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トラリピで有名なマネースクエア(マネースクウェア・ジャパンから社名変更)が新機能「トラリピ1(ワン)クリック」をリリースしたので紹介します。

最初に結論を言っておくと、「テクニカル」を使った相場予測に基づいて「マネースクエア側が作った」3つのモデルから選ばせるという性質上、悪いパフォーマンスとなるものがほとんどだろうと思います。

テクニカルをベースにしたシステムトレードは、パフォーマンスが悪いことから昔から全然人気がないのですが、「トラリピ1(ワン)クリック」はそれと同等の金融商品というイメージだと思います。

マネースクエアのサイトにログインすると「トラリピ1クリック」の特設ページがあり、そこに以下の3つのシステム(モデル)が表示されています。
  • タイムモデル
  • ロジックモデル
  • トレンドモデル
これを選択すると、マネースクエアが作成した設定がそれぞれ1つだけ表示されます。(下図の左)

トラリピワンクリックの概要
 ↑引用元 https://www.m2j.co.jp/toraripi/1-click.php

想定資金はデフォルトでは100万円になっていますが、自分でクリックすることにより50万~1000万円に変更できます。

「1クリック発注設定」というバナーをクリックすると、その設定が入力されトラリピ発注画面(上図の右)に移行し、さらにその画面をクリックしてようやく注文が発注されます。

(なので、厳密に言うとクリック回数は1回ではないので、「1クリックで設定完了」というキャッチコピーは誇大広告と言っても過言ではないと考えます。)

なお、トラリピ1(ワン)クリックは単に設定を自動入力するだけの機能なので、入力された設定を手動で変更することも可能です。

デフォルトではどの設定にもロスカットが付けられているため、それが嫌な人は手動で外す必要があります。

各モデルの概要

マネースクエアのホームページには以下のように記載されています。

引用開始
タイムモデル:様々な時間軸のチャートをもとに分析
トレンドおよびレンジの観測指標として、主に「ボリンジャーバンド」「スパンモデル」「パラボリック」「DMI」「スローストキャスティクス」を使用し、時間軸を変更しながら観測するマルチタイムフレーム手法を基に分析しています。

ロジックモデル:オプション市場の緻密なロジックを活用
「相場は確率に賭けるゲーム」と言われています。トラリピと相性の良い、レンジ相場向きの通貨ペアをテクニカル指標で分析・選択。そこにオプション市場で使われているブラックショールズ方程式により確率(50%)を算出してレンジを表示しています。

トレンドモデル:複数の分析手法から相場の上昇・下降を予測
トラリピをより有利に仕掛けるために、新値三本足、標準偏差、ボリンジャーバンドを使い、通貨ペアの方向性を想定し、合わせてトラリピの「売り」「買い」判定を行います。例えば、上昇傾向が認められる通貨ペアの場合は「買い」仕掛けとし、想定レンジは、ストップロスの水準から判定日始値までの距離を1:2でトレンド方向に設定します。
引用終わり https://www.m2j.co.jp/toraripi/1-click.php

いずれのモデルもテクニカルを利用しています。

また、マネースクエアのホームページには説明されていませんが、実際にはいずれのモデルも想定運用期間が1ヶ月となっており、月末時点で翌月の相場を予想して月初めにモデルを作り変えていく(月1回の更新)という仕様のようです。

上の説明を見ても実際にどのようにして作られた設定なのか理解できないですし、ブラックボックスと言っても過言ではないと思います。
一応トラリピが使われているものの、昔からあるテクニカルベースのシステムトレードと同様の金融商品と考えるとよいでしょう。

トラリピ1(ワン)クリックの説明ページには詳細に書かれていないものの、実際に利用者がシステムを選択する画面にはこのシステムの「オススメの理由」が記載されています(私は全く同意できませんが、マネースクエアにとってはこの設定が「オススメ」なんだそうです。)。

そこには
 ①通貨ペア、売買の選択理由、
 ②想定レンジについての簡単な説明、
 ③レンジアウト時の対応案(ロスカットして終了など、ありふれた内容)、
が記載されており、アナリストがよく書くような単純なテクニカル、ファンダメンタルズといった内容です(数行程度)。

各モデルで一つだけ設定が記載されており、12月1~31日は以下の設定となっています。

  • タイムモデル:ドル円、買い、発注レンジ111.80~114.00円(利食い幅:0.1円)
  • ロジックモデル:ユーロ/米ドル、売り、発注レンジ1.1180~1.1510(利食い幅:0.0022)
  • トレンドモデル:カナダドル/円、売り、発注レンジ82.85~85.91円(利食い幅:0.18円)

通貨ペアまでマネースクエア側が1つづつに限定していたのはちょっと意外ですが、上記の3つだけとなっています。

注意点:金融業界の営業手法を見破るべし

上の説明で「ブラックショールズ方程式」と聞いて「何かよくわからないけど凄そう!」と思った人は要注意です。FX業界に騙されやすいタイプです。

「マルチタイムフレーム手法」、「ブラックショールズ方程式」など、初心者が見ると「何か知らないけど凄そう!」と思うような難解な用語をあえて使っている(しかもその詳しい説明もない)ところが明らかに不親切であり、初心者が儲かると誤解する恐れがあります。

金融業界がよく使うこの手の営業手法(あえて難しい用語を混ぜて説明する等)に騙されないよう注意して下さい。

はっきりと断言しておきますが、こうした難解な理論・手法を含め、どんなに高度な学問、技術を使っても「投資に必勝法はない」です。

トラリピワンクリックは単にマネースクエアの推奨設定を簡単に入力するだけのものであり、そこで推奨されている設定は従来からマネースクエアのホームページなどで紹介されていたものと大差ないです。

「ブラックショールズ方程式」を使っているから勝てるなどと勝手に思い込まないよう(思い込まされないよう)注意して下さい。

最近ではAIを使った営業文句もよく使われていますが、当然に必勝法ではありません(顧客にAIによる自動売買などの金融商品を買わせれば自社に継続的に手数料収入をもたらすという意味では、「金融業界にとっては必勝法」ですが、顧客が勝つ可能性が高いものではないです。)

