ループイフダン検証ブログ

ループイフダンを検証!【目安資金】【バックテスト】【投資法】等が人気記事。ループイフダン情報が最も詳しいブログです。「長所短所まとめ」等のお勧め記事を閲覧推奨。著書好評発売中!


カテゴリ: iサイクル2取引、トラッキングトレード等


外為オンラインで「iサイクル2取引」と「サイクル2取引」という人気のシステムが提供されています。
これはループイフダンやトラリピと同様に一定間隔の値幅で売買を繰り返すというものです。

非常に簡単にまとめると、
  •  「iサイクル2取引」は損切りアリのループイフダン、
  •  「サイクル2取引」は損切りナシ&高値更新時に逆指値で買わない&各注文レートを自由設定可能なループイフダン、
といったイメージです。
 
特許出願済(特願2014-012450、特願2014-072067、特願2014-110510)らしくトラリピに対抗している感じがします。
さっそく使ってみたので詳しく説明します。

(追記。 2016年9月26日のループイフダンのバージョンアップによりループイフダンでもiサイクル2取引と同じように追従する機能や自動損切りする機能が追加され、ほぼ同じ機能になりました。iサイクル2取引では、1つの通貨につき買・売それぞれ1つまでしか稼働できないというデメリットがありますが、ループイフダンではそのような制限がなく同時に同じループイフダンを複数稼働できるようになったため、ループイフダンに変える方がよいと思います。スプレッド、スワップもループイフダンの方が有利ですし、iサイクル2取引を使うべき理由はありません。)

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外為オンライン

●メリット:
  1. ループイフダンやトラリピ同様に一定間隔の値幅で売買を繰り返す。
  2. 値幅、取引数量、最大ポジション数の設定をシステムが自動計算してくれるので設定が簡単。自分で変更することも可能。
  3. 「iサイクル2取引」はレンジ上限、下限を自動で変更し追従するため簡単。
  4. 「サイクル2取引」は追従しないので自分の好きなレンジに制限できる。各注文の値幅も個別に変更可能。
  5. 対応通貨が多い。24種。ポンドドル等、ループイフダンにはない通貨がある。
  6. 1000通貨から取引可能。(miniコースを追加する)
  7. スプレッドが小さい。ドル円1pips
●デメリット:
  1. 手数料が往復4pips相当(新規注文時に往復分徴収)
  2. 1つの通貨につきiサイクル2取引、サイクル注文はそれぞれ1つまで(例えばドル円で2つの買サイクル注文を出すことはできない。また、サイクル注文を停止しても元のポジションが残っていると同じシステムは新たに稼働できない。買と売を一つづつ稼働させるのは可能。また、1つの通貨でサイクル注文とiサイクル2取引の両方を同時に稼働させることは可能。) → 2017年3月20日に、複数のiサイクル2取引が同時稼働できるように仕様変更されため、このデメリットはなくなりました。
まず、「iサイクル2取引」と「サイクル2取引」とは何かを説明し、各観点からトラリピやループイフダンと比較します。


簡単にまとめると以下のようになります。
  •  一定間隔の値幅で売買を繰り返す。
  •  値幅・値幅間隔・変動幅(取引レンジ)はシステムが自動で計算する。手動でも変更可能。
  • 相場の上昇下落の変動に合わせて、自動追従し注文を繰り返す。(自動追従とはループイフダンのようにレンジ上限を抜けた時に逆指値で買うという意味。ループイフダンとは異なり、レンジ下限を抜けた時に損切りしつつ新規で買うという意味もある)
  •  注文形式は成行(指定レートになったのを確認後に成行で発注。厳密に言えば指値ではないが実質的には指値と同じ)
  •  取引手数料は往復4pips相当(新規注文時に往復分徴収)
iサイクル2取引イメージ図。外為オンライン
↑ 「iサイクル2取引」イメージ図。下記外為オンラインHPより引用。図ではiサイクル2取引と書かれていますが、これは変更前の名称です。
http://www.gaitameonline.com/pdf/newsrelease20140916.pdf

●値幅等の自動設定について。
一定間隔の値幅で売買を繰り返す点はループイフダンやトラリピに近いイメージですが、値幅・値幅間隔・変動幅(レンジ)の計算をシステムが自動で計算してくれるのが特徴です。

現時点では以下を確認しましたが、そのアルゴリズム(特に値幅と最大ポジション数の決定法)を解析し、こちら(iサイクル2取引の値幅・注文数を検証。注文数・レートを自由に変更する方法)で紹介しているので、手動で好きな設定ができます。

iサイクル2取引もサイクル2取引もポジション決めるアルゴリズムは同じのようです。

●各要素の計算式
損切りレート=新規レート-想定変動幅
利食いレート=新規レート+値幅   
値幅=想定変動幅÷最大ポジション数 (値幅X最大ポジション数=想定変動幅)
最大ポジション数=注文数
 
想定変動幅(取引レンジ)の設定は、「参考期間(選択式)」を選択する事により、過去の実績から「想定変動幅」の参考値をシステムが自動算出しますが、手動で変更することができます。
 
その期間で最もパフォーマンスのよかった設定を自動選択するということのようで便利です。
期間が長いほど想定変動幅も大きくなるようです。

値幅間隔の設定は、「想定変動幅」と 「対象資産(お客様の運用資産)」 の入力を行う事で、注文数、値幅、最大ポジション数をシステムが自動算出します。

こうした設定が面倒という方にはこの機能を使うのは便利だと思います。
システムを使えるようにしておくメリットはあるので口座開設しておくとよいと思います。

iサイクル2取引を稼働させた後は注文レートを変更できないので注意して下さい(iサイクル2取引を止めてから成立しているポジションの決済指値・逆指値レートを変更することは可能)。

(青字部分↓は参考情報なので読み飛ばしてもOKです。)

