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外為オンラインのサイクル2取引「ワイド方式」を紹介します。


1. サイクル2取引新機能「ワイド方式」とは?

6月26日に追加されるサイクル2取引の新機能で次の特徴があります。
  • 「中心レート」を指定し、その上には「売」サイクル2取引、下には「買」サイクル2取引を発注する。
  • 従来のサイクル2取引の改良版であり、新規&決済を自動で繰り返す。
  • 「リスク軽減値」機能により損失を軽減できる(下記)
  • 特許出願中(特願2016-196860、2016-196861)
↓ワイド方式のイメージ図
サイクル2取引ワイド方式

簡単に言えば、買いと売りを同時発注できるようになったということです。

「リスク軽減値」とは?

従来のサイクル2取引ではポジション間隔(注文レートの差。利食い幅)は一定の間隔でしたが、リスク軽減値を設定するとそのポジション間隔が指定した値づつ徐々に大きくなっていきます。

例えば、従来は決まった数字(例えば100pips)の間隔でポジションを取る仕様でしたが、リスク軽減値を3pipsにするとポジションの間隔が100、103、106pipsという具合に中心レートから離れるほど大きくなっていきます。

そのため、ポジション数が小さくなり含み損も小さくなるメリットがある一方、その分だけ決済回数が減るため決済利益も小さくなるというデメリットがあります。

2. ワイド方式のメリット

サイクル2取引自体のメリット・デメリットに加え、以下があります。

買いだけの場合より下落時の損失が小さい

最大のメリットは、想定レンジに買い注文だけを配置する場合に比べると、下落時の損失が小さくなることです。

その理由は、レンジ上半分には買い注文がないため、レンジ上限の買いポジションを持ったまま下落して含み損が増えるという状況にならないからです。

その代わり、レンジを上抜けした時に売りポジションの損失が増えるというデメリットにもなっているため注意が必要です。

発注が簡単

買い、売りのサイクル2取引をそれぞれ発注するだけなので、ぶっちゃけた話、以前のサイクル2取引で同じ設定を作ることもできるのですが、それよりは手間が省けます。

注文手順も簡単で、ポジション方向の欄で「売買両方(ワイド方式)」を選択するだけです。

なお、あまり知られていないので念のため紹介しておきますが、2017年3月20日のバージョンアップにより複数のサイクル2取引が同時稼働できるようになっています。(iサイクル2取引も同様)
もちろん、ワイド方式を複数発注することも可能です。

売りサイクル2取引で利益を上げられる

買いサイクル2取引だけでなく売りサイクル2取引も自動で発注されるため、それによっても利益を上げられます。

買い、売りのレート・ポジション数を変更できる。

各レートを修正可能です。隣り合う決済・新規レートが等しくなるよう自動調整される仕様なので、変更制限のない最高値の新規売り注文レート(または、最安値の新規買い注文レート)から修正していく必要があります。

下図はサイクル2取引のレートを修正した場合。売りポジションの間隔(利食い幅)を48円、1円に。
サイクル2取引レート修正

注文画面の左側のチェックボックスをオフにすれば、その注文が発注がされなくなるためポジション数を減らすこともできます。
この場合、オフにした注文の隣の注文レートが自動修正され、隣り合う注文の利食い(決済)レートと新規指定レートが同じになります。

より細かくレートやポジション数を指定したい場合は複数のサイクル2取引を手動で発注すれば実現できます。

決済利益は買いでも売りでも同じ

サイクル2取引では注文レートをまたぐ毎に利益を得られますが、これは発注レートが同じならば買い注文でも売り注文でも同じ決済利益となります。

(例えば、100から101円を行き来する場合、買いサイクル2取引なら100円で新規買い、101円で決済売りを繰り返し、売りサイクル2取引なら101円で新規売り、100円で決済買いを繰り返すため、その決済回数(決済利益)はどちらも同じです。)

そのため、損益の違いはスワップと、レンジを外れた時の含み損だけです。

買いと売りの両方が発注されるから利益が増えると安易に考えているならそれは間違いです。
無論、含み損の差からシステム停止時のトータル利益が増えることもありますが、停止するタイミングまでよく考えた上でシステムを稼働させるべきです。

サイクル2取引において最も重要なのは含み損(リスク管理)にあることをよく理解して下さい。iサイクル2取引やループイフダン、トラリピも同様です。

長期で見れば予想レンジから外れる確率が極めて高いため、上に抜けるか下に抜けるかを考える必要があります。
いずれ上に抜けると考えるならば、売りポジションの含み損が増えるリスクがあるため、買いだけのポジションを持った方がよいです。

