ループイフダン検証ブログ

ループイフダンを検証!【目安資金】【バックテスト】【投資法】等が人気記事。ループイフダン情報が最も詳しいブログです。「長所短所まとめ」等のお勧め記事を閲覧推奨。著書好評発売中!


タグ:資金目安

Q.ループイフダンとは何ですか?

Q.ループイフダンに適したテクニカルは?
Q.相場状況に応じた戦略を知りたい。
Q.いつループイフダンを停止させるのがよいですか?
Q.高値更新時に設定を見直す方がいいの?

Q.目安資金は?
Q.最大ポジション数や取引数量はどれ位にしたらよい?
Q.両建てはできますか?注意点は?

Q.いつロスカットされるの?

Q.リスク管理ツール「マイセーフティ」とは?

Q.スプレッド・手数料は?
Q.スワップは?
Q.利益はどれ位?
Q.トラリピとの利益差はどれ位?
Q.ループイフダンはどのレートで買う(売る)のですか?

Q.最大ポジション数を変更する方法は?
Q.取引数量を変更する方法は?

Q.節税方法は?
Q.確定申告に必要な書類はどうやって入手するの?
Q.システム障害について知りたい

Q.決済利益が予想してた利益より大きい(小さい)のは何故?
Q.口座開設時の「アイネットFX取引コース」はどれを選んだらいいの?

★★★

Q.ループイフダンとは何ですか?
A.一定の値幅だけ下がったら買い、一定の値幅だけ上がったら売る(利食いする)というシンプルなトレード(イフダン注文)を自動で繰り返すものです。
例えば、1円下がったら買い、1円上がったら売る(利食う)というトレードを自動で繰り返してくれます。

つまり、一定の値幅でイフダン注文を何度も自動で発注してくれる機能であり、レンジ相場や上昇相場(売りのループイフダンでは下落相場)に強いという特徴があります。
詳細はこちら(ループイフダン口座開設レポート!長所短所まとめ)。

ループイフダンのイメージ図

Q.ループイフダンに適したテクニカルは?
A.レンジの上限・下限を決めやすいテクニカルがループイフダンに適しています。
以下の記事で詳しく紹介しているので参照して下さい。

ループイフダン・トラリピにお勧めのテクニカル指標と注意点
テクニカル・シストレのデメリット。テクニカルで最も重要なこと

Q.相場状況に応じた戦略を知りたい。
A.現在レートがレンジのどの辺りにあるかによって戦略を変えるのが有効です。詳細はこちら(ループイフダンのレンジ内の位置ごとの最適戦略)

Q.いつループイフダンを停止させるのがよいですか?
A.システム稼働後の高値を更新した時や高値付近にあるときは含み損が少ないので、それまでの決済利益より含み損が小さく勝ち逃げしやすくなり、システムを停止するのによいタイミングだと思います。
その他のケースや注意点はこちら(ループイフダン停止の理想的なタイミング)


Q.高値更新時に設定を見直す方がいいの?
A.高値更新するときは相場の勢いが強い時なので下落する可能性は低いとも言えますが、高値更新するとレンジ下限までの幅が広がり下落時損失が大きくなるため念のため値幅や最大ポジション数等の設定を見直した方がよいと思います。
詳細はこちら(ループイフダンの高値更新時のリスク管理)


Q.目安資金は?
A.目安資金は下落時損失と取引証拠金を足したものです。

システムの値幅や最大ポジション数、取引数量により変わるのでこちら(ループイフダンの資金目安)を参考にして決めるのがよいと思います。
なお、取引証拠金は通常ロスカットされた場合でも戻ってきます。

Q.最大ポジション数や取引数量はどれ位にしたらよい?
A.最大ポジション数を設定することにより下落時損失を抑えることができます。
最大ポジション数毎の下落時損失や目安資金はこちら(ループイフダン目安資金)でまとめているので参照して下さい。
取引数量は上記の下落時損失に余裕があれば大きくするとよいと思います。
ループイフダンの目安資金と値幅等の関係

Q.両建てはできますか?注意点は?
A.ループイフダンで両建てすることは可能です。ただし、通常の両建てとは異なる点も多くリスク管理がやや難しいです。長所短所や注意点をこちら(両建てループイフダン長所短所まとめ)にまとめているので参照して下さい。

Q.いつロスカットされるの?
A.ロスカットは「有効証拠金」が「取引証拠金」を下回ると発生し、すべてのポジションが強制的に決済されてしまいます。
詳細はこちら(ループイフダンの資金目安・ロスカットの注意点)

