ループイフダン検証ブログ

ループイフダンを検証!【目安資金】【バックテスト】【投資法】等が人気記事。ループイフダン情報が最も詳しいブログです。「長所短所まとめ」等のお勧め記事を閲覧推奨。著書好評発売中!


カテゴリ: iサイクル2取引、トラッキングトレード等

マネーパートナーズ(マネパ)の連続予約注文のメリット、デメリットやトラリピ等との比較、使い方等を検証します。
連続予約注文でトラリピやループイフダンのような取引が出来ます。

実際に使って見ましたが、マネパnanoならドル円0.3pips(原則固定)という最狭水準のスプレッドで取引でき、操作も簡単なのでこれから流行ると思います。

なお、くりっく365にあった連続注文とよく似ていますが、特許出願済(特願2014-176362)のようです。

★連続予約注文とは何か。(公式サイトより)

●最大20件まで連続させて予約発注可能(20回までリピート可能)。
連続予約注文とはあらかじめイフダン注文を最大20件まで同時に発注できる注文方法です。(IF-OCO注文も可)
 
前の注文が約定したら次の新規注文を発注するというもので、公式サイトの図(下図)では買い下がるように連続予約していますが、同じレートでイフダン注文を連続予約すればトラリピやループイフダン、iサイクル2取引等のような取引が出来ます。
マネパ連続予約注文とは。ループイフダン検証ブログ
●連続条件。
トラリピは利食いのみに連続させる仕様ですが、連続予約注文では注文が連続する条件は2つから選択できます。

○連続条件1:『前注文の利食い約定時』
前注文の利食い決済注文が約定すると、次の新規注文が発注されます。(損切りとなった場合は連続せずに終了)
これによりトラリピのような取引が出来ます。 

○連続条件2:『前注文の新規約定』
前注文の新規注文が約定すると、次の新規注文が発注されます。(前注文が損切りとなった場合でも終了とはなりません。)
 
これによりトラップトレードのように同時に複数のイフダン注文を発注する等の使い方ができそうなので、今後検証していく予定です。
デフォルトではこちらが選択されているので注意して下さい。

●必要証拠金は1注文分のみで発注が可能。
次の注文発注時にその都度必要証拠金チェックを行うので、注文数が多くても証拠金が増えることはありません。
 例:USD/JPY 1万ドル買い×10個でも発注時の必要証拠金は10万ドル分ではなく1万ドル分のみで済みます。


★連続予約注文でトラリピする方法(発注方法)。 
クイック発注ボード(下図)の注文方法を選択するアイコン(下図青丸。デフォルトはストリーミング)をクリックして「連続予約」にし、レートや取引数量等を入力して「続けて注文を入力する」(赤丸)をクリックします。

一度入力した情報がそのまま保存されているので、2件目以降は再び「続けて注文を入力する」(赤丸)をクリックするだけで次々に連続予約でき、簡単にトラリピのような取引ができます。
マネパ連続予約注文の発注方法。ループイフダン検証ブログ
利食いレートは右上の歯車アイコンから好きな利食い幅を設定しておき、1クリックで入力できる機能があるので簡単ですし(図では10pipsに設定)、その右欄から注文毎に一つ一つ入力することも可能です。
損切り注文も同じく簡単入力できますが、発注しないようにもできるので、戦略の幅も広いです。

図の下側の表が発注予定の注文一覧で1回クリックするだけで注文数を増やせるのでとても簡単で、初心者にも使いやすいですし、私も気に入りました。


★★★連続予約注文のメリット、デメリット

★連続予約注文のメリット。
●20回までリピート注文可能。
利食い注文約定後に次のイフダン注文(IF-OCO注文も可)を発注することが出来るのでトラリピ(リピートイフダン)のような使い方が出来ます。
 