システム停止のタイミングについては以下の記事を参照して下さい。
ループイフダンに関する記事ですが、サイクル2取引やiサイクル2取引にもそのまま利用できます。

ループイフダン停止の理想的なタイミング

3. ワイド方式のデメリット

中心レート付近が弱い

指定した中心レートの上下に注文を配置する仕様なので、指定レート付近には注文がない状態(空白地帯)になります。

例えば、100円付近に100pips間隔で注文した場合は、103,102,101円に売り注文、99,98,97円に買い注文となり、99から101円の200pipsの間には注文されません。
ここでの動きを利益化できないのはやや痛いです。

買いだけ、売りだけの方が有利な場合も

買いだけ、もしくは売りだけを発注するのがやや面倒です。
上記した通り、手動で調整すれば買い、売りのポジション数やレートを変更できるため、売りポジションを一つだけにして、まず約定されない位に新規レートを大きくすれば実質的に売りポジションを持たないようにすることも出来ますが、少し手間がかかります。

買いだけにしたいなら通常のサイクル2取引を使えばいいというのは確かですが、「リスク軽減値」機能を使いつつ買いだけの注文を簡単に発注できればもっとよかったと思います。

マイナススワップのサイクル2取引(ドル円の売りサイクル2取引など)を長期放置させるとバカにできないロスとなるので注意して下さい。
また、レンジを上抜けすると売りポジションの損失が膨らむというデメリットもあるため、(特に円がらみの通貨ペアでは)買いポジションだけの方がよい場合も多いです。

買いと売りの設定が同じ

デフォルトでは買いと売りの注文間隔が同じになるため、売りの注文間隔だけを広くするといった使い方が出来ません。

買いと売りで設定を変えるといった戦略は以下の記事で詳しく紹介しているので、これを参考にポジション数やレートを変更した方がよいと思います。

ループイフダンのレンジ内の位置ごとの最適戦略

両建てループイフダン長所短所まとめ

利益予想が困難

上記の通り中心レート付近の値動きを利益化できないことや、「リスク軽減値」利用時だと注文レートがやや複雑なこと、中心レートにより決済利益が変わること等からバックテストの再現性も低く将来の利益予想は難しいです。

ループイフダンの方が利益が大きい

機能面での改善は評価できますが、手数料やスプレッド、スワップを考えるとやはりループイフダンの方が有利です。(下表)

損益を左右する最も重要な要素はスプレッドと手数料というコストであり、ループイフダンの方が低コストなので利益が大きくなります。

通貨ペアが多いというメリットはあるので、NZドル円のようにループイフダンにない通貨ペアで取引するならサイクル2取引がよいと思います。

サイクル2取引、ループイフダン、トラリピのスプレッド比較
iサイクル注文、ループイフダン、トラリピ比較スプレッド
↑スプレッドと手数料の合計で比較。カッコ内はスプレッドのみの値。ループイフダンは手数料無料。1000通貨で比較。

結論

デメリットも色々書きましたが、リスク軽減値という機能は便利ですし、発注を簡単にしたい方やループイフダンにない通貨を利用したい場合は試してみるといいと思います。

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関連記事

2017年12月21日記事更新(サービス変更に伴いサイクル注文をサイクル2取引に変更)
2019年2月18日記事更新(サービス変更に伴いiサイクル注文をiサイクル2取引に変更)

iサイクル2取引の新機能「トレンド」を紹介し、そのメリット、デメリット等を検証します。結論から言うとテクニカル次第なので勝てません。


iサイクル2取引新機能「トレンド」とは?

トレンドが上昇か下降かをシステムが判断し、自動で買い・売りを切り替えつつiサイクル2取引を継続する機能です。

従来のiサイクルでは自分でトレンドを判断して「買い」か「売り」を選択する必要がありましたが、今後は第3の選択肢「トレンド」機能を利用することにより、
 ①最初からシステムが自動でトレンドを判定して買い・売りを選択し、
 ②稼働後もリアルタイムでレートを監視しトレンドが変わったと判断した時に自動で買い・売りの切り替えをしてくれます。

iサイクル2取引「トレンド」のイメージ図
①最初に稼働させる時(取引開始時) ↓
iサイクル2取引トレンド機能。取引開始時①

②取引開始後のトレンド転換時 ↓
iサイクル2取引トレンド転換時②

トレンドの判断はローソク足のテクニカル分析で行われます。
ループイフダンやトラリピ等の他社にはない新しい機能なのは確かです。
2017年3月20日(月)にリリースされました。

イメージとしては「iサイクル2取引」と「テクニカルによる自動トレンド判定(自動売買)」を組み合わせたもので、今までの買いまたは売りを完全放置するiサイクル2取引よりもアクティブな運用をすることになります。

以下で詳しく解説しますが、ポイントは「テクニカルによる自動トレンド判定」と、「トレンド転換時の挙動」であり、かなりの確率で負けるシステムだと思います。

「トレンド」機能のメリット

テクニカルが当たる時なら「トレンド」が有効

テクニカルでトレンドが綺麗に判定できる相場では、自分でiサイクル2取引を調整するより強いと思います。
特に下落相場で買いのiサイクル2取引が損切りされ続ける状況よりは、自動で売りに転換してくれる方が利益は大きくなります。