「相場に絶対はない」ということも覚えておいて下さい。

トラリピワンクリックのメリット

設定が簡単

トラリピは通貨の売買の選択だけでなく、トラップ本数や発注レンジ、決済トレールの有無など、トラリピ初心者には非常に難しい項目をたんさん決定していく必要があります。

多くの初心者がここで断念する恐れがあるので、ワンクリックで簡単にマネースクエアのお勧め設定が利用できると言われれば、それに飛びつく初心者も多少はいると思います。

ただし、その投資の意味やリスクすらわからない人を投資に引きずり込む恐ろしいツールであるとも言えることに注意して下さい。

トラリピ1(ワン)クリックによる設定内容を見ましたが、初心者向けの低リスク・低リターンな設定ではないと思います。(下記デメリット参照)

ループイフダンの方がはるかに簡単で初心者に優しいと思います。

細かい調整ができる

トラリピワンクリックは単なる入力補助ツールなので、入力された後に自分の好みの設定に変更できます。
この点は個人的には高く評価します。

トラリピは細かい設定ができるというのが最大のメリットであり、その点を生かしているからです。
ただし、自分で調整ができるような人はトラリピワンクリックを使う必要がないので、残念ながら実用性が高いとは思いません。

トラリピワンクリックのデメリット

トラリピを停止するタイミングが難しい

全てのモデルの想定運用期間が1ヶ月程度となっており、仮に1ヶ月の決済利益がそれなりにあったとしても含み損のあるポジションが残っていると、それを決済するタイミングによりトータル損益がマイナスになる可能性があります。

通常、トラリピやループイフダンのような取引ではシステムを停止するタイミングが難しく(買いトラリピなら高値更新時、売りなら安値更新時が理想。この記事を参照。)、想定運用期間をあらかじめ決定しておくというのは難易度が上がるだけの愚策であり、トラリピやループイフダンを知らない素人がよくやる失敗例です。

そのような重大な欠点のある商品をマネースクエアが自信満々にアピールしている点に強い疑問を抱かざるを得ません。

想定レンジが狭い。300~400pips程度

レンジ上限を抜けて勝ち逃げならよいですが、レンジ下限を抜けて損切りとなった場合の損失が大きく、期間内の利益では到底まかなうことができません。

想定レンジが狭いため、裁量トレードのように短期で勝ち、負けが確定することとなり、長期で見れば負けが多くなるという裁量トレードと同じ負けパターンになる可能性が高いです。

トラリピやループイフダンのようなシステムでは損切りしないよう長期安定運用をすることが王道なのですが、トラリピワンクリックはそういう金融商品ではないようです。

結局、マネースクエアお抱えのアナリストの作ったシステムトレードに乗っかるか、否か、という選択です。
「投資の常識」なので知らない人は絶対に覚えておいて欲しいのですが、アナリストの言う通りにトレードするというのは典型的な負けパターンです(下記リンク参照)。投資は自分の頭で考えて行うべきだと断言します。

ループイフダン・トラリピにお勧めのテクニカル指標と注意点
テクニカル・シストレのデメリット。テクニカルで最も重要なこと

テクニカルを使っている

テクニカルをベースにしたシステムトレードは「業者必勝、顧客必敗」です。

また、アナリストなど、為替分析のプロとしてメディアで紹介される人らの実態は、相場を分析するプロではなく、相場を分析したように見せかけて顧客を扇動し手数料収入を稼ぐプロだと言うことを忘れないで下さい。

他人の言うことを鵜呑みにしてトレードする人は必ず失敗します。
上記リンク(テクニカルの記事)で詳しく書いているので一読を勧めます。

ストップロスがついている

手動で外すことも可能ですが、あらかじめストップロスが設定されています。

想定運用期間が1ヶ月と短いので、確かにそのような期間制限をつけるならストップロスをつけるのも一つの合理的戦略である可能性はあるものの、そもそもトラリピで短期運用すべき理由がありませんし、想定運用期間内の収支がプラスで終わる可能性が高いとは言えません。

トラリピやループイフダンのような手法では長期安定運用を目指すのが王道です。
短期レンジより長期レンジの方が予想しやすく、損切りのリスクを低減できるためです。

あえて「短期運用」という邪道に進むべき理由があるとは思いませんし、マネースクエアからの説明もありません。

私はトラリピやループイフダンの手法を熟知している自信がありますが、これらの手法はほとんどの場合、短期運用に向くものではないと考えます。
この記事でも書いた通り、トラリピやループイフダンでは損切りを繰り返す運用より、損切りしない運用の方が効率よく稼げます。

相場予測に強い自信がある時に、一時的にリスクをとって短期運用するという戦略はあるものの、ハイリスク・ハイリターンであり、長期に何度も続けるようなものではありません。

トラリピワンクリックのような短期運用を毎月続けるというのは、トラリピやループイフダンのような手法のメリットを台無しにするものであり、私は絶対に推奨しません。

(なお、私見ですが、トラリピワンクリックで短期運用を勧めていることに関し、マネースクエアにとってのメリットを考えると、短期運用だと想定レンジが小さくなるため各注文の間隔・利食い幅なども小さくして注文回数を増やすことになるのですが、注文回数が増えるとその都度手数料やスプレッドのコストが発生し、利用者にとってはマイナスですが、FX業者にとっては利益増となります。

本当にそのような背景から短期運用をしているかは不明ですが、マネースクエアに限らず金融業者がこうした本音を認めるとは思えないので、利用者が自分の頭で考えることを勧めます。しょせん私の単なる推論であり、事実かどうかは断定できません。単に従来から月1回、推奨設定を公開していたからその慣例を続けているだけかもしれませんし、私が考えるデメリットに気づいていないだけの可能性も一応あります。

いずれにせよ、この例に限った話ではなく、金融業界とユーザーの利益は相反することがほとんどなので、業者の言いなりに投資するのはハイリスクだと覚えておいて下さい。)

注意:「客観的」な分析手法について

マネースクエアのホームページには、
「トラリピ1クリック」は、客観的な分析手法に基づいて制作されており、内容の正確性を保証するものではなく、あくまでも参考情報のご提案のみを目的としております。https://www.m2j.co.jp/toraripi/1-click.php
と記載されており、テンプレ注意書きに見えますが誤解される恐れがあるため一応コメントしておきます。

トラリピワンクリックは、マネースクエアお抱えの人がテクニカルやファンダメンタルズを分析して設定を決定している時点で「客観的な分析手法に基づく」ものにはなり得ないので注意して下さい。

仮に使っているツール自体が「客観的な分析手法」だとしても、その使い方に必ず「主観」が入り込みますし、着目するファンダメンタルズ等にも「主観的」な要素が絶対に入ります。