●用語説明。
■参考期間とは?(想定変動幅を自動計算するためのもの。手動で変更できるのであまり気にする必要はない)
過去の値動きで、どれくらいの期間を参考にするか選択します。
参考にする期間によって、取引条件を算出する際の想定変動幅が決まります。
 
■対象資産とは?
iサイクル2取引で取引をしたい金額を入力します。
なお対象資産は、取引条件を自動算出する際に参考となる値で、お客様の損失を限定するものではありません。
(対象資産の上限は、新規注文可能額=口座資産+評価損益-出金依頼額-注文中証拠金-取引証拠金 のようです) 

■想定変動幅とは?
取引条件を算出した際、ポジションにおける指値から逆指値(損切り)までの幅を示します。(要するに発注する注文群の一番レートが低いものと高いものの幅です。)
(上限は5000pipsです)

http://www.gaitameonline.com/icycle/index.html より。 括弧内は私の補足。

●注文形式について。(2019年2月18日更新)
2019年2月18日、注文方式が指値ではなく成行で発注されるよう変更されました。

外為オンラインのホームページには「アルゴリズムによりダイナミクスに約定処理される」と書いてありますが、要するに「指定レートになったのをシステムが確認した後に成行で発注される」という意味です。

従来のiサイクル注文がそのままiサイクル2取引に移行されるので、利用者からすれば特に不利益はありません。
統計的には成行だと有利に滑ることが多く、指値から成行に変えると利益が大きくなるので、iサイクル2取引はiサイクル注文より有利だと思います。

(以下、取り消し線を入れているのは、変更前の仕様)
IFDONE注文なのでループイフダンのようにスリッページが発生しにくいのがメリットです。
OCO注文でもあるので利食い決済注文と損切り決済注文を同時に出します。(損切りレート=新規レート-想定変動幅。利食いレート=新規レート+値幅)

ループイフダンやトラリピのような等値幅の自動売買システムではなるべく損切りしないような設定にして長期安定運用を目指す戦略にする方が多いと思うのですが、狭めに損切り決済注文を出す設定にするとこうした戦略が取れないので注意が必要です。

上記した通り、「損切りレート=新規レート-想定変動幅」なので、なるべく損切りをしたくない場合は想定変動幅を大きくするとよいです。
想定変動幅は最大50円(5000pips)まで設定可能です。

また、設定を変更する方法はこちら(iサイクル2取引の値幅・注文数を検証。注文数・レートを自由に変更する方法)で詳しく紹介しているので参照して下さい。


★「サイクル2取引」とは何か。
簡単にまとめると以下のようになります。
  • 一定間隔の値幅で売買を繰り返す。
  • 値幅、取引数量、最大ポジション数の設定をシステムが自動計算してくれる。その後、手動で変更することも可能。
  • ポジションの決済レートが一つ上の新規レートに一致するように自動調整されるので、簡単に隙間なく注文できる。
  • レンジを上限・下限の変更はなく自動追従しない。
  • 注文形式は実質的にIFDONE注文。レートも変更可能。
  • 損切り注文は発注されないので自分の好きなレートで損切りできる。
  • 取引手数料は往復4pips相当(新規注文時に往復分徴収)
サイクル注文イメージ図。外為オンライン
↑ 「サイクル2取引」イメージ図。下記外為オンラインHPより引用。
http://www.gaitameonline.com/pdf/newsrelease20140916.pdf

「iサイクル2取引」ではシステムが値幅等を自動設定し相場の動きに追従しますが、「サイクル2取引」では追従しない(上昇時に逆指値で買わない)のが大きな相違点です。
そのため、意に反して高値のポジションを持つことがないというメリットがあります。

自分でレンジ上限・下限や新規・決済レート指定を設定出来るのでイメージとしてはトラリピに近く、その中で一定間隔の値幅で売買を繰り返すことができます。

レートは自動計算された後に手動で変更できます。一つ下のポジションの決済レートが一つ上の新規レートに一致するように自動調整されるので、簡単に隙間なく注文できます。

また、注文一覧が表示された時に左のチェックマークをクリックすると注文数(最大ポジション数)を減らせるので注文数の変更も容易です。自動計算時に注文数を多くするには想定変動幅、対象資産を大きめにするとよいようです。こちら(サイクル2取引の注文数・レートを自由に変更する方法)で詳しく解説しています。

注文形式が、「iサイクル2取引」ではIFDONE+OCO注文ですが、「サイクル2取引」では損切り注文は発注されないので、損切りは手動で行うことができます。(恐らくマネースクエアとの特許回避のため、サイクル2取引、iサイクル2取引は成行で発注される仕様に変更されています。2019年2月18日追記)

(2017年12月7日追記。旧サイクル注文がバージョンアップされ「サイクル2取引」に変わったことにより、上記のような従来の機能をそのまま残しつつ、取引証拠金が少なくなる等のメリットがあります。)


各項目について比較します。

●スプレッド・手数料。
外為オンラインのスプレッド・手数料は以下の通りであり、なかなかよい水準です。
手数料無料期間の90日はドル円1pipと低コストですが、その後はドル円3pipとなるのでループイフダンのドル円2pipの方が低コストになります。

ループイフダンは下記の4通貨ペアだけですが、外為オンラインは通貨ペアが24種もあり、スプレッドも小さい水準なので色々な通貨ペアで低コストに取引できるのが魅力です。

 スプレッド一覧 http://www.gaitameonline.com/dealings.jsp 

外為オンライン アイネット証券 ひまわり証券 トラリピ
ドル円 5(1) 2 4.16(2)14(4)
豪ドル円 7(3) 4 7.16(5) 16(6)
ユーロ円 6(2) 3 6.16(4)15(5)
ポンド円 7(3) 5 9.16(7)18(8)
スプレッド+手数料。カッコ内はスプレッドのみの数字。単位はpips。
外為オンラインは往復4pips相当(新規注文時に往復分徴収)。
アイネット証券は手数料無料。ひまわり証券は投資助言手数料が取引数量1万通貨あたり片道108円。トラリピ手数料は1万通貨単位未満で往復10pips(上表)、1万通貨以上で往復6pips。