自分で停止のタイミングを見極められない人や、最大ポジション数等の決め方がいい加減な人にとっては、「トレンド」機能に任せた方がいい場合もあるかもしれません。

相場の方向性や、買・売の判断不要

相場の方向性(トレンド)などは自分で考えるというのが投資の大原則なのですが、「トレンド」機能を使えば一応それを省略できます。
シストレ(テクニカルによる自動売買)等によく使われる宣伝文句です。

【注意】トレンド機能の説明のため無理やり書いているだけで、個人的にはメリットというのも嫌な位ですし、これを勧めるつもりはありません。むしろこうした詐欺的な宣伝文句は大嫌いですし、こんないい加減な姿勢では勝てないことを後述します。

使い方は簡単

今までのiサイクル2取引の使い方とほぼ同じで、「買い」、「売り」を選択する代わりに「トレンド」を選択するだけです。
 
「ランキング方式」はポジション方向で「トレンド」を選択(下図のオレンジ)するだけです。

【注意】 ランキング方式では、トレンドの自動切り替えによる損切りは「損切り回数(下表)」としてカウントされていないようです。トレンド切替がないまま損切りされた回数のみがカウントされています。
iサイクル2取引「トレンド」ランキング方式

「ボラティリティ方式(自分で想定変動幅などを入力する方式)」の場合はさらにテクニカルやローソク足(足種)を以下の候補から選択できます。(下図)
  • テクニカル(移動平均線、MACD)
  • ローソク足(移動平均線では4時間足、12時間足、日足、週足、月足。MACDでは1時間足、12時間足、日足、週足、月足)
iサイクル2取引「トレンド」ボラティリティ方式

「マトリクス方式」は「注文間隔(値幅)」と「想定変動幅(想定レンジ幅)」からなる損益表から選択する方法であり、こちらで「トレンド」機能を利用する場合はトレンド種別と足種(下図赤枠)を選択します。(6月26日リリース)
iサイクル2取引マトリクス方式

「トレンド」機能のデメリット

損切り連発で負け越しに

トレンド転換時の挙動が厄介です。
「トレンド」機能ではトレンド転換時にそのiサイクル2取引が持つポジションを全て成行で決済(損切り)し、約定していない注文は全てキャンセルされます。
 
残った注文がキャンセルされるのは全く問題ないのですが、損切りは特に厄介であり、その損失を取り戻すのが難しいです。

例えば、買いのiサイクル2取引で始まった場合、天井からある程度下落した時にトレンドが転換したと判定されるため、トレンド転換時には必ず含み損のポジションを損切りすることになります。

その後、長期下落相場になるのであれば損切り分の損失を取り戻せますが、1年の8割はレンジと言われる通り、実際には多くの場合レンジ相場となり、ある程度下落したらまた反発してしまいます。

そのため、結局損切りを繰り返しトータルの損益もずっとマイナスという状況に陥りやすいです。

損切りすることなくレンジ相場を細かく利益化するのがiサイクル2取引やループイフダン等の連続売買の最も効率的な使い方なのに、トレンド判定による自動切り替えを無理やり組み込んだら、レンジ内で損切りを繰り返す極悪なシステムに成り下がります。

トレンド判定による買い・売りの自動切り替えは、いわゆるシストレ(テクニカル分析に基づく自動売買)ではよく行われているものですが、そのようなポジションが一つの単純なシストレでも勝てないのに、それよりポジション数や含み損などのリスク管理が難しいiサイクル2取引で勝つのはさらに困難です。

もし本当に「トレンド」機能を一度設定するだけで勝ち続けられるなら夢のようですが、いつも言っているように「投資に必勝法はありません」。
現状で公開されているシステムの仕様から考えれば、「トレンド」機能で勝てる可能性は限りなく低いと思います。

このようなシステムを開発する際、普通ならある程度はバックテストを行うはずなのですが、外為オンラインはそれをやっていないか、後回しにしているのかもしれません。

トレンド転換時に同じ設定で継続

買・売の自動切替では、取引数量や最大ポジション数などが取引開始時と同じ設定にされます。
 
取引数量や最大ポジション数は相場の方向性やファンダメンタルズ、現在レート等をよく見て決めるべき重要な項目であり、取引開始時と同じ設定にするのが妥当だとは到底思えません。

従来のiサイクル2取引と同じ感覚で取引数量等の決めてしまうと、予想以上に損失が拡大する可能性があります。

適切な取引数量、最大ポジが不明

「トレンド」機能に合わせた取引数量等の決め方は、「テクニカルによる自動トレンド判定」に合わせて決める必要がありますが、これはバックテスト等に基づくいい加減な手法がしかないのが実情です。

しかも、いわゆるシストレ(テクニカルによる自動売買)と同様に、その仕様が公開されていないため自分でバックテストするのは不可能ですし、業者の提供する都合のいいところだけを切り取った情報を信じるしかなくなります。