1つの注文に連続予約できる件数は20件までなので、最大20回までリピートできます。
その都度注文を入れ直して手動でトラリピするより圧倒的に楽になります。

●スプレッドが業界最小水準!ドル円0.3pips。
マネパnanoはドル円0.3pips等、スプレッドが業界最小水準です。(原則固定)
しかも指標時等でもスプレッドが広がりません!(2014/3/1~8/31実績、FOMC、雇用統計などの重要指標発表時を含む)。

スプレッドの小さい業者でも雇用統計等ではスプレッドが広がるところが多いので、これほどよい条件の会社はないと思います。
トラリピはドル円4pips+10pipsの手数料(1000通貨の場合)なので、それより圧倒的に小さいですし、ループイフダンの2pipsよりも小さいです。

マネパ連続予約注文の比較
PFXはマネパ通常口座。トラリピは1000通貨の手数料込みコスト。PFXの豪ドル円は0.7pips、ユーロ円は0.6pips、ポンド円は1.1pips、ユーロドルは0.5pipsに縮小されました。2017年5月31日追記
 
マネパnano(パートナーズFXnano)は1注文の取引数量が10万通貨までという制限がありますが、マネパ通常口座(パートナーズFX、PFX)なら制限はないですし、PFXもドル円スプレッド0.3pipsと小さいです。
マネパnanoとPFXは同時に口座開設することになりますが、通貨によりスプレッドが違うので、スプレッドの小さい方を使った方がよいと思います。

●スワップも業界最良水準!
マネパ通常口座(PFX)とマネパnanoではスプレッドだけでなくスワップも違います。
マネパnanoのスワップ2017年4月28日
買スワップ/売スワップのように表示。1万通貨あたり(円)。2017年4月28日時点

比較サイト等ではPFXのスプレッド、スワップが掲載されることが多いためマネパは過小評価されがちですが、マネパnanoはスプレッドもスワップもかなりよい水準です。

売りのマイナススワップが小さいので売り注文の際に有利です。
また、買いと売りの差が小さいのも特徴で両建てにも有利です。
 
●リピートだけでなくレート等を変更して連続予約できる。
トラリピでは同じ注文を繰り返すだけですが、マネパの連続予約注文では各注文レートを指定できます。
そのため、次のイフダン注文のレートを前の注文より小さくして買い下がることも出来ます。
 
また、買いイフダン注文を利食った後に売りイフダン注文を連続予約することも可能です。

●発注が簡単。
20件分の注文を一つ一つ入力するのは面倒ですが、一度入力した情報が保存されているので同じ注文を1クリックで発注出来るようになっており簡単です。

●利食い幅の制限がない。
他社では利食い幅の制限があるところが多いですが、連続予約注文では制限がないので0.1pipsで利食うことも可能です。

●通貨ペアが多い。
マネパnanoは8通貨ペア、PFXは13通貨ペアです。

●100通貨から取引可能。
マネパnanoは100通貨から取引可能なので初心者や資金が少ない人にも使いやすいです。

●スワップ受け取り機能もあり。
スワップが建玉を決済せずに好きな時に受け取れる機能があります。
税金対策の年内利益調整などに使えそうです。


★連続予約注文のデメリット。
●無限リピート出来ない。
トラリピは止めるまで無限リピート出来ますが、連続予約注文では最大20件までなので、連続予約が約定したらその分だけ追加発注する必要があります。

具体的な対処法としては、約定メールに「回転数:3/12」のような表示があり、連続予約12件のうち3件目の注文が約定したことがわかるので、それを参考に全ての注文が約定したら新たに連続予約を入れ直すことです。
 
また、決済注文約定後から新規注文約定前であればいったん連続予約をキャンセルして再度入れなおせば、20件分の連続予約が出来ます。

★★★

以上、ドル円0.3pips等、最狭水準の低スプレッドや高スワップが最大の魅力です。
無限リピートできないのが欠点ですが、週1程度のメンテナンスで済むので実際は大した手間ではなく、低コストであることを考えれば十分使う価値があると思います。
 
特に手動トラリピしている方はマネパに乗り換えた方が発注が簡単だし利益も増やせるのでよいと思います。

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 (更新履歴:2015年4月21日投稿。最終更新2021年1月22日)

iサイクル注文を最大19同時稼働させる方法。(2017年12月22日更新。情報提供者「iサイクル試行錯誤中」さんに感謝!)