月1回しか更新されない

相場状況は日々変わっていくのにトラリピワンクリックの設定は月初めにしか更新されません。

仮に月末時点での相場分析・推奨設定が適切だったとしても、その設定が1ヶ月の間ずっと完璧である可能性は極めて低く、多くの利用者にとって使い所が難しいものになると思います。

問題の本質は想定運用期間が1ヶ月と短いことにあります。
長期の設定も公開するようになれば、多少はマシになるかもしれません。

注意:金融業界の「推奨」は地雷

金融業界全体に言えることですが、金融業界の推奨する商品や設定というのは多くの場合、自社に都合がよいもの(自社の利益が大きいもの)を推奨しているだけです。
利用者にとって有用な商品や設定であることは非常に少ないです。

ランキングなどを使って実質的に推奨してくるパターンも多いので注意して下さい。
ランキング上位は本社の方針で営業が押し売りしてる商品が並んでいるだけということもザラです(投資信託などに多い手口)。

何度も言いますが、投資は自分の頭で考えるべきです。他人の意見を鵜呑みにした時点で負けです。

トラリピなのでスプレッドが大きい

もはや言うまでもないことですが、トラリピはスプレッドが大きいため、ループイフダンと同じ設定を作ってもループイフダンの方が利益が大きくなります。(この記事参照)

トラリピワンクリックの設定で投資すべきとは全く思いませんが、仮にその設定にしたい場合であってもトラリピで行うよりループイフダンで行った方が利益が大きくなります。

スプレッドもスワップも、ループイフダンの方が有利だからです。

★★★

以上、「トラリピ1クリック」について詳細に説明しました。

以前からマネースクエアのホームページなどで推奨設定が公開されることはあったので、トラリピワンクリックはそうした設定の入力を簡略化しただけとも言えます。

肝心の設定内容がツッコミどころ満載だったので長い記事になってしまいましたが、最大のデメリットは想定運用期間が1ヶ月であることなので、そのあたりが今後改善されていくことを期待します。

現時点では私がオススメできるような代物ではありません。
私のオススメ設定は「ループイフダン攻略法」を参照して下さい。 

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ループイフダンの最大ポジション数を変更する方法【損切りしない設定編】を紹介します。

以前紹介した記事では「損切りする設定」の場合がベースとなっているのですが、この記事で紹介したように、ループイフダンは「損切りしない設定」の方が効率よく稼げるため、損切りしない設定で最大ポジション数を変更する方法を説明します。

戦略として知っておくと応用が効くので以下で詳しめに解説していますが、多少手間がかかるので、無理にやる必要はありません。
最大ポジション数を変更しないで済むよう、最初から余裕を持った設定にするのを勧めます。

文章で書くとややこしくなってしまうのですが、最初に簡単にまとめておくと、いずれの場合も、
希望する最大ポジション数の範囲になるようにループイフダンを追加・停止し、重複ポジを決済する
というだけの話です。

最大ポジション数を増やす方法(簡単・お勧め)

具体的で説明します。

既に稼働しているループイフダンの最大ポジションが3の場合に、
最大ポジション数を5に変えたい(2つ最大ポジションを増やしたい)
ならば、以下の手順で対処します。(値幅100pipの場合)

①元のループイフダン(下図の青)のポジション数が「3」になり、さらに値幅1つ分下落した時に、
ループイフダン最大ポジション変更1

②最大ポジションの増分「2」を最大ポジションとするループイフダン(赤)を追加します。
ループイフダン最大ポジション変更2

追加するループイフダン(赤)については、最大ポジション数以外の設定(取引数量、値幅など)は元のループイフダン(青)と同じにします。(変更してもよいですが、損益などは変わります。)

上記①、②の2ステップを行うことにより、最大ポジションが5の場合と同じ状況、つまり100円から104円までのレンジの動きを利益化できるようになります。

新たに追加したループイフダン(赤)により、100円から102円の間を上下する動きについても決済利益が得られるというのがポイントです。(下図)
ループイフダン最大ポジション変更3

注意点:新ループ停止&重複ポジ決済

新しいループイフダン(赤)開始時のポジションが決済されたら
(つまり、元のループイフダン(青)が最大ポジション数となった時点のレートに戻ったら。下図の102円)、
新しいループイフダン(赤)を停止させ、その残りのポジション(下図の赤)を直ちに手動決済する必要があります。

元のループイフダン(青)と新しいループイフダン(赤)が重複するポジションを持つのを避けるためです。(重複ポジ決済)
ループイフダン最大ポジション変更4

なお、新しいループイフダン(赤)を停止した後に再び相場が下落した場合、この方法を最初から(①から)やり直します(①所定のレートに下落したところで、②ループイフダン(赤)を追加)。

この方法のメリット

最大ポジション数が増やせる

最大ポジション数を増やすことにより、ループイフダンで決済利益が得られる範囲を広くできます。

元のループイフダンの範囲より下で新たなループイフダンが稼働されるためです。

戦略の幅が広がる【小出しループイフダン】

細かく最大ポジション数を増やしていくようすると、例えばあらかじめドル円が100円を割るところで最大ポジション数となるようにしておき、実際に100円になった時に再度相場状況を見直し、
  • 下落が収まるまでいったん様子見するとか、
  • 様子見せず、そのレート以下でもすぐに新規ポジションを取るようループイフダンを追加する、
  • ドル円の今後の見通しが厳しいと判断し戦略を変える(他の通貨ペアでループイフダンを稼働させる等)、
などのように状況に応じて戦略を変えることができます。

重要レート付近(ドル円100円など)で戦略を切り替えるよう、あらかじめ設定しておくのが上級者向けのテクニックです。

つまり、最初から最大ポジション数を大きくする(例えば20)にするのではなく、最初は10にして重要レートに下がったところで最大ポジション数になったら残りの10を追加する(小出しにする)というものです。

目安資金が小さくなる

ループイフダンは最大ポジション数を増やすと目安資金も大きくなるという特徴があります。
そのため、最初に稼働させるループイフダンの最大ポジション数を小さくすると目安資金を小さくでき、資金が少ない時でもループイフダンを利用できます。