これでは取引数量や最大ポジション数をいくつにすればいいかわからず、シストレを勧めるうさん臭い業者やアナリスト等の言うとおりに設定して結局損をするのと同様に、悲惨な結果になるのが目に見えています。

テクニカルによる自動売買は業者必勝、顧客必敗

断言しますが、テクニカルによる自動売買や自動トレンド判定は業者必勝、顧客必敗の詐欺的なシステムです。
以下の記事で詳しく解説しているので未読の方は必ず参照して下さい。

テクニカル・シストレのデメリット。テクニカルで最も重要なこと

まだリリースされていない機能なので今後実物を詳しく検証した上でその評価を続けていきますが、上記記事に書いた通り、「トレンド」機能は「テクニカルベースの自動売買は絶対やってはいけない。業者必勝、顧客必敗」に該当する可能性が高く、過剰な期待をすべきではありません。

あまり否定的なことばかり書くのは気が引けるのですが、利益を最大化すべく利用者目線で正直に考えれば、やはり「トレンド」機能は使わない方がよいと思います。

●その他の注意点。
「トレンド」機能は利用できる口座数が制限され、選択した注文設定が登録できない場合があります。
また、店頭取引におけるiサイクル2取引でのみ利用でき、くりっく365では使えません。

今まで通り、買いまたは売りだけのiサイクル2取引は当然に利用できます。

複数のiサイクル2取引同時稼働OKに

「トレンド」機能とは無関係な話ですが、同日に発表されたいいニュースも紹介します。

今まではiサイクル2取引には同じ通貨では買い・売りそれぞれ一つづつしか稼働できないというデメリットがありましたが、2017年3月20日(月)の「トレンド」機能リリースと同時に、複数のiサイクル2取引が同時稼働できるようになります。

これにより、例えばドル円値幅15pips買いのiサイクル2取引を2つ以上同時に稼働させることができますし、もちろん値幅や取引数量、最大ポジション数などを変えたiサイクル2取引も同時稼働できます。

さらに、iサイクル2取引だけでなく「サイクル2取引(追従機能なしのiサイクル2取引)」も複数同時稼働できるようになっています。(公式発表はないですが動作確認済み)


iサイクル2取引「トレンド」の特許

特許出願中とは公表していませんが、iサイクル2取引では特許を出願していたのでこの機能にも特許出願している可能性があります。
トラリピのマネースクウェア・ジャパン(マネースクエアに名称変更)との特許侵害訴訟の第1審では外為オンラインが勝訴しています。

訴訟経過は以下の記事を参照して下さい。

トラリピ・iサイクル注文(iサイクル2取引)の特許侵害訴訟を解説【トラリピ敗訴→控訴審で一部差し止め】 

特許侵害訴訟でマネースクウェア・ジャパンに勝ち、勢いづいているのは結構なことですし、私としても外為オンラインを応援したいと思っていますが、「トレンド」機能のような余計なシステム開発に投資する位なら手数料を無料化して欲しいと思います。

ループイフダンの方が有利

「トレンド」機能はともかく、複数同時稼働できるようになったのは大きな改善であり、ループイフダンと比べても機能面での違いもほとんどなくなり、iサイクル2取引が大幅に使いやすくなったのは確かです。

しかし、手数料やスプレッド、スワップを考えるとやはりループイフダンの方が有利です。(下表)

通貨ペアが多いというメリットはあるので、NZドル円のようにループイフダンにない通貨ペアで取引するならiサイクル2取引がよいと思います。

iサイクル2取引、ループイフダン、トラリピ比較スプレッド
↑スプレッドと手数料の合計で比較。カッコ内はスプレッドのみの値。1000通貨で比較。

iサイクル2取引、ループイフダン、トラリピ比較スワップ
↑ 買スワップ/売スワップのように表示。1万通貨あたり。2017年2月27日時点

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 (更新履歴:2017年3月1日投稿、2017年12月21日更新、サービス変更に伴いサイクル注文をサイクル2取引に変更。2019年2月18日更新、サービス変更に伴いiサイクル注文をiサイクル2取引に変更。)


外為オンラインで「iサイクル2取引」と「サイクル2取引」という人気のシステムが提供されています。
これはループイフダンやトラリピと同様に一定間隔の値幅で売買を繰り返すというものです。

非常に簡単にまとめると、
  •  「iサイクル2取引」は損切りアリのループイフダン、
  •  「サイクル2取引」は損切りナシ&高値更新時に逆指値で買わない&各注文レートを自由設定可能なループイフダン、
といったイメージです。
 
特許出願済(特願2014-012450、特願2014-072067、特願2014-110510)らしくトラリピに対抗している感じがします。
さっそく使ってみたので詳しく説明します。