(2017年3月20日に、複数のiサイクル注文が同時稼働できるように仕様変更されたため、この記事で紹介する対処は不要になりました。この記事は参考のため残しておきます。)

iサイクル注文には、1つの通貨につき1つまでしか稼働できないというデメリットがあります。

(例えばドル円で2つの買いiサイクル注文を出すことはできない。買と売を一つづつ稼働させるのは可能。)

iサイクル注文はキャンペーン中のため手数料無料であり、低コストの優れたシステムなので、このデメリットにもうまく対処して賢く使いたいところです。 

そこで、今回はこのデメリットに対処する方法を2つ紹介します。

(追記。 2016年9月26日のループイフダンのバージョンアップによりループイフダンでもiサイクル注文と同じように追従する機能や自動損切りする機能が追加され、さらに同時に同じループイフダンを複数稼働できるようになったため、この記事で紹介するiサイクル注文のデメリットの対処法よりループイフダンに変える方がよいと思います。スプレッド、スワップもループイフダンの方が有利ですし、iサイクル注文を使うべき理由はありません。)

★3つの会社を並行して使う。
iサイクル注文は現在以下の3社で提供されています。(リンクでは各iサイクル注文を詳しく説明しています)
これらの会社で1つづつiサイクル注文を稼働させれば、1つの通貨について設定の異なる3つのiサイクル注文を同時稼働させることができます。

例;ドル円買いのiサイクル注文を、外為オンラインでは取引数量1000、値幅10、FXトレーディングシステムズでは取引数量2000、値幅20、ライブスターFXでは取引数量10000、値幅100のように並行稼働可能。

この方法には以下の点に注意する必要があります。

●3社ともスプレッド、スワップが異なる。
一番有利な会社だけ使うのがコスト的にはよいので、通貨毎に確認する必要があります。
特にライブスターFXはスワップは高いものの、現状では手数料無料キャンペーンがなく取引数量が1万通貨からなので注意が必要です。

●3つの会社を使うことになるので資金移動、資金管理が必要。
この対処法を使う場合は3つiサイクル注文は同じ通貨の買い(または売り)となるため、損益の方向性も同じになります(3つともプラスか、3つともマイナスになる)。

そのため大まかな損益は把握しやすいですが、場合によっては3社ともに資金が不足するといった事態も起こりうるので資金管理に注意が必要です。

★外為オンラインで4つのiサイクル注文、サイクル注文を稼働させる方法。(2015年2月22日追加)
 
外為オンラインには4つのコースがあり(下記)、それぞれ独立したシステムとなっているため、最大4つの同じiサイクル注文を稼働させることができます。
また、サイクル注文も同じ方法で4つ同時稼働できます。
 
コースによって最低取引数量、ロスカット基準が違うことと、それぞれに資金移動する必要があること(即時反映なので簡単)に注意すれば非常に使える方法だと思います。

●外為オンラインの4つのコース。
各コースの違いは最低取引数量、ロスカット基準です。
 
「mini」コースは1000通貨なので少額から出来るメリットがあります(L25 miniとL35R miniの2コース。mini以外は10000通貨から)
「R」コースは証拠金の100%でロスカットされるのでロスカットされやすいですが、R以外は20%なのでロスカットされにくいです。

最低取引数量ロスカット基準
L2510,00020%
L25 mini1,00020%
L25R10,000100%
L35R mini1,000100%

各コースの詳細は下記公式を参照。
http://www.gaitameonline.com/fx-info_w06.jsp
コースの追加方法は、PC版取引システムで「設定メニュー」→「コース追加申込み」を選択するだけで、開設・維持手数料等はありません。

FXトレーディングシステムズ(トラッキングトレードで最大9コース)、ライブスター証券(最大5コース)でも同様のことができるため、3社合わせれば18の同じ通貨の買いiサイクル注文を稼働させることができます。