そして、余裕資金ができた時(ボーナス、臨時収入など)に最大ポジション数を追加するといった投資法も可能になります。

ループイフダンを一時停止できる

上の応用的な使い方です。手順は変わるのですが、基本的な考え方は同じなので合わせて説明します。

一時停止したい時にループイフダンをいったん停止し、その後に新しいループイフダンを稼働させる際に、
元のループイフダンの残りポジション数(決済されずに残っているポジション数)と新しいループイフダンの最大ポジション数合計」を
元のループイフダンの最大ポジション数」と同じ
にするとループイフダンの一時停止と同じ効果を発揮します。

重複ポジションが発生しないように注意するところも上記と同じです。

急落時や節税目的で一部のポジションを決済するため等、ループイフダンを一時停止したい場合に、この方法が役立ちます。

この方法のデメリット

ループイフダン追加、停止、重複ポジ決済が面倒

最大ポジション数より値幅1つ分だけ下落したタイミング(上の①)を見計らって、手動でループイフダンを追加させる必要があり、面倒です。

また、上の注意点で説明した手間が面倒です(図④の重複ポジ決済。下図は上の図④と同じ)。
ループイフダン最大ポジション変更4
つまり、新しいループイフダンが稼働時点のレートを超えて上昇し、1つ目のポジションが決済されたら(元のループイフダンが最大ポジション数となった時点のレートに戻ったら)、新しい方のループイフダンを手動で停止させ残ったポジションも決済させる必要があります。

元のループイフダンと新しいループイフダンとが、同じレートでポジションを取るのを回避するためです。

ポジション数が増えるのを回避するため、リスク管理上どうしても必要な手続きなのですが、手間がかかるのがネックです。

手間を減らすコツ

  • 値幅が大きいループイフダンを使っていると、ポジション数が変わりにくいので、上の手続き(重複ポジ決済など)をする手間が少なくなります。(逆に、値幅の小さいものだとポジション数が変わりやすく手間が増える)
  • より簡単な投資法を好むのであれば(特に初心者は)、上記のように細かく最大ポジション数を追加していくのではなく、最初から大きめにしておく方がよいと思います。

最大ポジション数を減らす方法(面倒。非推奨)

参考のため一応説明しますが、最大ポジション数を増やす場合より手間がかかる割にそれほど大きなメリットがないので、特に推奨できません。
やる必要が生じた時に、手間を考慮して実行するかを検討して下さい。

以前紹介した「損切りする設定」での最大ポジション数の変更方法と同様の手順を取ります。

例えば、最大ポジション数を5から3に変更したい時、以下のA,Bの2つで場合分けします。
  • 「A:現在のポジション数が少ない時(3以下)」と
  • 「B:現在のポジション数が多い時(3を超えている)
最初に簡単にまとめておくと、下記のAもBも、
  • 新・旧ループイフダンの合計ポジション数」が「変更希望の最大ポジション数」を超えそうになったら手動でループイフダンを停止し、「変更希望の最大ポジション数」未満となったら再稼働、
  • 新・旧ループイフダンのポジションが重複したら旧ポジションを消す、
というイメージです。

A:現在のポジション数が3以下の場合

3になるまではそのまま放置し、4になる直前にループイフダンを停止します。(ポジション数が4以上になるのを防ぐため)
ループイフダン最大ポジション減らす1

その後、相場が下落したなら何もせず放置し(ポジション数3を維持)、
ループイフダン最大ポジション減らす2

相場が上昇し3個目のポジションが決済されたら、最大ポジション数3のループイフダンを新規稼働させます。
ループイフダン最大ポジション減らす3

注意点:重複ポジ決済が必要

この時、元のループイフダン(下図の青)のポジションと、新たなループイフダン(赤)のポジションが重複する状況(同じレートにポジションが複数存在する状況)になるので、元のループイフダンのポジションは全て決済レートを変更し、利益ゼロで決済させるようにします。(以前紹介した「損切りする設定」で最大ポジション数を変更する方法と同様。)
ループイフダン最大ポジション減らす4

この点について簡単に補足説明しておきます。
上図の例では、103円に赤と青の2つのポジションを持っています。

相場が下落すると、両方のポジションに含み損が発生してしまうので、それを避けるために青のポジションの方を利益ゼロで決済させます。

予め指値注文を入れて決済してもいいですし、新たなループイフダン(赤)を稼働させた時に手動で決済してもよいです。

103円のポジションだけでなく、全ての青のポジション(104円を含む)を同様に指値注文を使う等して利益ゼロで決済させるようにします。(相場が104円になると103円の時と同じ問題が出るため)

利益ゼロで決済させても意味がないと思うかもしれませんが、上記したように下落時の損失を避けることができますし、上昇時の利益は新しいループイフダン(赤)から得られるので、損益も変わりません。また、損切りするより利益ゼロ決済の方が損益がよくなるのは言うまでもありません。

(なお、実際にはスワップが入るので利益ゼロとは限りません。ここでいう利益ゼロとは決済利益がゼロのところで決済させるという意味です。)


話を元に戻して、最大ポジション数を5から3に変更する時の2つ目の状況(B:現在ポジションが多い時)について説明します。

B:現在のポジション数が3を超えている場合

直ちにループイフダンを停止します。(残ったポジを手動で損切りしてもよいですが、以下では損切りしない前提で説明します。)
ループイフダン最大ポジション減らすB1

(※)その後、相場が上昇し、残ったポジションが決済されポジション数が3未満になったら、そのタイミングで最大ポジション数が3のループイフダンを新規稼働させます。(重複ポジは利益ゼロ決済)
ループイフダン最大ポジション減らすB2

その後に相場が下落した場合、残ったポジション数と新しいループイフダンのポジション数の合計が3を超えそうにになったら新しいループイフダンを停止します。
ループイフダン最大ポジション減らすB3

そして、相場が上昇したら※に戻る、を繰り返します。

●この記事が難しいと感じた人へのアドバイス。
ループイフダンを始めてみて、その特性がきちんと理解できている人なら、この記事で紹介した方法の有用性が理解できると思います。

テクニックとしては重要なので、この記事がよくわからなかった人はある程度ループイフダンの経験を積んでから再読して欲しいと思います。

関連記事

ループイフダンの最大ポジション数を変更する方法【損切りする設定編】
(更新履歴:2018年11月18日投稿、2018年12月27日更新)
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リスク管理

★ループイフダンの目安資金表【最大ポジション数ごと】
ループイフダンでは目安資金を正確に把握して長期安定運用を続けるのが勝ち続けるコツです。
最大ポジション数ごとの目安資金がわかるのはこのブログだけなので、ぜひこの記事を活用して下さい。