(追記。 2016年9月26日のループイフダンのバージョンアップによりループイフダンでもiサイクル2取引と同じように追従する機能や自動損切りする機能が追加され、ほぼ同じ機能になりました。iサイクル2取引では、1つの通貨につき買・売それぞれ1つまでしか稼働できないというデメリットがありますが、ループイフダンではそのような制限がなく同時に同じループイフダンを複数稼働できるようになったため、ループイフダンに変える方がよいと思います。スプレッド、スワップもループイフダンの方が有利ですし、iサイクル2取引を使うべき理由はありません。)

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●メリット:
  1. ループイフダンやトラリピ同様に一定間隔の値幅で売買を繰り返す。
  2. 値幅、取引数量、最大ポジション数の設定をシステムが自動計算してくれるので設定が簡単。自分で変更することも可能。
  3. 「iサイクル2取引」はレンジ上限、下限を自動で変更し追従するため簡単。
  4. 「サイクル2取引」は追従しないので自分の好きなレンジに制限できる。各注文の値幅も個別に変更可能。
  5. 対応通貨が多い。24種。ポンドドル等、ループイフダンにはない通貨がある。
  6. 1000通貨から取引可能。(miniコースを追加する)
  7. スプレッドが小さい。ドル円1pips
●デメリット:
  1. 手数料が往復4pips相当(新規注文時に往復分徴収)
  2. 1つの通貨につきiサイクル2取引、サイクル注文はそれぞれ1つまで(例えばドル円で2つの買サイクル注文を出すことはできない。また、サイクル注文を停止しても元のポジションが残っていると同じシステムは新たに稼働できない。買と売を一つづつ稼働させるのは可能。また、1つの通貨でサイクル注文とiサイクル2取引の両方を同時に稼働させることは可能。) → 2017年3月20日に、複数のiサイクル2取引が同時稼働できるように仕様変更されため、このデメリットはなくなりました。
まず、「iサイクル2取引」と「サイクル2取引」とは何かを説明し、各観点からトラリピやループイフダンと比較します。


簡単にまとめると以下のようになります。
  •  一定間隔の値幅で売買を繰り返す。
  •  値幅・値幅間隔・変動幅(取引レンジ)はシステムが自動で計算する。手動でも変更可能。
  • 相場の上昇下落の変動に合わせて、自動追従し注文を繰り返す。(自動追従とはループイフダンのようにレンジ上限を抜けた時に逆指値で買うという意味。ループイフダンとは異なり、レンジ下限を抜けた時に損切りしつつ新規で買うという意味もある)
  •  注文形式は成行(指定レートになったのを確認後に成行で発注。厳密に言えば指値ではないが実質的には指値と同じ)
  •  取引手数料は往復4pips相当(新規注文時に往復分徴収)
iサイクル2取引イメージ図。外為オンライン
↑ 「iサイクル2取引」イメージ図。下記外為オンラインHPより引用。図ではiサイクル2取引と書かれていますが、これは変更前の名称です。
http://www.gaitameonline.com/pdf/newsrelease20140916.pdf

●値幅等の自動設定について。
一定間隔の値幅で売買を繰り返す点はループイフダンやトラリピに近いイメージですが、値幅・値幅間隔・変動幅(レンジ)の計算をシステムが自動で計算してくれるのが特徴です。

現時点では以下を確認しましたが、そのアルゴリズム(特に値幅と最大ポジション数の決定法)を解析し、こちら(iサイクル2取引の値幅・注文数を検証。注文数・レートを自由に変更する方法)で紹介しているので、手動で好きな設定ができます。

iサイクル2取引もサイクル2取引もポジション決めるアルゴリズムは同じのようです。

●各要素の計算式
損切りレート=新規レート-想定変動幅
利食いレート=新規レート+値幅   
値幅=想定変動幅÷最大ポジション数 (値幅X最大ポジション数=想定変動幅)
最大ポジション数=注文数
 
想定変動幅(取引レンジ)の設定は、「参考期間(選択式)」を選択する事により、過去の実績から「想定変動幅」の参考値をシステムが自動算出しますが、手動で変更することができます。
 
その期間で最もパフォーマンスのよかった設定を自動選択するということのようで便利です。
期間が長いほど想定変動幅も大きくなるようです。

値幅間隔の設定は、「想定変動幅」と 「対象資産(お客様の運用資産)」 の入力を行う事で、注文数、値幅、最大ポジション数をシステムが自動算出します。

こうした設定が面倒という方にはこの機能を使うのは便利だと思います。
システムを使えるようにしておくメリットはあるので口座開設しておくとよいと思います。

iサイクル2取引を稼働させた後は注文レートを変更できないので注意して下さい(iサイクル2取引を止めてから成立しているポジションの決済指値・逆指値レートを変更することは可能)。

(青字部分↓は参考情報なので読み飛ばしてもOKです。)

●用語説明。
■参考期間とは?(想定変動幅を自動計算するためのもの。手動で変更できるのであまり気にする必要はない)
過去の値動きで、どれくらいの期間を参考にするか選択します。
参考にする期間によって、取引条件を算出する際の想定変動幅が決まります。
 