さらに2015年10月5日から「くりっく365」もできるようになり、そこでもiサイクル注文・サイクル注文が利用できるので合計19のiサイクル注文、5のサイクル注文を稼働できます。(2015年9月22日追記)

複数のiサイクル注文を稼働させることにより利益を増やすことも期待できるので興味のある方は試してみるとよいと思います。
 
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iサイクル注文、サイクル注文を停止後に再稼働させる方法(2017年12月22日更新)
(2017年3月20日に、複数のiサイクル注文が同時稼働できるように仕様変更されたことに伴い、iサイクル注文停止後のポジションが残っていてもiサイクル注文を再稼働できるようになり、この記事で紹介する対処は不要になりました。この記事は参考のため残しておきます。)

iサイクル注文、サイクル注文は停止させても元のポジションが残っていると同じシステムを新たに稼働できないというデメリットがあります。(上記関連記事参照。例えばドル円買いのサイクル注文を停止させそのサイクル注文のポジションが残っている場合、ドル円買いのサイクル注文を新たに稼働させることはできない。売りのサイクル注文やiサイクル注文、他通貨なら追加可)

iサイクル注文やサイクル注文(iサイクル注文等と略します。)はキャンペーン中のため手数料無料なので、このデメリットにもうまく対処して賢く使いたいところです。

そこで、今回はその対処法を紹介します。
なお、FXトレーディングシステムズ(FXブロードネット)のトラッキングトレードもiサイクル注文と同じなのでここで紹介するテクニックが有効です。
 
(追記。 2016年9月26日のループイフダンのバージョンアップによりループイフダンでもiサイクル注文と同じように追従する機能や自動損切りする機能が追加され、ほぼ同じ機能になりました。iサイクル注文では、上記のデメリットや、1つの通貨につき買・売それぞれ1つまでしか稼働できないというデメリットがありますが、ループイフダンではそのようなデメリットがないため、ループイフダンに変える方がよいと思います。スプレッド、スワップもループイフダンの方が有利ですし、iサイクル注文を使うべき理由はありません。)
 
●「ポジションの取り直し」が有効。
ループイフダンで取引数量を変更したり節税する時等に有効な方法として「ポジションの取り直し」を紹介しましたが、同じテクニックがiサイクル注文等にも有効です。

つまり、iサイクル注文等を停止した後に残ったポジションを一旦決済し、同じ取引数量で買い直します(決済レートも入力しておくことを推奨)。
そうすると、iサイクル注文等を新たに稼働させることができます。

★ポジションの取り直しのメリット。 

●iサイクル注文等を再稼働できる。
残っていたポジションを決済すれば再び同じポジションを建てたとしてもiサイクル注文等を再稼働できるようになります。

●元のポジションと同じ決済利益が期待できる。
単にポジションを決済するだけだと、元のポジションの決済レートに戻った時に得られるはずだった決済利益は得られなくなりますが、ポジションの立て直しをして以前と同じ決済レートを設定しておけば以前と同じ決済利益が得られます。

ポジション取り直しのデメリット。 

●買い直す際にスプレッドコストが発生する。
スプレッドコストについては外為オンラインはスプレッドが小さいのでそれほど気にする必要はないと思います(ドル円1万通貨あたり100円)。
 
再稼働させて一回でも決済利益が得られれば取り戻せる程度のコストなので、再稼働させないまま放置するよりスプレッドコストを払ってでも再稼働させた方がよいです。

ポジション数が多い場合は一つ一つのスプレッドコストは小さくても総和では大きくなってしまうので、ポジションの立て直しの際にスプレッドコスト分(ドル円なら1pips)だけ決済レートを大きめにすればスプレッド分のコストを回収できます。

どうしてもスプレッドコストを払いたくない場合は、他社のiサイクル注文を使ったり(こちらの記事参照)、ループイフダンで代用する等でも対処できます。

●含み損益が確定損益に変わる。
含み損益が確定損益に変わると年内の確定損益の額によって節税できなくなる場合もあるので、納税額を計算しつつ判断する必要があります。(ループイフダン等の節税法の記事を参照)
 