●スワップは同じ。
外為オンライン、ひまわり証券、アイネット証券ともに同じスワップで、概ねトラリピよりは有利です。
スワップが同じなのは、いずれもISホールディングスの傘下にあるためと思われます。

外為オンライン アイネット証券 ひまわり証券 トラリピ
ドル円 3/-10 3/-10 3/-10 3/-23
豪ドル円 60/-75 60/-75 60/-75 57/-77
ユーロ円 0/-10 0/-10 0/-10 0/-20
ポンド円 5/-20 5/-20 5/-20 17/-37
買スワップ/売スワップのように表示。2014年9月26日時点

●最低取引数量。
外為オンライン、アイネット証券、トラリピは1000通貨からなので少額から取引できます。
ひまわり証券は10000通貨からです。


★iサイクル2取引「ランキング方式」とは何か【新機能】
2016年1月22日にiサイクル2取引がバージョンアップされ、「ランキング方式」でも注文することが出来るようになりました。
 
「ランキング方式」とは、過去1~3ヶ月の実績から高い利益を出しているものがランキングされ、そのまま注文出来る便利な機能です。(下図)
各通貨ペアで想定変動幅(損切り幅)500~5000pip、注文間隔(値幅)10~100pipのものが網羅されているので、ほぼ全てのパターンから選択出来ます。
 
以前の方式(「ボラティリティ方式」と呼ばれる)も利用出来るので、選択肢が増え利便性が向上しました。

iサイクル2取引ランキング方式。ループイフダン検証ブログ

★ランキング方式の長所短所まとめ。
●メリット。
利益の高いシステムの選択が容易。
過去の実績からシステムを選択出来るので、直近の相場に合ったシステムが一目瞭然です。決済損益だけでなく、利食い回数や損切回数もわかります。従来のように参考期間や想定変動幅等を入力する必要もないので、それらをどれ位にしたらよいかで悩むこともありません。

特定の通貨ペアだけでなく、全ての通貨ペアの中から利益が最大のものを表示・選択できるので 、通貨ペアの選択にも利用できます。

利益以外でも検索・ソート出来る。
デフォルトでは決済損益に基づくランキングになっていますが、注文間隔や最大ポジション数、新規注文可能額等からもソート出来るので、自分に合った設定のものを選びやすいです。

微修正も可能。
「微修正後注文」というオプションがあり、ランキングの設定を従来の方法で微修正出来ます。

●デメリット
過去の実績通りとは限らない。
ランキングはあくまで過去の実績であり、今後もその通りのパフォーマンスになる保証はなく、ランキング通りに選択するのが最適とは限りません。ランキングだけでなく今後の相場展開も考えつつ選択するのがよいと思います。


★iサイクル2取引「マトリクス方式」とは何か【新機能】
2016年4月25日にiサイクル2取引「マトリクス方式」がリリースされました。
 
「マトリクス方式」とは、下図のように「注文間隔(各注文の間隔。図の横軸)」や「想定変動幅(ロスカットまでの値幅。図の縦軸)」に応じた過去の利益等がマトリクス(表)で表示される機能です。

様々なデータがひと目でわかるので、さらにシステムが選びやすくなりました。

iサイクル2取引マトリクス方式。ループイフダン検証ブログ

↑マトリクス方式で決済損益pipsを表示した図。青の部分が現在の資金から選択可能なシステムになっている。図の右や下の矢印でリスクの大きさもわかる。決済損益pips以外のデータも下のアイコン(赤)をクリックすると表示される。

●マトリクス方式で表示できるデータ。
  • 決済損益pips(選択した期間での「決済利益-損切損失」。含み損は含まない)
  • 利食回数
  • 損切回数
  • レンジ内最大必要証拠金(想定変動幅と注文間隔(ポジション数)から必要な証拠金の合計)
  • レンジ内最大評価損pips(想定変動幅と注文間隔(ポジション数)による評価損の最大値)
  • レンジ内最大必要資金(想定変動幅と注文間隔(ポジション数)から必要な資金)
  • レンジ内最大ポジション
シミュレーション期間(バックテスト期間)は1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月の3つから選べます。
通貨ペアは通常のiサイクル2取引と同じく24種類から選択できます。
買、売(ポジション方向)の切り替えも可能です。

ランキング方式から選択可能なものが全て表示されているので、順位を見たい時はランキング方式、各設定を比較しながらシステムを選びたい時はマトリクス方式が適しています。

★ランキング方式の長所短所まとめ。
●メリット。

各設定の結果を比較しやすい。

値幅や想定変動幅を変えるとどれくらい結果が変わるかが一目瞭然なので、自分に合ったシステムが選びやすくなりました。自分の資金で利用可能なシステムが青く表示されており、それをクリックするだけで発注できるので利用するのも簡単です。

リスクのデータが詳しい。
従来のボラティリティ方式やランキング方式では、リスクに関するデータは「必要な新規注文可能額(マトリクス方式のレンジ内最大必要資金と同じ)」しか表示されませんでした。

マトリクス方式では「レンジ内最大必要証拠金(想定変動幅と注文間隔(ポジション数)から必要な証拠金の合計)」と「レンジ内最大評価損pips(想定変動幅と注文間隔(ポジション数)による評価損の最大値)」も表示されるため、リスクがより正確に把握できるようになりました。