★ループイフダン等で下落時損失を抑える方法【両建てヘッジの使い方】
 
下落時の損失を抑える方法として値幅を大きくする、最大ポジション数を小さくする、取引数量を小さくすること等が有効ですが、別の方法「両建てヘッジ」を紹介します。
ループイフダンの必須スキルであり、その使い方や長所短所をよく理解する必要があります。

★【重要】損切りしてはいけない理由
通常の裁量トレードでは損切りすべき場面は多いですが、ループイフダンではほとんどの場面で損切りしない方が効率よく稼げます。
その理由を理解せずにいい加減に設定を決めると、後で必ず痛い思いをするので、この記事をよく読んで正しい設定の仕方を身に着けて下さい。

基本情報

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投資法

★【FX業界の本音】テクニカル・シストレの本質
テクニカルを使う人は多いですが、その本質やテクニカルが無価値であることに気付いていない場合がほとんどです。
そこで、テクニカルの本質を説明し、テクニカルやテクニカルに基づいたシストレのデメリット等を紹介しています。

★【重要】ループイフダン・トラリピにお勧めのテクニカル指標と注意点
ループイフダンではレンジをあらかじめ想定しておくことが重要です。
そこで、レンジを決めるのに適したテクニカルとその理由を紹介します。
ループイフダンに使ってはいけないテクニカルも紹介しているのでこの記事を参考にして下さい。
 
★【落とし穴注意】両建てループイフダンの注意点
両建ては利益が増やせることや、売りか買いの片方の証拠金だけで済むというメリットがあり、下落が続く場合や相場の天井を正確に当てられる場合は有効な戦略なのですが、実際は天井をピンポイントで当てることは非常に難しくリスクが高いため、あまりお薦めできません。

それでもやりたい場合のために、そのリスクを下げる方法や注意点をこの記事でまとめているので参照して下さい。 
両建てループイフダンをする気がなくても、ループイフダンの戦略を立てる際に知っておくとよい情報も多いと思います。 

★【見落としやすいポイント】高値更新時の戦略・リスク管理
ループイフダンでは高値更新時に注意すべきポイントがあるのでこの記事にまとめました。
長期安定運用のために、忘れずにチェックすることを勧めます。

★ループイフダン停止のタイミング【確定損失を減らす方法】
ループイフダンでは停止させるタイミングにより含み損(確定損失)が変わるので、いつ停止させるかは重要です。
この記事でそのタイミングや、停止後の対応等をまとめているので参考にして下さい。

★【値幅の正しい選び方】レンジ位置ごとの最適戦略

ループイフダンでは(特に新規稼働させる場合)レンジ内の位置の違いにより戦略を変えることが有効です。
この記事でまとめているので参考にして下さい。
 
★ループイフダンの最大ポジション数を変更する方法【損切りしない設定編】
ループイフダンの最大ポジション数を変更するにはちょっとしたテクニックが必要です。
ループイフダンを停止&再開させる時にも役立つ内容になっているので、是非この記事を一読下さい。(損切りしない設定編として2018年11月18日更新)

リターン

★バックテスト2004年以降。トラリピ比較
利益をあらかじめ予測するにはバックテストの結果を見ることが重要です。
アイネット証券等より長期かつ詳細なデータをこの記事で紹介しています。

★2014年以降の実際の取引利益(月・日データ)、最新スワップ

注意点等

★ループイフダン・トラリピの節税方法
★FXふるさと納税の限度額 &節税の裏技

★著書「マンガでわかるFXの新常識ループ・イフダンでらくらく稼ぐ」好評発売中!
私、七瀬玲が書いた「マンガでわかる FXの新常識ループ・イフダンでらくらく稼ぐ」が好評発売中です!
ループイフダンの基本的なことがよくまとまっており、ループイフダンの入門書として最適です。

★初心者必読のループイフダンFAQ(よくある質問)
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投資テクニック等

★ナンピンとループイフダン、トラリピ比較

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★勝率5割でも勝つ方法!常勝FXトレーダー今井雅人の投資法
裁量トレードでは取引数量を適当に決めてしまっている人が多いですが、プロはどのようにして決めているのかをこの記事で紹介します。
ループイフダンと並行して裁量トレードをする方も多いので役に立つと思います。
主にスイングトレードに関するトレードテクニックですので、ループイフダンのリスク管理とはやや趣向が異なりますが、色々応用が効くので知っておく価値は高いです。
 
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★指標トレードの注意点。トラリピではレートを変えるべし

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 (更新履歴:2014年11月24日投稿、最終更新:2019年1月2日) 
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アイネット証券に口座開設して実際にループイフダンを使っています。
トラリピ(他社の類似サービス)より低コストなのでトラリピより利益が10~78%も増えますし、使いやすいのでとてもよいシステムだと思います。

しばらく評価検証し全容を把握できたので、ループイフダンとは何かをトラリピと比較して説明し、さらにメリット・デメリット等をまとめておきます。

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ループイフダンとは何か

一定の値幅だけ下がったら買い、一定の値幅だけ上がったら売る(利食いする)というシンプルなトレード(イフダン注文)を自動で繰り返すものです。
例えば、1円下がったら買い、1円上がったら売る(利食う)というトレードを自動で繰り返してくれます。
ループイフダンのイメージ図

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ループイフダンは一度稼働させると最大ポジション数の変更ができないため、その対処法を紹介します。

最大ポジション数による自動損切りを回避したい場合や、節税のための年内利益調整、急落回避などのためにループイフダンを一時停止した時に残ったポジションについての注意点など、ループイフダンを停止&再開させる時にも役立つ内容になっています。

これを知っていれば、いつでもループイフダンの一時停止や最大ポジション数の変更ができますし、投資資金が増えた場合に最大ポジション数を大きくするといった使い方も可能になります。

少しややこしい内容なので、ループイフダン初心者は無理に読む必要はありません。ある程度慣れてきて、最大ポジション数を変更したいと思った時に参考にして下さい。

この記事では【損切りする設定】の場合について紹介しています。
【損切りしない設定】については以下の記事を参考にして下さい。

ループイフダンの最大ポジション数を変更する方法【損切りしない設定編】
 

最大ポジション数を変更したい場合の対処法

ステップ1.ループイフダンを停止する。
ループイフダンの最大ポジション数変更1

ステップ2.最大ポジション数を変更したループイフダンを新たに稼働させる。
ループイフダンの最大ポジション数変更2

ステップ3.残ったポジションの利食いレート変更(利益ゼロで決済)
ループイフダンの最大ポジション数変更3

ステップ4.損切りレートも変更。

ループイフダンの最大ポジション数変更4

各ステップの注意点などを紹介します。

ステップ1(停止)の注意点

ループイフダンの最大ポジション数変更1
ループイフダンを停止すると、以後に新規ポジションを取らなくなるだけで、その時に保有していたポジションはそのまま残ります。
指値や損切りレートもそのままなので、ステップ3、4で修正します。