確定利益が20万(38万)以下となり納税しなくても済みそうな場合は特に注意して下さい。

★外為オンラインでポジションの立て直しをするのは簡単。
ループイフダンでポジションの立て直しをする場合は、同じシステムだと成行で買ったり希望するレートで指値決済することができないため(値幅の違うループイフダンで同じ取引数量、最大ポジション数1としポジションの立て直しをすることも一応可能ですが)他社システムを使う等しなければならないというデメリットがありました。

ですが、外為オンラインは同じシステムで普通のFXができるためポジションの立て直しは簡単です。(他社システムを使ったり、他社に資金を移したりする必要がない)

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iサイクル注文がスワップの高いライブスターFXでもできるようになりました!
ライブスター証券は外為オンラインやアイネット証券等と同じくISホールディングスの傘下なので外為オンラインからライセンスを受けているようです。
 
FXトレーディングシステムズ(FXブロードネット)のトラッキングトレードも外為オンラインからライセンスを受けiサイクル注文と同じものを提供しています。

ライブスターFXはスワップが業界NO.1水準と広告している通り、スワップはかなりよい水準です。
ISホールディングス内でそれぞれ特徴を作って差別化しようとしているようです。

スワップ重視の取引をする場合はライブスター証券を使う等、利用者としても目的に応じて業者を使い分けるといいと思います。 

この記事ではまずiサイクル注文を説明し、他社サービスと比較しつつ紹介します。

なお、提供されているのはiサイクル注文のみです。
サイクル2取引は外為オンラインでないとできません。

(追記。 2016年9月26日のループイフダンのバージョンアップによりループイフダンでもiサイクル注文と同じように追従する機能や自動損切りする機能が追加され、ほぼ同じ機能になりました。iサイクル注文では、1つの通貨につき買・売それぞれ1つまでしか稼働できないというデメリットがありますが、ループイフダンではそのような制限がなく同時に同じループイフダンを複数稼働できるようになったため、ループイフダンに変える方がよいと思います。スプレッド、スワップもループイフダンの方が有利ですし、iサイクル注文を使うべき理由はありません。) 

★ライブスターFXのiサイクル注文のメリット、デメリット。

★メリット。
●一定の値幅で売買を自動的に繰り返す。(注文形式はIFDONE+OCO注文)
ループイフダンやトラリピとほぼ同じ機能で一度注文すればずっと自動でトレードしてくれるので楽ちんです。イフダンの指値なので新規・決済レートが滑りません。

●値幅、最大ポジション数(注文数)、取引数量をシステムが自動計算してくれる。
値幅、最大ポジション数(注文数)等をどう決めたらよいかわからない人が多いようなのでこの機能は便利です。
手動でもある程度は変更可能なので自分の好きな設定にできます。

●レンジ上抜けでは逆指値で買い、レンジ下抜けでは損切りしつつ新規で買う(追尾機能)
この機能によりレンジが変わっても設定を自分で修正しなくても大丈夫です。

●対応通貨が多い。24種。(外為オンラインと同じ)
ユーロドルやNZドル円等、ループイフダンにはない通貨があります。

●スプレッドが小さい。ドル円0.9pips
ドル円のように外為オンラインより有利なものもあります。

●スワップが高い。
スワップが業界NO.1水準と広告しており、他社より有利なものが多いです。
買いと売りスワップの差も小さいです。

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キャッシュバックキャンペーンをやっているのでお得です。(記事下部のバナー参照)

★デメリット:
●手数料が1万通貨あたり400円。しかも手数料無料キャンペーンをやってない。
外為オンラインとFXトレーディングシステムズでは手数料無料キャンペーンをやっているのですがライブスターFXではやっていません。
スプレッドが小さくても手数料が高いので現時点だとコスト的には不利です。