微修正も可能。
ランキング方式と同じく、「微修正後注文」というオプションがあり、設定を微修正出来ます。

●デメリット
過去の実績通りとは限らない。
こちらもランキング方式と同じデメリットがあります。マトリクス(表)に表示されるデータは過去のシミュレーション結果です。
各システムの特徴(値幅や想定変動幅を変えるとどう変わるか)を理解したり、リスクを把握するために利用するのがよいと思います。

 ★★★ 

以上、キャンペーン中のため最初の90日は手数料無料でループイフダンより低コストですが、その後はドル円3pipとなるのでループイフダン(ドル円2pip)の方が低コストになります。
マトリクス方式で様々な角度からシステムを評価してみたい人や、取り扱い通貨が24種と多いのでやってみたい通貨がある人は、外為オンラインで「iサイクル2取引」や「サイクル2取引」を試してみるといいと思います。

コスト重視の私も実際に使っていますが、よくできたシステムだと思います。

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「iサイクル2取引™は、予め指定した変動幅の中で、一定間隔の値幅で複数のIFDONE+OCO注文を一度に同時発注し、決済注文成立後、相場の変動に合わせて変動幅を追従させ、相場変動に追従した新たな条件の注文をシステムが自動的に繰り返し発注する連続注文機能です。」

http://www.gaitameonline.com/pdf/newsrelease20140916.pdf
「注文の方法は、煩わしい変動幅の設定や、値幅間隔の設定は、システムが参考値を瞬時に算出します。
参考値を確認し発注を行うと、以降はシステムが自動的に注文を繰り返し発注します。
 変動幅の設定は、「参考期間(選択式)」を選択する事により、過去の実績から「想定変動幅」の参考値をシステムが自動算出します。
 値幅間隔の設定は、「想定変動幅」と 「対象資産(お客様の運用資産)」 の入力を行う事で、注文数と値幅の間隔、最大ポジション数をシステムが自動算出します。」

(参考)サイクル2取引の公式サイトでの説明。

http://www.gaitameonline.com/pdf/newsrelease20140916.pdf
「■サイクル2取引™とは 
予め指定した変動幅(注文時点で○○円~○○円の値幅を固定します。)の中で、一定間隔の値幅で複数の IFDONE 注文※3 を一度に同時発注し、決済注文成立後、予め指定した変動幅の範囲で成立した決済注文と同条件の IFDONE 新規注文をシステムが自動的に繰り返し発注する連続注文機能※4 です。

■iサイクル2取引™とサイクル2取引™の比較 
サイクル注文™は、予め指定した変動幅(注文時点で○○円~○○円の値幅を固定します。)内に限定して自動で注文を繰り返す為、想定した変動幅から相場が外れた場合、利益を逸失する場合がある一方、
iサイクル2取引™は、予め指定した変動幅(変動幅は、○○円~○○円と値幅を固定せず、変動幅を保った状態で相場の変動に追従します。)が、相場の上昇下落の変動に合わせて、自動追従し注文を繰り返す為、利益を追求する事が期待できる注文方法です。」
iサイクル2取引とサイクル注文の違い
図は http://www.gaitameonline.com/icycle/index.html より引用。
(更新履歴。2014年9月26日投稿。
2017年12月22日更新:サイクル注文がサイクル2取引にサービス変更されたため修正。2019年2月18日最終更新:iサイクル2取引がiサイクル取引2にサービス変更されたことに伴う修正)

外為オンラインのiサイクル注文、サイクル2取引の手数料無料キャンペーン延長が決定し、無料期間が4月1日までになりました!(2016年1月10日追記。口座開設後90日は新規・往復ともに手数料無料、その後は決済手数料のみ無料のキャンペーンに変わりました。キャンペーン終了後は手数料込みでドル円3pipとなりループイフダンの2pipの方が有利です)
私も実際に使って評価検証しているところですが手数料無料キャンペーン期間の90日は低コストだし使いやすいのでかなり満足してます。

ループイフダンは4通貨ですが、サイクル2取引は24通貨を扱っているのも魅力です。
また、サイクル2取引では値幅や売買レートを自由に設定できるのでトラリピのように自分の好きなレートで売買できます。

こうしたメリットがあるので、もしキャンペーンが終わってしまってもループイフダンとは違った通貨や設定でリピート注文(擬似トラリピ。ループイフダンのような自動売買)をするのに使えるので口座開設しておくメリットはあると思います。

今なら5000円キャッシュバックキャンペーン(下記バナー)もやっているのでお得です。

以下ではiサイクル注文とサイクル2取引について簡単に説明します。

(追記。 2016年9月26日のループイフダンのバージョンアップによりループイフダンでもiサイクル注文と同じように追従する機能や自動損切りする機能が追加され、ほぼ同じ機能になりました。iサイクル注文では、1つの通貨につき買・売それぞれ1つまでしか稼働できない等のデメリットがありますが、ループイフダンではそのような制限がないため、ループイフダンに変える方がよいと思います。スプレッド、スワップもループイフダンの方が有利ですし、iサイクル注文を使うべき理由はありません。)

★「iサイクル注文」、「サイクル2取引」とは何か。
外為オンラインの「iサイクル注文」、「サイクル2取引」は上記「iサイクル注文、サイクル2取引の長所短所まとめ」で詳しく説明しているようにループイフダンやトラリピ、トラッキングトレード等のように一定値幅で自動売買するというもので、これらのシステムの中でも細かい設定ができるメリットがあるため人気のシステムとなっています。

それぞれを非常に簡単にまとめると、
 「iサイクル注文」は損切りアリのループイフダン、
 「サイクル2取引」は損切りナシ各注文レートを自由設定可能&高値更新時に逆指値で買わないループイフダン、といったイメージです。

スプレッドが小さく通貨ペアが24種と多いことがメリットです。
また、設定をシステムが自動計算してくれるので初心者でも使いやすいです。

★ループイフダンの次に低コスト。
iサイクル注文、サイクル2取引はスプレッドは小さいのですが、通常は往復4pips相当(新規注文時に往復分徴収)の手数料があるので、ループイフダンの4通貨(ドル円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円)についてはループイフダンの方が低コストです(トラリピよりは低コストです)。