ステップ2(変更&再稼働)の注意点

ループイフダンの最大ポジション数変更2
ループイフダンを新規稼働させれば、停止前と同じ決済利益が得られます。

新規稼働の際に変更する設定値(最大ポジション数など)には特に制限がないので、目安資金や相場観等に応じて決定します。

(ここで停止前と同じ最大ポジション数にすれば、一時停止&再開する方法として使えるので、テクニックとして覚えておいて下さい。)

以下では最大ポジション数を増やす場合について説明し、減らす場合は後ほど紹介します。
 

ステップ3(利益ゼロで決済)の注意点

ループイフダンの最大ポジション数変更3

ステップ1で残ったポジションを全て利益ゼロで決済させます。(手動決済か、指値変更する)
これは新たに稼働させたループイフダンとポジションが重複するのを防ぐためです。

例えば、停止前のドル円B100ループイフダンのポジションが2つ(105円、104円)残っていた場合に104円で新規稼働させると、そこで新規ポジションを取るため104円のポジションが重複します。(上図)

この時、残ったポジションを利益ゼロで決済させるように指値を変更すれば、104円のポジションはすぐに決済され重複を回避できます(手動決済でもOK)。105円に上がった時も同様にして指値を変更することにより重複を回避できます。

利益ゼロで決済させても意味がないと思うかもしれませんが、損切りするより損益がよくなりますし、ポジション数を減らすことにより下落時の損失を抑えることができ、上昇時は新たに稼働させるループイフダンから停止前と同じ額の決済利益を稼げるので、十分意味はあります。

(なお、この操作が面倒ならやらないことも可能ですが、その場合は重複している分だけポジションが多いと考え、目安資金を多めに用意する必要があります。)
 

ステップ4(損切りレート変更)の注意点

ループイフダンの最大ポジション数変更4

残ったポジションの損切りレートを変更することにより、初めから変更後の最大ポジション数だったことにでき、目安資金の計算が簡単になります。(損切りする設定の場合。なお、損切りしない設定の場合は、新規稼働させたループイフダンの目安資金に加えて、停止後に残ったポジションによる下落時の損失を考慮する必要があります。)

例えば、停止前のポジションが2つ(105円、104円)残っていた場合に、104円で最大ポジション数3で新規稼働させ、残った104円のポジションを利益ゼロで決済させると105円のポジションが残ります。(上図。青は停止前のポジ、緑は新規ポジ)

新規ループイフダンの最大ポジション数は3なので、通常なら104、103、102円のポジションを取って最大ポジション数3となり、次の101円になった時に損切りが始まるのですが(損切りする設定の場合)、
ここでは残った105円のポジションも含めて最大ポジション数3となるようにしたいので、105円のポジションは102円の時に(新規ポジ104、103、102の3つと合わせると最大ポジション数3を越えてしまう時に)損切りされるよう損切りレートを変更します。

なお、損切りしたくない場合は損切り注文のレートを遠くにしたり、注文自体をキャンセルすればOKです。この場合はポジション数が増えるため、下落時の目安資金には注意して下さい。

【損切りレートの計算式】

残ったポジションのうち、最高値のポジションの損切りレートは次式で計算できます。

 設定する損切りレート=ポジションのレート-最大ポジション数×値幅(pip)÷100
 (100で割っているのはpipをレートの単位に合わせるため)

上の例だと、損切りレートは
 105-3×100pip÷100=102
となります。
残ったポジションが2つ以上ある場合は、順に値幅を引いていくと簡単です。
 

最大ポジション数を小さくする場合

上の例では、新たに設定する最大ポジション数3が残ったポジションの数2より「大きい」場合でした。
その反対で、新たに設定する最大ポジション数が残ったポジションの数より「小さい」場合も、同様に利益ゼロ決済&損切りレート変更をしますが、さらに手動で損切りする必要があります。

最大ポジション数を減らす場合

例えば、上記同様、停止前のポジションが4つ(107、106、105、104円)残っていた場合に104円で最大ポジション数3で新規稼働させ、残った104円のポジションを利益ゼロで決済させると3つ(107、106、105円)のポジションが残ります。(上図)

これと新たなポジション1つ(104円)と合わせると4つのポジションを持つことになり、最大ポジション数3を越えてしまうので、107円のポジションもすぐに手動決済する必要があります。

残りのポジションの損切りレートは上記と同じ計算式で求められます(例えば、106円のポジションは106-3×100pip÷100=103円で損切り)。

下落時の損失額(目安資金)は残ったポジションのうち最高値のレートが基準となります。
上記の例では、106円で最大ポジション数3で始めた場合の金額となります。

最大ポジション数1は絶対にやってはいけない

やることはないと思いますが、最大ポジション数1のループイフダンは絶対にやってはいけない設定です。

相場の上昇・下落による損益は同額の裁量トレードとほぼ同じなのですが、無駄に損切り&新規ポジを取りその都度スプレッドコストがかかる分だけ裁量トレードより不利になります。
 

この変更法のメリット

いつでも最大ポジション数が変更できる

投資資金が増えた場合等に最大ポジション数を大きくするといった使い方も可能になります。
 

目安資金がわかりやすい

初めから変更後の最大ポジション数だったとして下落時の損失額(目安資金)を計算できるようになります。(参考:ループイフダンの目安資金

下図のように105円のポジションが残ったまま104円(最大ポジション数3)で新規稼働させた場合、105円で最大ポジション数3で始めた場合と同じ損失額となります。
ループイフダンの最大ポジション数変更4

このようなメリットが得られるのは、残ったポジションも新たに取るポジションも同じ間隔(値幅)となるためです。
 

【重要】一時停止にも使える

やや応用的な使い方になりますが、最大ポジション数を前と同じにすれば(変更しなければ)、ループイフダンを一時停止して再開できるという効果があります。(本題とは違いますが重要なメリットです。)