他社とのスワップ差が豪ドル円1万通貨で18円程度なので23日以上ポジションを持つなら一応手数料400円の差を埋めることができます。

今後、手数料無料キャンペーンをする可能性はあると思うので期待したいと思います。

●1つの通貨につきiサイクル注文は1つしかできない。
例えば、ドル円で2つの買いのiサイクル注文を出すことはできません。
また、iサイクル注文を停止しても元のポジションが残っていると同じシステムを新たに稼働できません。
買と売を一つづつ稼働させるのは可能です。
 
●注文レートを変更不可。
iサイクル注文を止めた後なら保有ポジションの決済レートを変更することは可能です。
 
●10000通貨からでないと取引できない。
外為オンラインやFXトレーディングシステムズでは1000通貨から可能なので不利です。
資金に余裕のある人向けです。

★ライブスターFXと外為オンラインのiサイクル注文、トラッキングトレード、ループイフダン、トラリピを比較。

●スプレッド。

ライブスターFX 外為オンライン FXトレーディングシステムズ アイネット証券 ひまわり証券 トラリピ
ドル円 4.9(0.9) 5(1) 4.3(0.3) 2 4.16(2) 10(4)
豪ドル円 7.2(3.2) 7(3) 7.6(3.6) 4 7.16(5) 12(6)
ユーロ円 5.9(1.9) 6(2) 4.8(0.8) 3 6.16(4) 11(5)
ポンド円 7.4(3.4) 7(3) 8.7(4.7) 5 9.16(7) 14(8)

スプレッドは通貨によりけりですが、外為オンラインに近い水準です。
外為オンラインとFXトレーディングシステムズは手数料90日無料キャンペーンをやっているのでその間は不利ですが、キャンペーンが終われば同程度となります。

手数料90日無料キャンペーンが終わった後はアイネット証券のループイフダンの方が低コストです。
スワップ狙いで取引したり、ループイフダンにはない通貨ペアで取引する場合はいい条件だと思います。

●スワップは有利。

ライブスターFX 外為オンライン等 FXトレーディングシステムズ トラリピ
ドル円 6/-8 1/-10 1/-4 1/-21
豪ドル円 78/-81 60/-75 63/-67 46/-66
ユーロ円 3/-6 0/-15 0/-5 0/-20
ポンド円 24/-27 5/-25 7/-15 12/-32
2015年2月2日時点。
外為オンラインとアイネット証券、ひまわり証券は同じ数値です。 

上表の通り、どの通貨でも他社より高い水準です。
買いと売りスワップの差が小さいのも特徴で、両建てする際には有利です。
 
売りスワップが大きいものもあるので売りを長期保有する場合は注意が必要で、他社と使い分けるのが賢い利用法です。

●レートが下3桁まである。
ライブスターFXのiサイクル注文はトラッキングトレードと同じくレートが下3桁(小数点第3位)まであります。
外為オンラインのiサイクル注文では下2桁までです。
 
そのため、値幅の計算も下3桁までされるため、外為オンラインと同じ条件を入力しても注文数は同じですが下3桁目の分だけ値幅がズレが生じます。

細かい設定が出来るのはよいことだと思います。

●最低取引数量。
ライブスターFXとひまわり証券は10000通貨からです。
FXトレーディングシステムズ、外為オンライン、アイネット証券、トラリピは1000通貨からです。

★結論。
外為オンラインのiサイクル注文とほとんど同じですが、主なメリットはスワップが多いこと、デメリットは最低取引数量が10000通貨なことです。
大きな取引数量でスワップ目的で長期保有する人に向いたシステムだと思います。

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2017年12月22日記事更新(サイクル注文がサイクル2取引にサービス変更になったため)

トライオートFX追尾仕掛け(追尾ゲリラ)のメリット、デメリットを紹介し賢い使い方を考えます。
また、ループイフダンやiサイクル2取引と比較検証します。
(2015年2月15日追記。「追尾ゲリラ」が「追尾仕掛け」に名称変更されたため記載を修正しました)

