次のイフダン注文(IF-OCO注文も可)を発注することが出来るのでトラリピ(リピートイフダン)のような使い方が出来ます。
 
1つの注文に連続予約できる件数は20件までなので、最大20回までリピートできます。
その都度注文を入れ直して手動でトラリピするより圧倒的に楽になります。

●スプレッドが業界最小水準!ドル円0.3pips。
マネパnanoはドル円0.3pips等、スプレッドが業界最小水準です。
しかも指標時等でもスプレッドが広がりません!(2014/3/1~8/31実績、FOMC、雇用統計などの重要指標発表時を含む)。

スプレッドの小さい業者でも雇用統計等ではスプレッドが広がるところが多いので、これほどよい条件の会社はないと思います。
トラリピはドル円4pips+10pipsの手数料(1000通貨の場合)なので圧倒的に小さいですし、ループイフダンの2pipsよりも小さいです。
 
マネパnano PFX ループイフダン トラリピ
ドル円 0.3 0.5 2 14
豪ドル円 0.6 1.2 4 16
ユーロ円 0.5 1.1 3 15
ポンド円 0.9 1.9 5 18
(PFXはマネパ通常口座。トラリピは1000通貨の手数料込みコスト)
 
マネパnano(パートナーズFXnano)は1注文の取引数量が10万通貨までという制限がありますが、マネパ通常口座(パートナーズFX、PFX)なら制限はないですし、PFXもドル円スプレッド0.5pipsと小さいです。
マネパnanoとPFXは同時に口座開設することになりますが、マネパnanoを使った方がよいと思います。

●スワップも業界最良水準!
マネパ通常口座(PFX)とマネパnanoではスプレッドだけでなくスワップも違います。
 
比較サイト等ではPFXのスプレッド、スワップが掲載されることが多いためマネパは過小評価されがちですが、マネパnanoはスプレッドもスワップもかなりよい水準です。

売りのマイナススワップが小さいので売り注文の際に有利です。
また、買いと売りの差が小さいのも特徴で両建てにも有利です。
 
マネパnano PFX ループイフダン トラリピ
ドル円 2/-3 1/-27 0/-10 2/-22
豪ドル円 55/-58 46/-72 45/-60 47/-67
ユーロ円 -2/2 -24/2 -20/10 -20/0
ポンド円 21/-21 20/-50 5/-25 14/-34
(買スワップ/売スワップのように表示。)

●リピートだけでなくレート等を変更して連続予約できる。
トラリピでは同じ注文を繰り返すだけですが、マネパの連続予約注文では各注文レートを指定できます。
そのため、次のイフダン注文のレートを前の注文より小さくして買い下がることも出来ます。
 
また、買いイフダン注文を利食った後に売りイフダン注文を連続予約することも可能です。

●発注が簡単。
20件分の注文を一つ一つ入力するのは面倒ですが、一度入力した情報が保存されているので同じ注文を1クリックで発注出来るようになっており簡単です。

●利食い幅の制限がない。
他社では利食い幅の制限があるところが多いですが、連続予約注文では制限がないので0.1pipsで利食うことも可能です。

●通貨ペアが多い。
マネパnanoは8通貨ペア、PFXは13通貨ペアです。

●100通貨から取引可能。
マネパnanoは100通貨から取引可能なので初心者や資金が少ない人にも使いやすいです。

●スワップ受け取り機能もあり。
スワップが建玉を決済せずに好きな時に受け取れる機能があります。
税金対策の年内利益調整などに使えそうです。


★連続予約注文のデメリット。
●無限リピート出来ない。
トラリピは止めるまで無限リピート出来ますが、連続予約注文では最大20件までなので、連続予約が約定したらその分だけ追加発注する必要があります。

具体的な対処法としては、約定メールに「回転数:3/12」のような表示があり、連続予約12件のうち3件目の注文が約定したことがわかるので、それを参考に全ての注文が約定したら新たに連続予約を入れ直すことです。
 
また、決済注文約定後から新規注文約定前であればいったん連続予約をキャンセルして再度入れなおせば、20件分の連続予約が出来ます。

★★★

以上、ドル円0.3pips等、最狭水準の低スプレッドや高スワップが最大の魅力です。
無限リピートできないのが欠点ですが、週1程度のメンテナンスで済むので実際は大した手間ではなく、低コストであることを考えれば十分使う価値があると思います。
 
特に手動トラリピしている方はマネパに乗り換えた方が発注が簡単だし利益も増やせるのでよいと思います。

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