最大ポジション数による自動損切りを回避するためにループイフダンを停止する時や、節税目的で一時停止し年内の利益を調整する時(特に一時停止して年内の利益が増えないようにする時)、急落回避などのためにループイフダンを一時停止した時などにも、残ったポジションにここで紹介した利益ゼロ決済&損切りレート変更をすれば、簡単にループイフダンを再開できるようになります。

この変更法のデメリット

注文レート変更が面倒

残ったポジションの数が多い場合だと、それらの利食い・損切りレートの変更を全て手動で変更するのは結構大変です。
なるべくポジション数が小さい時に最大ポジション数の変更(停止&新規稼働)をすれば、その手間が減らせるのでお薦めです。

また、利益ゼロで決済させる手順(ステップ3)は省略することも一応可能です(その代わり、最大ポジション数を1つ(重複分)多めに見積もる必要があり目安資金も増える。資金に余裕のある人向けのテクニックです。)。
 

スプレッドコスト

実際に発生するコストは、残ったポジションと同じレートに重複する新規ポジションを取る時のスプレッドコストだけです。
(例えば、1万通貨・スプレッド2pipの新規ポジションを1つ取ると200円のコスト)

このコストを抑えるためには、残ったポジションが少ない時(1の時がベスト)に最大ポジション数変更するのがよいです。
決済利益に比べればスプレッドのコストは小さいので、それほど気にする必要はないと思います。

(利益ゼロで決済させる操作(ステップ3)をしない場合、その決済利益でスプレッドコスト以上を稼げますが、やはり最大ポジション数が1つ多い場合の資金が必要になります。)
 

【注意点】残ったポジションを一度に全て手動決済すると利益が減る

上記のように残ったポジションの注文レートを全て変更(ステップ3、4)するのが面倒なため、残ったポジションを一度に全て手動決済(損切り)してから希望する最大ポジション数のループイフダンを新規稼働するだけでよいと思うかもしれませんが、そうすると利益が少なくなります

なぜかと言うと、ステップ3、4(注文レート変更)をした後に上昇した場合は値幅に達した時に利食い利益が得られますが、手動で損切りした場合も上昇時の利食い利益自体は同じなので損切りした分を取り戻すことができません

この差が埋まることはないため、残ったポジションを一度に全て手動決済(損切り)すると利益が小さくなってしまいます。
 
損切りする額が小さい場合なら全て損切りしてもよいと思いますが、なるべくなら手間を惜しまずここで紹介した対処法を行う方がよいと思います。
 

最大ポジション数の変更まとめ

  • 停止後に最大ポジション数を変更して再稼働。
  • 残ったポジションは利益ゼロで決済&損切りレート調整。
  • メリットは目安資金の計算が簡単、一時停止にも使えること。
変更や一時停止をしたい時は、この方法を役立てて下さい。
特に一時停止は中級者以上の方には非常に役立つテクニックだと思います。

関連記事

(参考)バージョンアップ前の最大ポジション数を変更する方法

(2018年6月に旧ループイフダンは終了したので、この章(赤字部分)は読む必要はありません。参考情報として残しておきます。)

最大ポジション数を越えて下落している時に、最大ポジション数を増やすには、増やしたい分を最大ポジション数に設定した新たにループイフダンを追加すればよいです。(自動損切りがないため。)(関連記事:ループイフダンのバージョンアップまとめ
 
追加&停止するタイミングは、最大ポジション数を越えて下落したところで追加し、そのレートまで戻ったら(最大ポジション数以内になったら)追加したループイフダンを停止します(停止しないまま上昇すると、バージョンアップ前と重複するポジションを取ってしまうため)。

例えば、バージョンアップ前の最大ポジション数10から15に増やしたい場合、ポジション数が最大の10を越えるところ(より正確には10個目のポジから値幅1つ分下)で新たに最大ポジション数5のループイフダンを追加し、そのレート以上に相場が戻ったら追加したループイフダンを停止します。

追加したループイフダンはバージョンアップ後の仕様なので、その最大ポジション数になると損切りが発生するので注意して下さい。

下落時の損失額を計算する場合、最大ポジション数はバージョンアップ前の数と新たに追加した数の合計とし、基準となるレートはバージョンアップ前のループイフダンを稼働した時のレートとして、その下落幅から計算できます。

バージョンアップ前の最大ポジション数を減らすことはできません。バージョンアップ前のループイフダンは停止すると全てのポジションが決済されてしまうためです。

(更新履歴:2017年2月14日投稿、2018年11月3日更新)
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2016年9月26日(月)にループイフダンがバージョンアップされ、さらに使いやすく稼ぎやすいものに進化し、それまでのデメリットが全て解消されます。
その全貌を紹介します。

簡単なまとめ。
  • 複数のシステムの同時稼働ができるようになった。
  • 成行から指値に
  • 相場追従機能(自動で損切りしつつ取引を続ける。iサイクル注文と同じ)
  • スプレッド・スワップ等もiサイクル注文・トラッキングトレードより有利
  • 通常注文も可能
以下、主な変更点
【機能面】

●同じシステムを複数稼働できる★★★(星は重要度を表す)
以前は同じシステムを一つしか稼働出来ませんでしたが、複数稼働できるようになりました。
例えば、ドル円B15を同時に2つ以上稼働させることが出来ます。
 
これによりシステム稼働後に新たにシステムを追加することで取引数量を増やすといった操作もできます。
重要な機能であり戦略の幅が広がりました。

●成行から指値に変更。スリッページなし★★★
以前は各エントリーレートに達するごとに成行で発注する仕様であったため、スリッページ(滑り)が発生することがありました。
今回の変更で、成行ではなく指値で発注する仕様に変更されたので、そのような滑りは起きなくなりました。

例外:ループイフダンを稼働させる時の最初の注文(一つ目のポジション)は成行で注文されます。
これはループイフダンを稼働させてもなかなかポジションを取らないのが嫌という意見が多かったため採用されたそうです。

なお、バージョンアップとは関係ない話ですが、損切りと同時に成行で新規ポジションを取る時や、高値更新時に逆指値で新たなポジションを取る時には滑りが出ますが、FXの仕様上、避けられないものでありトラリピなどの他社でも同じです。

●エントリーレートが選べるように★★★
以前はエントリーレート(新規・決済注文のレート)が固定されていましたが、最初の注文を基準に一定間隔で発注されるようになります。
 