追尾仕掛け(追尾ゲリラ)はインヴァスト証券イチオシのシステムですが、値幅10pips、最大ポジション数10のループイフダンに損切りをつけたものと基本的には同じ機能です。
同じ値幅、ポジション数10のiサイクル2取引ともほぼ同じです。

手動で細かい設定変更できるのが最大のメリットですが、スプレッドが大きい等のデメリットがあり以下詳細に解説します。
トライオートFX自体の長所、短所はこちらでまとめているので参照して下さい。

インヴァスト証券を口座開設すると見られる「トライオートFX入門書」「追尾ゲリラ指南書」等にも追尾仕掛け(追尾ゲリラ)の使い方が紹介されていますが、そこで指摘されていない点(特に重大な欠点)についてもきちんと解説します。

★追尾仕掛け(追尾ゲリラ)のメリット。

●一定の値幅で売買を繰り返す。
ループイフダンやトラリピ、iサイクル2取引のように自動で売買を繰り返すので一度設定すればその都度注文を入れなおす必要がなく楽です。

●レンジが変わっても自動で設定を変更して発注する(追尾)。
(iサイクル2取引のように)下落しても損切りしつつ新たに買い注文を出し、(ループイフダンやiサイクル2取引のように)上昇時にも逆指値で買うことが可能なので、レンジが変わっても設定を変更する手間が省けます。

条件によっては上昇時に買わないので下記デメリットも参照して下さい。
ループイフダンとは損切りがない点で相違します。

●一気にまとめてAP注文を設定できる。
トライオートFXは手動で好きなAP注文を作れるので自分で追尾仕掛け(追尾ゲリラ)のような設定を作ることも可能ですが、その場合は一つ一つコピーして修正していく必要があるので面倒です。
 
追尾仕掛け(追尾ゲリラ)なら一度でデフォルトで10個のAP注文をまとめて作成できるので簡単であり、入力ミス等も起きにくいです。
2015年1月26日のアップデートにより自分でAP注文の数を増減させることもできるようになったのもよいです。

●設定を自由に変更できる。
自分で設定を変更できるので値幅や注文数等を自由に設定できます。

●同じ設定を複数稼働させることが可能。
2つの追尾仕掛け(追尾ゲリラ)を稼働させてレート毎に値幅を変えるといったことも容易です(例えば100-105円では値幅100、105-110円では値幅50のようにも設定できる)。 


★追尾仕掛け(追尾ゲリラ)のデメリット。

●上昇しても追尾しないことがある。
上昇時の追尾は「フォロー」という特殊な機能によりなされます。
フォロー機能は最初の利食い決済後に一定の数字(フォロー幅)を足したレートで逆指値買い注文を出すという機能です。(下図)
追尾仕掛けは上昇しても追尾しない。トライオートFX
そのため一度利食い決済注文が出るまではフォロー機能は発動しないので、追尾仕掛け(追尾ゲリラ)稼働後にいきなり上昇した場合は追尾しないレートが生じます。
 
追尾仕掛け(追尾ゲリラ)ではデフォルトでは90pips上昇した時に買い注文を出す仕様になっているので、その分だけ下落した後でなければ隙間なく追尾することができません。

これはフォロー機能の欠陥であり、これに対処するには(私が作成した固定仕掛け(価格指定仕掛け)のように)予め手動で逆指値買い注文のAP注文を入れておく必要があり、やや面倒です。
(こうしてみるといかにループイフダンが簡単でスキのない設定なのかがよくわかります。)

また、追尾仕掛け(追尾ゲリラ)設定画面に最初に表示されるAP注文の指値レートを示すマークが誤解しやすい表示になっています。

下図のように一番レートの低いAP注文(青矢印)にフォローされるAP注文のレートだけが右に表示されるので、青字で書いたように図の左の黄色注文の後に右の注文が発注されると誤解しやすくなっています。