キャンペーンにより口座開設後90日は新規・往復ともに手数料無料なのでドル円1pipでループイフダンより有利ですが、その後は決済手数料のみ無料なのでドル円3pipとなり、ループイフダンの2pipの方が有利です。

  外為オンライン アイネット証券 ひまわり証券 トラリピ
ドル円 5(1) 2 4.16(2) 14(4)
豪ドル円 7(3) 4 7.16(5) 16(6)
ユーロ円 6(2) 3 6.16(4) 15(5)
ポンド円 7(3) 5 9.16(7) 18(8)

スプレッド+手数料。カッコ内はスプレッドのみの数字。単位はpips。
外為オンライン(キャンペーン中)、アイネット証券は手数料無料。ひまわり証券は投資助言手数料が取引数量1万通貨あたり片道108円。トラリピ手数料は1万通貨単位未満で往復10pips(上表)、1万通貨以上で往復6pips。

●1ヶ月で125600円もお得!
12月のドル円値幅15のシステムでは決済回数が314回だったので1回の往復手数料が400円とすると、1ヶ月で125600円も得する計算になり非常にお得なキャンペーンです。
(1万通貨の場合。1000通貨も対応。1000通貨にする手続きはPC版取引システムで「設定メニュー」→「コース追加申込み」を選択)

キャンペーン終了後も指値決済可能。手数料なし。
キャンペーン終了時にiサイクル注文・サイクル2取引を停止させればその後新規ポジションを取ることはないですし、その時に保有しているポジションは成行または指値で決済できレート変更も可能なので終わるときにも問題は生じません。
 
新規注文時に往復分の手数料を徴収する仕様なのでキャンペーン終了後に残ったポジションを決済するときも手数料はかかりません。

★通貨ペアが豊富。24種。
キャンペーン終了後でも通貨ペアが多いのは魅力であり、ループイフダンにはないユーロドルやNZ円等、24種類もの通貨を取引できます。(通貨一覧は下記)

スワップはループイフダンとほぼ同じですが、ループイフダンにはない通貨があり、例えば英ポンド/NZドルでは155円と豪ドル円の70円より大きいです。 

こうした通貨で取引したい人にとってはiサイクル注文やサイクル2取引はうってつけのシステムだと思います。

★キャッシュバックキャンペーンも実施中!
さらに今なら5000円キャッシュバックキャンペーンもあります。(下記バナー参照)

現在はレンジ相場が続いている状況なので、下がってもすぐに反発するという展開が続くと予想されており、iサイクル注文やサイクル2取引を始めるのによいタイミングだと思います。

この機会にiサイクル注文やサイクル2取引を試してみるといいと思います。
コスト重視の私もループイフダンと平行して試しているところです。

●対応通貨とスプレッド、スワップ一覧(2015年1月25日時点)
下表の通り、スプレッド・スワップともに高水準です。

取扱通貨 スプレッド スワップポイント(円) 取扱通貨 スプレッド スワップポイント(円)
(pips) (pips)
USD/JPY 1 -10 1 EUR/USD 1 0 -15
米ドル/円 ユーロ/米ドル
EUR/JPY 2 -15 0 GBP/AUD 9 125 -150
ユーロ/円 英ポンド/豪ドル
GBP/JPY 3 -30 10 GBP/CHF 9 -240 105
英ポンド/円 英ポンド/スイスフラン
AUD/JPY 3 -85 70 GBP/NZD 17 155 -185
豪ドル/円 英ポンド/NZドル
NZD/JPY 6 -95 75 GBP/USD 3 -35 15
NZドル/円 英ポンド/米ドル
CAD/JPY 5 -35 15 NZD/USD 6 -110 90
カナダドル/円 NZドル/米ドル
CHF/JPY 5 0 -15 USD/CAD 6 5 -15
スイスフラン/円 米ドル/カナダドル
AUD/CHF 6 -245 130 USD/CHF 4 -230 120
豪ドル/スイスフラン 米ドル/スイスフラン
AUD/NZD 10 0 -25 ZAR/JPY 150(15銭) -150 80
豪ドル/NZドル 南アフリカランド/円
AUD/USD 2 -100 75
豪ドル/米ドル
EUR/AUD 8 85 -105
ユーロ/豪ドル
EUR/CAD 7 25 -40
ユーロ/カナダドル
EUR/CHF 5 -220 130
ユーロ/スイスフラン
EUR/GBP 4 20 -55
ユーロ/英ポンド
EUR/NZD 12 105 -135
ユーロ/NZドル

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(2016年1月10日追記。キャンペーンは口座開設後90日は新規・往復ともに手数料無料、その後は決済手数料のみ無料に変わりました。キャンペーン終了後は手数料込みでドル円2.3pipとなりループイフダンの2pipの方が有利です)

10月15日(水)に FXブロードネット (株式会社FXトレーディングシステムズ)で「トラッキングトレード」がリリースされました。

★トラッキングトレードとは何か。
これは外為オンラインからリリースされたiサイクル注文に非常によく似たシステムとなっており、ループイフダンやトラリピと同様に、一定値幅で売買を繰り返してくれるというシステムです。
 
トラッキングトレードとiサイクル注文の主な相違点(下記)はスプレッドとスワップで外為オンラインより有利なものが多く、他の仕様はほぼ同じです。
ですので、こちらの記事(iサイクル注文の解説)を読んで頂ければトラッキングトレードの大体の仕様も理解できると思います。