■対象資産とは?
iサイクル2取引で取引をしたい金額を入力します。
なお対象資産は、取引条件を自動算出する際に参考となる値で、お客様の損失を限定するものではありません。
(対象資産の上限は、新規注文可能額=口座資産+評価損益-出金依頼額-注文中証拠金-取引証拠金 のようです) 

■想定変動幅とは?
取引条件を算出した際、ポジションにおける指値から逆指値(損切り)までの幅を示します。(要するに発注する注文群の一番レートが低いものと高いものの幅です。)
(上限は5000pipsです)

http://www.gaitameonline.com/icycle/index.html より。 括弧内は私の補足。

●注文形式について。(2019年2月18日更新)
2019年2月18日、注文方式が指値ではなく成行で発注されるよう変更されました。

外為オンラインのホームページには「アルゴリズムによりダイナミクスに約定処理される」と書いてありますが、要するに「指定レートになったのをシステムが確認した後に成行で発注される」という意味です。

従来のiサイクル注文がそのままiサイクル2取引に移行されるので、利用者からすれば特に不利益はありません。
統計的には成行だと有利に滑ることが多く、指値から成行に変えると利益が大きくなるので、iサイクル2取引はiサイクル注文より有利だと思います。

(以下、取り消し線を入れているのは、変更前の仕様)
IFDONE注文なのでループイフダンのようにスリッページが発生しにくいのがメリットです。
OCO注文でもあるので利食い決済注文と損切り決済注文を同時に出します。(損切りレート=新規レート-想定変動幅。利食いレート=新規レート+値幅)

ループイフダンやトラリピのような等値幅の自動売買システムではなるべく損切りしないような設定にして長期安定運用を目指す戦略にする方が多いと思うのですが、狭めに損切り決済注文を出す設定にするとこうした戦略が取れないので注意が必要です。

上記した通り、「損切りレート=新規レート-想定変動幅」なので、なるべく損切りをしたくない場合は想定変動幅を大きくするとよいです。
想定変動幅は最大50円(5000pips)まで設定可能です。

また、設定を変更する方法はこちら(iサイクル2取引の値幅・注文数を検証。注文数・レートを自由に変更する方法)で詳しく紹介しているので参照して下さい。


★「サイクル2取引」とは何か。
簡単にまとめると以下のようになります。
  • 一定間隔の値幅で売買を繰り返す。
  • 値幅、取引数量、最大ポジション数の設定をシステムが自動計算してくれる。その後、手動で変更することも可能。
  • ポジションの決済レートが一つ上の新規レートに一致するように自動調整されるので、簡単に隙間なく注文できる。
  • レンジを上限・下限の変更はなく自動追従しない。
  • 注文形式は実質的にIFDONE注文。レートも変更可能。
  • 損切り注文は発注されないので自分の好きなレートで損切りできる。
  • 取引手数料は往復4pips相当(新規注文時に往復分徴収)
サイクル注文イメージ図。外為オンライン
↑ 「サイクル2取引」イメージ図。下記外為オンラインHPより引用。
http://www.gaitameonline.com/pdf/newsrelease20140916.pdf

「iサイクル2取引」ではシステムが値幅等を自動設定し相場の動きに追従しますが、「サイクル2取引」では追従しない(上昇時に逆指値で買わない)のが大きな相違点です。
そのため、意に反して高値のポジションを持つことがないというメリットがあります。

自分でレンジ上限・下限や新規・決済レート指定を設定出来るのでイメージとしてはトラリピに近く、その中で一定間隔の値幅で売買を繰り返すことができます。

レートは自動計算された後に手動で変更できます。一つ下のポジションの決済レートが一つ上の新規レートに一致するように自動調整されるので、簡単に隙間なく注文できます。

また、注文一覧が表示された時に左のチェックマークをクリックすると注文数(最大ポジション数)を減らせるので注文数の変更も容易です。自動計算時に注文数を多くするには想定変動幅、対象資産を大きめにするとよいようです。こちら(サイクル2取引の注文数・レートを自由に変更する方法)で詳しく解説しています。

注文形式が、「iサイクル2取引」ではIFDONE+OCO注文ですが、「サイクル2取引」では損切り注文は発注されないので、損切りは手動で行うことができます。(恐らくマネースクエアとの特許回避のため、サイクル2取引、iサイクル2取引は成行で発注される仕様に変更されています。2019年2月18日追記)

(2017年12月7日追記。旧サイクル注文がバージョンアップされ「サイクル2取引」に変わったことにより、上記のような従来の機能をそのまま残しつつ、取引証拠金が少なくなる等のメリットがあります。)


各項目について比較します。

●スプレッド・手数料。
外為オンラインのスプレッド・手数料は以下の通りであり、なかなかよい水準です。
手数料無料期間の90日はドル円1pipと低コストですが、その後はドル円3pipとなるのでループイフダンのドル円2pipの方が低コストになります。