図の緑は利食いレート、赤は損切りレート、黄色は次の新規注文レート。
追尾ゲリラのデメリット。ループイフダン検証ブログ2
●どのレートで追尾買い注文を出すかわかりにくい。
何度かクリックすればそのレートを見ることが出来るのですが、AP注文一覧画面には表示されず、注文名も変更できないためレートをメモすることもできず、いちいち自分で覚えていないと管理できません。

上記のフォローが発動しない場合(よくあることです。)、自分で注文レートを修正する必要がありますが、いつどれだけ修正すればいいのか自分で管理する必要があります。

●デフォルトの値幅・ポジション数が小さい。
デフォルトでは値幅が10になっており、設定変更しても10-50までしか選べません。
ループイフダンやiサイクル2取引と同様に、値幅が小さいほど下落時損失が増えるのでそういう意味ではいずれもリスクが高めです。

デフォルトのポジション数が10個となっているためループイフダンで最大ポジション数を10にしたときのようにリスクは抑えられるのですが、取引レンジ(最大ポジション数の範囲で決済利益が得られるレンジ)は100pipsと狭く長期ではこのレンジから出てしまう可能性が高いです。

この対策としては手動で値幅やポジション数、損切り幅等を修正すればよいのですが、それだと自分でAP注文を作成する場合と同じ手間となるので追尾仕掛け(追尾ゲリラ)の優位点はほとんどありません。
 
そのような設定が難しいと感じる初心者のための簡単設定機能と思えばいいのかも知れませんが、値幅が小さく下落時損失が大きくなりがちなので初心者に適しているかはやや疑問です。

FX業者が値幅が小さいシステムを推すのは利益が大きく見えるためインパクトのある宣伝になることや、取引回数が多いので手数料収入が増える等といった業者に都合のいい理由があるためで、ユーザーとしては宣伝に踊らされずリスクが高いこともきちんと理解する必要があります。

●損切り注文が設定されている。
iサイクル2取引同様に損切り注文がついています。
この記事で検証したように損切りしつつ勝つ戦略より、なるべく損切りしない戦略の方がよいと考えているので、個人的には損切り注文は不要だと思います。

手動で損切り注文を削除することも可能ですが、やはりその手続きが面倒です。

●約定レートがずれると次の注文レートもずれる。
トライオートFX自体のデメリットのうち特に重大なものですが、約定レートがずれると次の注文レートもずれる仕様です。
そのため、約定メール等を見てレートがずれていた場合は手動で修正する必要があります。

●手数料・スプレッドが悪い。
トライオートFXは時間によってスプレッドが広がる(午前4-8時はスプレッド4倍が目安)という困った仕様があるため(こちら参照)、1万通貨以上であっても現実には必ずしもトライオートFXがお得とは限りません。

1万通貨未満の場合はループイフダンの方が低コストです。
機能もほぼ同じなのでループイフダンと同じ値幅を使うなら追尾仕掛け(追尾ゲリラ)よりループイフダンの方が利益が大きくなります(ループイフダンには損切りがない点で相違します)。

インヴァスト証券は上記スプレッド拡大仕様から考えると、顧客の利益より自社の利益を重視しているようなので、今後改善されると期待しない方がよいです。

★カスタム仕掛けは便利。
1月26日に「カスタム仕掛け」という機能がリリースされ、細かい設定を一度に入力でき便利になりました。

この場合も追尾仕掛け(追尾ゲリラ)を改造する(フォロー機能を残す)より、私が作成した固定仕掛け、価格指定仕掛け(インヴァスト証券でも紹介されました。)のように予め手動で逆指値買い注文のAP注文を入れておく方が簡単で使いやすいと思います。

●結論。
私がループイフダンをベースに作成した固定仕掛け(価格指定仕掛け)の方が追尾仕掛け(追尾ゲリラ)より優れていると思います(違いはフォロー機能と損切り注文の有無)。

時間や取引数量によってコストが変わる点を考慮すると、ループイフダンの方がスプレッド・手数料コストが小さく利益を出しやすいと思います。 
(2019年2月18日記事更新。iサイクル注文からiサイクル2取引に仕様変更されたため)