取引手数料無料キャンペーンがあるのでお得に取引できると思います。
通貨ペアが24種と多いことや、スワップがよいのがメリットです。 

(追記。 2016年9月26日のループイフダンのバージョンアップによりループイフダンでもトラッキングトレードやiサイクル注文と同じように追従する機能や自動損切りする機能が追加され、ほぼ同じ機能になりました。しかし。投資で最も重要なスプレッドはループイフダンの方が有利ですし、トラッキングトレードやiサイクル注文を使うべき理由はほとんどありません。) 

★「トラッキングトレード」の長所短所まとめ。
iサイクル注文と同じく以下の長所・短所があります。
 
●メリット:
  1. ループイフダンやトラリピ同様に一定間隔の値幅で売買を繰り返す。(注文形式はIFDONE+OCO注文)
  2. 値幅、取引数量、最大ポジション数(注文数)の設定をシステムが自動計算してくれる。
  3. レンジ上限を抜けた時に逆指値で買い、レンジ下限を抜けた時に損切りしつつ新規で買う
  4. 対応通貨が多い。24種。(外為オンラインと同じ)ユーロドルやNZドル円等、ループイフダンにはない通貨があります。
  5. 1000通貨から取引可能。
  6. スプレッドが小さい。ドル円0.3pips(ただし手数料あり)(外為オンラインより低スプレッドなものが多い)
  7. スワップがiサイクル注文(外為オンライン)より有利なものが多い。売りスワップも小さい。
●デメリット:
  1. 手数料が1万通貨あたり400円
  2. 【2017年8月10日のバージョンアップで解消済み】1つの通貨につきトラッキングトレードは1つしかできない(例えばドル円で2つのトラッキングトレードを出すことはできない。買と売を一つづつ稼働させるのは可能。)
  3. 注文レートを変更不可(トラッキングトレードを止めてから成立しているポジションの決済指値・逆指値レートを変更することは可能)
値幅の自動設定など、詳しい説明はこちらの記事(iサイクル注文の説明)を参照して下さい。

★トラッキングトレードとiサイクル注文、トラリピ、ループイフダンの比較。 
トラッキングトレードとiサイクル注文の相違点も説明しつつ比較します。

●レートが下3桁まである。
トラッキングトレードはレートが下3桁(小数点第3位)まであります。iサイクル注文では下2桁までです。
そのため、値幅の計算も下3桁までされるため、iサイクル注文と同じ条件を入力しても注文数は同じですが下3桁目の分だけ値幅がズレが生じます。

より細かい設定が出来るのはよいと思います。

●スプレッドは小さい。
スプレッドはほとんどの通貨でトラッキングトレードの方が外為オンラインより小さいです。

手数料無料キャンペーンの90日は、ドル円では低コストな順に、
 FXトレーディングシステムズ(低コスト)>外為オンライン>アイネット証券>ひまわり証券>トラリピ(高コスト)
ということになります。

キャンペーン終了後は手数料込みでドル円2.3pipとなりループイフダンの2pipの方が有利です。

FXトレーディングシステムズ 外為オンライン アイネット証券 ひまわり証券 トラリピ
ドル円 4.3(0.3) 5(1) 2 4.16(2) 14(4)
豪ドル円 7.6(3.6) 7(3) 4 7.16(5) 16(6)
ユーロ円 4.8(0.8) 6(2) 3 6.16(4) 15(5)
ポンド円 8.7(4.7) 7(3) 5 9.16(7)18(8)
スプレッド+手数料。カッコ内はスプレッドのみの数字。単位はpips。
FXトレーディングシステムズ、外為オンラインは往復手数料1000通貨あたり40円(4pips相当)。
ひまわり証券は投資助言手数料が取引数量1万通貨あたり片道108円かかります。
アイネット証券は手数料無料。
トラリピ手数料は1万通貨単位未満で往復10pips、1万通貨以上で往復6pips。上表ではトラリピ手数料を10pipsとして計算。

●スワップは高い。
豪ドル円のスワップはトラッキングトレードの方が外為オンラインより高く、他通貨は外為オンライン等と同じです。

また、売りスワップが小さいのも魅力です。

FXトレーディングシステムズ 外為オンライン アイネット証券 ひまわり証券 トラリピ
ドル円 3/-6 3/-10 3/-10 3/-10 1/-21
豪ドル円 62/-66 60/-75 60/-75 60/-75 53/-73
ユーロ円 0/-3 0/-10 0/-10 0/-10 0/-20
ポンド円 5/-13 5/-20 5/-20 5/-20 14/-34
2014年10月7日時点

●最低取引数量。
FXトレーディングシステムズ、外為オンライン、アイネット証券、トラリピは1000通貨から。
ひまわり証券は10000通貨からです。

★結論。
FXトレーディングシステムズはほぼ外為オンラインの「iサイクル注文」と同じですが、スプレッドとスワップではほとんどの通貨において外為オンラインより有利です。
 
通貨にもよりますが、基本的にはiサイクル注文をやるならトラッキングトレードの方がお得です。

手数料無料キャンペーン中ですし、FXトレーディングシステムズも期待できると思います。
 
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★サイクル2取引、iサイクル注文のお勧め記事。
以下、参考。
損切り、自動設定の補足説明として公式サイトを引用します。(カッコ内は私が追記したもの)

http://www.fxtsys.com/automatic_trade/about.html

トラッキングトレードでは、相場が想定変動幅を超えて逆に動いても損切りをしながら売買をすることで取引を継続していくことができます。
例)買い注文で登録していたときに、想定変動幅の下限を突き抜けたときは取引を継続する為、損切りをしながら買い注文を発注します。
また、相場が想定変動幅を超えて利食い方向に相場が動いたときは利益を確定しながら、損切りラインを自動更新していきます。 

http://www.fxtsys.com/automatic_trade/order.html
相場が逆に動いても、損切りをしながら価格を追従することで取引を継続し、売買チャンスを逃さない
想定変動幅を超える値動きがあった場合で評価損が膨らんでいるときには、損失の拡大を抑える為、評価損が一番大きいポジションを決済してから新たなポジションを建てることにより取引を継続していくことができますので、より多くのチャンスを掴むことができます。
(下がったら損切りしながら買い直すという意味)