ループイフダンは下記の4通貨ペアだけですが、外為オンラインは通貨ペアが24種もあり、スプレッドも小さい水準なので色々な通貨ペアで低コストに取引できるのが魅力です。

 スプレッド一覧 http://www.gaitameonline.com/dealings.jsp 

外為オンライン アイネット証券 ひまわり証券 トラリピ
ドル円 5(1) 2 4.16(2)14(4)
豪ドル円 7(3) 4 7.16(5) 16(6)
ユーロ円 6(2) 3 6.16(4)15(5)
ポンド円 7(3) 5 9.16(7)18(8)
スプレッド+手数料。カッコ内はスプレッドのみの数字。単位はpips。
外為オンラインは往復4pips相当(新規注文時に往復分徴収)。
アイネット証券は手数料無料。ひまわり証券は投資助言手数料が取引数量1万通貨あたり片道108円。トラリピ手数料は1万通貨単位未満で往復10pips(上表)、1万通貨以上で往復6pips。

●スワップは同じ。
外為オンライン、ひまわり証券、アイネット証券ともに同じスワップで、概ねトラリピよりは有利です。
スワップが同じなのは、いずれもISホールディングスの傘下にあるためと思われます。

外為オンライン アイネット証券 ひまわり証券 トラリピ
ドル円 3/-10 3/-10 3/-10 3/-23
豪ドル円 60/-75 60/-75 60/-75 57/-77
ユーロ円 0/-10 0/-10 0/-10 0/-20
ポンド円 5/-20 5/-20 5/-20 17/-37
買スワップ/売スワップのように表示。2014年9月26日時点

●最低取引数量。
外為オンライン、アイネット証券、トラリピは1000通貨からなので少額から取引できます。
ひまわり証券は10000通貨からです。


★iサイクル2取引「ランキング方式」とは何か【新機能】
2016年1月22日にiサイクル2取引がバージョンアップされ、「ランキング方式」でも注文することが出来るようになりました。
 
「ランキング方式」とは、過去1~3ヶ月の実績から高い利益を出しているものがランキングされ、そのまま注文出来る便利な機能です。(下図)
各通貨ペアで想定変動幅(損切り幅)500~5000pip、注文間隔(値幅)10~100pipのものが網羅されているので、ほぼ全てのパターンから選択出来ます。
 
以前の方式(「ボラティリティ方式」と呼ばれる)も利用出来るので、選択肢が増え利便性が向上しました。

iサイクル2取引ランキング方式。ループイフダン検証ブログ

★ランキング方式の長所短所まとめ。
●メリット。
利益の高いシステムの選択が容易。
過去の実績からシステムを選択出来るので、直近の相場に合ったシステムが一目瞭然です。決済損益だけでなく、利食い回数や損切回数もわかります。従来のように参考期間や想定変動幅等を入力する必要もないので、それらをどれ位にしたらよいかで悩むこともありません。

特定の通貨ペアだけでなく、全ての通貨ペアの中から利益が最大のものを表示・選択できるので 、通貨ペアの選択にも利用できます。

利益以外でも検索・ソート出来る。
デフォルトでは決済損益に基づくランキングになっていますが、注文間隔や最大ポジション数、新規注文可能額等からもソート出来るので、自分に合った設定のものを選びやすいです。

微修正も可能。
「微修正後注文」というオプションがあり、ランキングの設定を従来の方法で微修正出来ます。

●デメリット
過去の実績通りとは限らない。
ランキングはあくまで過去の実績であり、今後もその通りのパフォーマンスになる保証はなく、ランキング通りに選択するのが最適とは限りません。ランキングだけでなく今後の相場展開も考えつつ選択するのがよいと思います。


★iサイクル2取引「マトリクス方式」とは何か【新機能】
2016年4月25日にiサイクル2取引「マトリクス方式」がリリースされました。
 
「マトリクス方式」とは、下図のように「注文間隔(各注文の間隔。図の横軸)」や「想定変動幅(ロスカットまでの値幅。図の縦軸)」に応じた過去の利益等がマトリクス(表)で表示される機能です。

様々なデータがひと目でわかるので、さらにシステムが選びやすくなりました。

iサイクル2取引マトリクス方式。ループイフダン検証ブログ

↑マトリクス方式で決済損益pipsを表示した図。青の部分が現在の資金から選択可能なシステムになっている。図の右や下の矢印でリスクの大きさもわかる。決済損益pips以外のデータも下のアイコン(赤)をクリックすると表示される。