つまり、最初の注文はループイフダン稼働時に成行で発注され、それ以降の注文は1つ目の発注レートに指定値幅の分だけ加減したレートに指値で自動発注されます。(発注時のレート(約定レートではない)にプラマイしたものが隣のレート)

これにより自分の好きなレートで発注できるようになりました。
(なお、当然ですが、損切りが逆指値なのは他社と同じです。) 

●損切りも自動で行ってくれる【相場追従機能】★★★
以前は最大ポジション数に達した後は取引が行われない仕様でしたが、損切りしつつ新規ポジションを取るよう進化しました。
そのため、最大ポジション数になった後も決済利益を上げることが出来ます。

iサイクル注文やトラッキングトレードにあった機能が利用できるようになったということなのですが、iサイクル注文等よりスプレッド・手数料・スワップ等が全て有利なので、ループイフダンの方が利益が大きくなります。
機能もコストでもループイフダンの方が優れています。

(2018年3月1日追記。2018年2月のバージョンアップで損切りあり/なしが選択できるようになりました。)

ループイフダンの追従機能【新機能】

●同じシステムで通常注文も出せる★★★
以前のシステムはループイフダンの選択しかできませんでしたが、バージョンアップにより通常注文(ループイフダンではない普通のFXのような注文)も出来るようになったので利便性が向上しました。

両建てヘッジのようなテクニックも簡単に使えるようになったのでリスク管理もしやすくなっています。 

●ループイフダンを停止してもポジションが決済されない★★★
以前はループイフダンを停止すると、そのループイフダンが持つ全てのポジションを決済しなければならない仕様でしたが、ポジションを決済せずにループイフダンを停止できるように改善されました。
 
これでいつでも気兼ねなくループイフダンを停止できます。相場急変時等に一時的にループイフダンを停止したい場合等にも使いやすくなりました。

●今までのループイフダンもそのまま使える。★★
バージョンアップ前から稼働しているループイフダンについては、以前の仕様のまま利用できます。
システムを強制的に停止されたりポジションを決済される恐れはないので安心です。

バージョンアップ以降に新規稼働させる場合は全て新バージョンが適用されます。

●システムも大幅強化★★
ループイフダン以外のシストレが廃止されたことやループイフダンの仕様が簡略化(成行から指値に変更)されたことでシステムの負荷が減りました。
また、システム自体も大幅に強化されたので、異常レートでの約定や約定遅延、ログインできない等のシステム異常が起こる可能性も低くなりました。

以前は成行注文のためスリッページが生じる場合がありましたが、最初の注文以外は成行ではなく指値で発注する仕様に変わったためスリッページの心配もなくなりました。

●以前と同じ値幅・戦略が使える★
値幅は以前と同じなので、以前の戦略がそのまま使えます。
値幅を自由に設定できるようにしないのはトラリピのマネースクウェア・ジャパン(M2J)の特許対策のようです。

●通貨ペア、スプレッド、スワップ等は有利な水準。★
以前からドル円2pipという小さなスプレッドでしたが、今回の変更でもこれは維持されており、トラリピやiサイクル注文、トラッキングトレード等の他社の連続発注より有利な仕様になっています。
スワップも業界最高水準を維持しているため、コスト・機能ともに他社を圧倒しています。

  ループイフダン トラッキングトレード iサイクル注文 トラリピ
ドル円 2 4.3514
豪ドル円 4 7.6716
ユーロ円 3 4.8615
ポンド円 5 8.7718
↑スプレッド比較。数字はスプレッドプラス手数料

●最大ポジション数の確認が可能に
今までは最大ポジション数を確認するにはアイネット証券に問い合わせるしかありませんでしたが、バージョンアップによりシステム上から確認できるようになりました。

システムにログインした後に、「ループイフダン[照会]」をクリックし、売買システムを選択し「運用詳細画面へ」をクリックすれば確認できます。

なお、最大ポジション数の設定が必須になりました。
とは言っても、上限がかなり大きく証拠金の限界まで大きくすることも可能なので、実質的な変更はなく、最大ポジション数を大きくして損切りされないようにすることも可能です。

ただし、そうすると含み損が増えやすくなるので下落時損失を考慮して適切な数を設定した方がよいです。
損切りされる仕様になっても下落時損失や目安資金は変わらないので下記のリンクを参考にして下さい。
 

●重複レート発注機能の廃止。
この機能はリスクが高いので間違って使わないよう注意してきましたが、機能自体が廃止されたのでもうその心配はありません。

●保有ポジションを手動決済するとループイフダンも停止。
ループイフダンの保有ポジションの一つを手動決済すると、そのループイフダンも停止するよう変更されました。
新たにループイフダンを再開するのも容易なので特に問題はないと思います。
恐らくシステム負荷軽減のための措置だと思います。

●証拠金不足なら新規注文不可。
新規にループイフダンを稼働させる場合すぐに成行注文を出しポジションを持つ仕様なので、そのポジションの取引証拠金が足りない位に純資産額が少ない場合はシステムが停止されるよう変更されました。
リスク管理機能が向上しているということです。

●ひまわり証券のループイフダンは変更なし。
今回のバージョンアップはアイネット証券のループイフダンだけであり、ひまわり証券の変更はないようです。 
旧バージョンのループイフダンを使いたい場合はひまわり証券を利用するとよいと思います。 

【使用感】

●スマホ対応!★★★
i-PhoneやAndroid等のスマートフォンやタブレットからも取引できるようになりました。
これでいつでもどこでも取引や確認が出来ます。

●ダウンロード版が使いやすい★★★
ブラウザ型だけでなくダウンロード版i-NET TRADER(ソフト)からもループイフダンできるようになりました。
チャート等も見られるようになっていますし、ポジションや取引履歴も見やすくなっています。

↓サンプル画面
ループイフダンのサンプル画面2

ループイフダンのサンプル画面

●操作がより簡単に
★★★
取引画面が見やすくなったので操作がより簡単になっています。
機能はiサイクル注文に近くなりましたが、iサイクル注文のように発注が複雑ではないので、自分の思い通りの注文が簡単に発注できます。

★★★

主な変更点は以上です。
複数のループイフダンを同時稼働できるようになる等、今まで私が書いていたデメリットがほぼ解消されました。

また、機能面の変更があったため新たな戦略が利用できるようになりました。
新バージョンに合った戦略を今後紹介していく予定なのでご期待下さい。
過去記事もバージョンアップ対応に随時修正していく予定です。
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