 http://www.fxtsys.com/automatic_trade/order-ordering.html
トラッキングトレードの発注
「通貨ペア」「ボラティリティ参考期間」「想定変動幅」「ポジション方向」「対象資産」の5項目を設定するだけで、システムが自動的にその設定に沿った複数のIFD注文の値幅を割り出します。
想定変動幅はボラティリティ参考期間(1ヵ月~1年)を選択することで各通貨ペアの変動幅が自動的に算出されるので、初心者でも簡単に設定することができます。もちろん、お客様が任意の値を設置することもできます。
2.ボラティリティ参考期間
    ボラティリティ参考期間にて、期間を設定すると、自動的に各通貨ペアの想定変動幅が設定されます。なお、入力は任意なので、お客様ご自身で想定変動幅を設定したい場合は、空欄で構いません。
3.想定変動幅
    ボラティリティ参考期間を選択した結果が想定変動幅で表示されます。また、自身で想定変動幅を入力することもできます。
5.対象資産
    トラッキング・トレードをの注文の条件を算出する為のものです。
6.新規注文可能額
    現在の新規注文可能額が表示されます。
    新規注文可能額={ (口座資産+評価損益)-(出金依頼額) }-注文中証拠金-取引証拠金
 (引用終わり)

(参考)ISホールディングス グループ会社一覧 http://ja.wikipedia.org/wiki/ISホールディングスより引用
株式会社アイアンドエーエス
株式会社外為オンライン
株式会社アイネット証券
レオス・キャピタルワークス株式会社
株式会社ライブスター証券
株式会社アース・カー
日本ビルド株式会社
ひまわりホールディングス株式会社
株式会社グランドホテル白山 

この記事(iサイクル注文等の説明)でも紹介したように、外為オンラインでは
「1つの通貨につきiサイクル注文、サイクル注文はそれぞれ1つづつしかできない(例えばドル円で2つのサイクル注文を出すことはできない。買と売を一つづつ稼働させるのは可能。また、1つの通貨でサイクル注文とiサイクル注文の両方を同時に稼働させることは可能。)」
という仕様になっています。
 
(2017年3月20日に、複数のiサイクル注文が同時稼働できるように仕様変更されたため、この記事で紹介する対処は不要になりました。この記事は参考のため残しておきます。2017年4月28日追記)

そのため、iサイクル注文では両建てすること(買い、売りの両方を発注)が可能です。(iサイクル注文と同じ仕様であるFXトレーディングシステムズ(FXブロードネット)のトラッキングトレードでも可能。売りスワップが小さいので両建てはこちらがお得)

サイクル注文ではちょっとした工夫が必要なので紹介します。

(追記。 2016年9月26日のループイフダンのバージョンアップによりループイフダンでもiサイクル注文と同じように追従する機能や自動損切りする機能が追加され、ほぼ同じ機能になりました。iサイクル注文では、上記のように1つの通貨につき買・売それぞれ1つまでしか稼働できないというデメリットがありますが、ループイフダンではそのようなデメリットがないため、ループイフダンに変える方がよいと思います。両建ても勿論可能です。スプレッド、スワップもループイフダンの方が有利ですし、iサイクル注文を使うべき理由はありません。)

●レートが動いてからサイクル注文で両建てする。
サイクル注文では指値で発注する仕様であり、現在レートより低いレートで買い指値、高いレートで売り指値を発注することになるので、基本的には両建て注文を発注することはできません。

ですが、レートが動いてから注文しなおせばある程度は発注することができます。

例えば、ドル円が105円の時に100-105円の範囲に買い注文、105-110の範囲に売り注文を出します。
その後、レートが104円になったときに一度元の売り注文をキャンセルして(サイクル注文では1通貨につき買い、売りそれぞれ一つしか発注できないため一旦キャンセルする必要がある。)、売り注文を発注しなおせば104-110の範囲で売り注文が出せます。

このようにして、100-105円は買い、104-110は売りのようにでき、104-105では両建てが実現出来ます。
さらにレートが動いた時に発注し直せば、自分の好きな範囲の両建てが可能です。

●iサイクル注文とサイクル注文を両建てする。
異なるシステムの両建てになるので、それぞれの仕様の違いに注意しなければなりません。

例: iサイクル注文で買い、サイクル注文で売りを行う場合。
iサイクル注文では想定変動幅を超えて下落した場合損切りして新しいポジションを取り直す仕様です。
そのため、下落時のパフォーマンスの計算がやや面倒になります。
また、上記同様、サイクル注文は現在レートより高いレートで売り指値を発注する仕様なので、下落したら売り注文を発注し直す必要があります。

iサイクル注文の買いでは上昇時に逆指値で買う仕様なので上昇した時に買いポジションを持ち、また、サイクル注文で仕掛けた売り注文が成立するので両建てが出来ます。
iサイクル注文では注文レートが自動更新されるので上昇を続けてもずっと買い続けますが、サイクル注文ではレートを指定して注文することになるので指定レートを超えた場合は注文し直す必要があるので注意して下さい。

なお、iサイクル注文とサイクル注文では、値幅、注文数を決めるアルゴリズムが同じなので、同じ(想定変動幅、対象資産)を入力すれば同じ値幅、注文数が設定できます。
 
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★サイクル2取引の値幅・注文数・レートを検証。
外為オンラインのiサイクル2取引、サイクル2取引では想定変動幅、対象資産を入力することにより値幅と注文数(最大ポジション数)が自動計算されます。(関連記事:iサイクル2取引、サイクル2取引の長所短所まとめ

