ループイフダン検証ブログ

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タグ:今週の為替相場

ドル円は100円後半から101円前半のレンジ、日本株もレンジでした。週前半にアメリカのダウ平均株価が高値更新するほど強かったのにドル円も日本株も全然レンジを抜ける気配がありません。金曜にはダウが少し下がっただけなのにドル円も日本株も大きく下げました。
 
通常ならばダウが強い時は他の相場も強気になることが多いです。昨年の日本株上昇や円安もアベノミクスというよりダウが強かったおかげだと思っています。海外の経済ニュースではアベノミクスなんて言葉はほとんど使われていないし、日本のメディアが過剰に騒いでるだけです。もし昨年にダウが弱かったらアベノミクスがあっても日本の株は弱かったはずです。それほどダウは影響力が大きいはずなのですが、今週の動きは不可解です。
 
これは非常に嫌な予感がします。ちょっと考えを改めました。
いずれレンジを上に抜けると予想していたのですが、下に抜ける可能性が高いように思います。
 
近々100円を割る動きがでそうです。注意する必要があります。
 
私はループイフダン、擬似トラリピのレンジディールがメインですが、相場が動きそうな時は裁量トレードもします。
今回のような動きの時にはレンジ下限を抜けた後に一気に100円まで動きそうだと思うので、今年の最安値である100.7辺りを抜けたら売り、100円近くで買い戻すという戦略をとってみるつもりです。

今週のFXについて書きます。
先週にレンジ相場になると予想しましたが、案の定レンジ内に終始するつまらない相場になりました。
ドル円は102プラマイ50銭程度の値幅であり、スイングトレードでは利益が出せません。
こういう動かない相場の時はループイフダンやトラリピのように単純なディールがよいと思います。

私は数十銭刻みで売買を繰り返しており、これだけでも年間では結構な利益になります。
去年のように相場の動きがわかりやすいときは大きなポジションを持って数百pip単位の利益を狙うスイングディールが有効なのですが、今年は当面期待できそうにありません。
来週以降も大きなイベントは予定されておらず、相場が大きく動くとも思えないので、当面はトラリピのように一定の間隔でイフダン注文を繰り返すだけの単純トレードをするつもりです。

とはいえ、相場に絶対はありません。
最近、私に限らず、多くの方がドル円は底堅いとかレンジに終始するという論調になっています。
こういう安心しきった雰囲気の時に何の前触れもなく相場が暴落することもありえます。
レンジを超えてしまった時に備えて、ポジションの大きさに気をつけたり、逆指値をうっておくなど、気を引き締める必要はあります。
油断せずしっかり相場を見るよう自分に言い聞かせているところです。

●雇用統計後もレンジ相場。ループイフダン、トラリピが有効

専業トレーダーなので毎日FXの情報収集・分析をしています。
今日は直近の重要指標と今後の動きについて個人的見解を書きます。

先週の金曜にアメリカの雇用統計が発表されました。
この指標は相場を決定する重要な指標で、多くの投資家が注目しているのですが、今回は予想よりよい数字でした。
ドル円は指標発表直後から50銭ほど上がり103円にタッチしましたが、その後すぐ下がり結局は102円前半で終わりました。

この動きから考えると、
・直後上昇したことから見て、数字自体はよくアメリカの景気の先行きは明るい、
・その後すぐ下がったことから見て、でも投資家は弱気で相場が上がり続けるとは思ってない、
ということだと思います。

失業率の低下や労働参加率など、雇用統計の数字の細かい内訳を説明するニュース記事やブログもたくさんありますが、正直、これらの細かい分析をいちいち気にする必要はありません。
今回の結果を一言で言えば、最近の相場状況を変えるインパクトはない、ということです。
分析屋はそれが仕事だからそれなりに説得力のありそうな長ったらしい文章を書くわけですが、トレーダーは誰がどんなことを言っているかを把握するだけにとどめ、シンプルに結局今後はどう動くのかを考えるべきだと思います。
重要なのは指標に対する相場の動き方です。そのうち詳しく説明しようと思います。

ウクライナ情勢が重しとなっている等という意見もありますが、これがなかったとしても似たような動きだったと思います。
今年は年初からずっと今回のようにいい指標が出てもたいして上がらず、レンジ内の動きを続けています。
相場のムードが変わるきっかけが出ない限り当分この動きは続きそうです。
個人的には今年いっぱいは今のままだと思います。

ですので、現状の最適な投資スタイルはレンジディールということになります。
レンジディールの手法として最近はループイフダンが注目されているし、その本家であるトラリピも有名です。
当面はこういった単純なスタイルでこつこつ投資していくのが最も有効だと思います。
一生懸命考えて大きなポジションのディールをしても大きく相場が動くことはないので、結局は骨折り損のくたびれ儲けになります。
また、ループイフダンについては書きたいことがたくさんあるので、後日記事にします。