●マトリクス方式で表示できるデータ。
  • 決済損益pips(選択した期間での「決済利益-損切損失」。含み損は含まない)
  • 利食回数
  • 損切回数
  • レンジ内最大必要証拠金(想定変動幅と注文間隔(ポジション数)から必要な証拠金の合計)
  • レンジ内最大評価損pips(想定変動幅と注文間隔(ポジション数)による評価損の最大値)
  • レンジ内最大必要資金(想定変動幅と注文間隔(ポジション数)から必要な資金)
  • レンジ内最大ポジション
シミュレーション期間(バックテスト期間)は1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月の3つから選べます。
通貨ペアは通常のiサイクル2取引と同じく24種類から選択できます。
買、売(ポジション方向)の切り替えも可能です。

ランキング方式から選択可能なものが全て表示されているので、順位を見たい時はランキング方式、各設定を比較しながらシステムを選びたい時はマトリクス方式が適しています。

★ランキング方式の長所短所まとめ。
●メリット。

各設定の結果を比較しやすい。

値幅や想定変動幅を変えるとどれくらい結果が変わるかが一目瞭然なので、自分に合ったシステムが選びやすくなりました。自分の資金で利用可能なシステムが青く表示されており、それをクリックするだけで発注できるので利用するのも簡単です。

リスクのデータが詳しい。
従来のボラティリティ方式やランキング方式では、リスクに関するデータは「必要な新規注文可能額(マトリクス方式のレンジ内最大必要資金と同じ)」しか表示されませんでした。

マトリクス方式では「レンジ内最大必要証拠金(想定変動幅と注文間隔(ポジション数)から必要な証拠金の合計)」と「レンジ内最大評価損pips(想定変動幅と注文間隔(ポジション数)による評価損の最大値)」も表示されるため、リスクがより正確に把握できるようになりました。

微修正も可能。
ランキング方式と同じく、「微修正後注文」というオプションがあり、設定を微修正出来ます。

●デメリット
過去の実績通りとは限らない。
こちらもランキング方式と同じデメリットがあります。マトリクス(表)に表示されるデータは過去のシミュレーション結果です。
各システムの特徴(値幅や想定変動幅を変えるとどう変わるか)を理解したり、リスクを把握するために利用するのがよいと思います。

 ★★★ 

以上、キャンペーン中のため最初の90日は手数料無料でループイフダンより低コストですが、その後はドル円3pipとなるのでループイフダン(ドル円2pip)の方が低コストになります。
マトリクス方式で様々な角度からシステムを評価してみたい人や、取り扱い通貨が24種と多いのでやってみたい通貨がある人は、外為オンラインで「iサイクル2取引」や「サイクル2取引」を試してみるといいと思います。

コスト重視の私も実際に使っていますが、よくできたシステムだと思います。

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「iサイクル2取引™は、予め指定した変動幅の中で、一定間隔の値幅で複数のIFDONE+OCO注文を一度に同時発注し、決済注文成立後、相場の変動に合わせて変動幅を追従させ、相場変動に追従した新たな条件の注文をシステムが自動的に繰り返し発注する連続注文機能です。」

http://www.gaitameonline.com/pdf/newsrelease20140916.pdf
「注文の方法は、煩わしい変動幅の設定や、値幅間隔の設定は、システムが参考値を瞬時に算出します。
参考値を確認し発注を行うと、以降はシステムが自動的に注文を繰り返し発注します。
 変動幅の設定は、「参考期間(選択式)」を選択する事により、過去の実績から「想定変動幅」の参考値をシステムが自動算出します。
 値幅間隔の設定は、「想定変動幅」と 「対象資産(お客様の運用資産)」 の入力を行う事で、注文数と値幅の間隔、最大ポジション数をシステムが自動算出します。」

(参考)サイクル2取引の公式サイトでの説明。

http://www.gaitameonline.com/pdf/newsrelease20140916.pdf
「■サイクル2取引™とは 
予め指定した変動幅(注文時点で○○円~○○円の値幅を固定します。)の中で、一定間隔の値幅で複数の IFDONE 注文※3 を一度に同時発注し、決済注文成立後、予め指定した変動幅の範囲で成立した決済注文と同条件の IFDONE 新規注文をシステムが自動的に繰り返し発注する連続注文機能※4 です。

■iサイクル2取引™とサイクル2取引™の比較 
サイクル注文™は、予め指定した変動幅(注文時点で○○円~○○円の値幅を固定します。)内に限定して自動で注文を繰り返す為、想定した変動幅から相場が外れた場合、利益を逸失する場合がある一方、
iサイクル2取引™は、予め指定した変動幅(変動幅は、○○円~○○円と値幅を固定せず、変動幅を保った状態で相場の変動に追従します。)が、相場の上昇下落の変動に合わせて、自動追従し注文を繰り返す為、利益を追求する事が期待できる注文方法です。」
iサイクル2取引とサイクル注文の違い
図は http://www.gaitameonline.com/icycle/index.html より引用。
(更新履歴。2014年9月26日投稿。
2017年12月22日更新:サイクル注文がサイクル2取引にサービス変更されたため修正。2019年2月18日最終更新:iサイクル2取引がiサイクル取引2にサービス変更されたことに伴う修正)