それらがどのような規則により計算されるのかを評価検証します。

また、下記についても紹介します。 
●任意の注文数を設定する方法。
●サイクル2取引で任意のレートに変更する方法。

こちらの記事でも紹介したように、各要素は次式で計算されています。

●各要素の計算式。
損切りレート=新規レート-想定変動幅(iサイクル2取引のみ。サイクル2取引は損切り注文なし)
利食いレート=新規レート+値幅   
注文数x値幅=想定変動幅
最大ポジション数=注文数

これからわかるように、損切りレートは自分が入力した想定変動幅により簡単に予想できます。
 
しかし、値幅、注文数は 
 「注文数x値幅=想定変動幅」 
という式により決まり、値幅、注文数の組み合わせは複数存在するのでそのどれが選択されるかがわかりません。

例えば、想定変動幅が300の場合、注文数4x値幅75だけでなく5x60や10x30でもよさそうなのですが、システムは4x75を選択しています。

そこでいくつかの条件を入力し傾向を調べました。

例えば、以下の条件を入力すると以下の結果が表示されます。

●条件。
ドル円
■想定変動幅 300pips(参考期間 1ヶ月では304pipsと自動入力されますが、簡単のため手動で変更しました)
■対象資産 30万円

●結果。
上記の条件にて計算された結果
注文数は 4 注文 ポジション間隔(値幅)は 75 PIP
最大ポジション数は 4 ポジション となります。

指値    利食い  損切り
108.95 109.70 105.95 
108.20 108.95 105.20 
107.45 108.20 104.45 
106.70 107.45 103.70 
(この条件の結果↓) 
iサイクル2取引、想定変動幅300pips対象資産30万円
下表の検証により、次の傾向があることが確認でき、これにより注文数や値幅をある程度調整できます。
 
●対象資産が増えると注文数が増える(値幅が減る)(下表の赤色)

●想定変動幅が増えると値幅が増える(「注文数x値幅=想定変動幅」の関係にあるため必ずしも注文数が増えるとは限らない)(黄色)。
損切りレートも想定変動幅により決まるので注意が必要。 

●通貨により値幅が違う。
値幅が大きい順に、ポンド円>ユーロ円>ドル円>豪ドル円。(ボラティリティ依存かと思いましたがドル円より豪ドル円の方が小さいのでそうでもないようです。)(黄色)

(下表の上段は想定変動幅100、中段は200、下段は300。主要4通貨について対象資産10万~100万まで検証) 
iサイクル2取引、値幅、注文数の傾向。ループイフダン検証ブログ
想定変動幅100(対象資産50万~100万円)では小さ過ぎるためか、対象資産を変えても注文数10、値幅10のものが多かったです。イレギュラーな条件と思われるので表示はしましたが、検証からは外しています。

数量(取引数量)はドル円と豪ドル円で想定変動幅100、対象資産1,000,000の時に2となりましたが、ユーロ円、ポンド円では1でした。この理由もよくわかりませんでした。

計算されたポジションが全てロスカットされても対象資産がゼロになる訳ではなく、対象資産がどの程度の値動きで失われる計算なのかわかりません。
対象資産は値幅等の計算のためだけに入力する数値と考え、リスク管理は自分で行うのがよいと思います。(公式サイトにもそのような注意書きがあります)

なお、後日検証し直したところ、上記傾向は変わりませんが、値幅・注文数の選び方が変わっていたものがありました。
恐らく直近の相場状況に合わせて調整されているものと思われます。

●任意の注文数を設定する方法。
サイクル2取引では上記傾向を利用することにより以下のような応用が可能です。

注文数を増やすには、対象資産を増やせばよいです(想定変動幅もある程度加減するとよいかもしれません)。
 
サイクル2取引では注文一覧が表示された時に左のチェックマーク(下図の黄色)をクリックすると注文数(最大ポジション数)を減らすことができるので、最初に対象資産を多めに入力する等して注文数を増やしておいてから手動で注文数を減らすことにより自分の好きな注文数を設定できます。(iサイクル2取引では不可)(下図ではサイクル注文と表示されていますが、サイクル2取引も同じです。以下同様)
サイクル2取引、レート変更、注文数変更1
●注意点。
サイクル2取引は新規・決済レート指定できますが、一つ下のポジションの決済レートが一つ上の新規レートに一致するように自動調整される仕様になっています。
 
そのため上記方法により注文数を減らした時も除外した注文の一つしたの注文の決済レートが自動調整されてしまい、値幅が等間隔でなくなるので必要なら以下の方法で修正して下さい。

サイクル2取引は新規・決済レート指定できますが、一つ下のポジションの決済レートが一つ上の新規レートに一致するように自動調整される仕様になっています。
 
そのため、好きなレートに変更するためには、一番下の注文の新規レートから入力していく必要があります。

その後、その決済レート、一つ上の新規レート、決済レートという順に変更していけば全てのレートを指定できます。

(チェックを外して注文数を減らす場合でも、外した注文のレートが自動調整されてしまいうまく調整できないことがあるので、一番下からチェックを外して注文数を調整し、外したものについても小さめのレートを入力しておけば自動調整がされても入力できるようになります。また、チェックを外した注文は当然発注されません。新規レートと利食いレートは10pips以上離さないと元に戻されます。)

(下図は上図においてチェックを外し注文数を4から3に変更し、さらに新規レート、利食いレートを変更したもの。)
サイクル2取引、レート変更、注文数変更2
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(FXトレーディングシステムズ(FXブロードネット)の「トラッキングトレード」はiサイクル2取引と同じ仕様なので、トラッキングトレードにもここで紹介する規則が当てはまりますが、トラッキングトレードは小数点第3位までレートが表示されるためその分だけiサイクル2取引と値幅がずれることがあります。)
(2019年2月18日記事更新。iサイクル注文がiサイクル2取引に仕様変更されたため一部修正)