Q.リスク管理ツール「マイセーフティ」とは?
A.「マイセーフティ」とは、全システムの合計損失の上限を設定できるリスク管理機能です。
損失の合計がこの上限に達した時点で全てのポジション(システム)が強制的に決済されます。
詳細はこちら(ループイフダンの資金目安・ロスカットの注意点)


Q.スプレッド・手数料は?
A.下図の通り、スプレッドは小さく手数料も無料です。トラリピ等の類似サービスと比べても低コストです。詳細はこちら(ループイフダン口座開設レポート!長所短所まとめ)
ループイフダンのスプレッド

Q.スワップは?
A.2016年2月にスワップポイント業界最高水準を宣言しており、スワップも高いです。
アイネット証券スワップ最高水準宣言2016年2月6日

最新のスワップはこちらのカテゴリの記事下部で紹介しています。

Q.利益はどれ位?
A.決済利益は以下にまとめています。
 月・日データ2004年からのバックテスト

アイネット証券で公開されている利益は期間が短く、全ての通貨ペアを網羅していないので、当ブログで紹介する「真の利益」を参照するのがよいと思います。

Q.トラリピとの利益差はどれ位?
A.スプレッドと手数料の差によるトラリピとの利益差は、下表の通り11~78%という非常に大きな数字です。
下表のループイフダンは同じ値幅のトラリピより10~78%(下表右の数字)も利益が大きくなります
こちら(バックテスト10年分)の記事で詳しく説明しています。
 
ループイフダンとトラリピの利益差

Q.ループイフダンはどのレートで買う(売る)のですか?
A.ループイフダンを稼働した直後に成行で買い(売り)、その他の注文は成行注文時のレートに値幅を加減したところに発注されます。例えば、103.00の時に値幅100のループイフダンを稼働させた場合、それに値幅分の100pipを加減したレート(102.00、101.00、100.00・・・)に指値注文が出されます。

Q.最大ポジション数を変更する方法は?
A.いったんループイフダンを停止し、最大ポジション数を変更し再稼働させます。
停止後に残ったポジションの決済レートを下記記事の通りに修正すると目安資金の計算が簡単になるのでお薦めです。

詳細はループイフダンの最大ポジション数を変更する方法

Q.取引数量を変更する方法は?
A.ポジションを増やす場合は、新たに追加したい分の取引数量のループイフダンを稼働させればよいです。
ポジションを減らす場合は、いったんシステムを停止し新たな条件でシステムを稼働させます。
ループイフダンを停止してもポジションは決済されないので、必要なら自分で決済して下さい。

Q.節税方法は?
A.こちら(ループイフダン・トラリピの節税方法)を参照して下さい。

Q.確定申告に必要な書類はどうやって入手するの?
A.こちら(ループイフダンの確定申告。金融商品取引年間報告書の取得方法)にまとめています。確定申告の手続きも紹介しています。

Q.システム障害にはどう対処すればよいですか?
A.こちら(障害情報まとめ。システム障害時の対処法)の記事で障害時の対処法や、最新のシステム障害、過去の障害等を紹介しているので参照して下さい。

過去(2014年10月)に一度だけ異常なレートで約定するという障害がごく少数の利用者に起きましたが、その後システム改善された結果、システム障害は起きておらず、ループイフダンのシステムが弱いということはありません。
2016年9月26日のバージョンアップによりさらにシステムが強化されています。


Q.決済利益が予想してた利益より大きい(小さい)のは何故?
A.ループイフダンを稼働したときの最初の注文(1つめのポジション)は成行で発注されます。(ループイフダンを稼働したらすぐにポジションを持ちたいという要望が多かったため採用された機能です。)

また、損切りや高値更新した時(最高値の指値決済注文が約定した時)は、逆指値により新規ポジションを取るので、この注文も成行で発注されます。

これらの場合は新規ポジションを取る時に成行で発注されるため、相場状況によってはレートがズレる(滑る)ことがあります。
決済レートは(約定レートではなく)発注レートに値幅を加減したレートに指値で発注されるため、ズレることはありません。

そのため、上記事情により新規ポジションのレートがズレた場合、ズレが修正されないままの決済レートで決済されるため、利益が多少変動する場合があります。

なお、決済レート自体はズレることがないので、新規ポジションにズレが生じても決済レートは等間隔のままであり、いちいち注文レートを直す必要はありません。
トラリピ等、他社でも同じ問題はありますし、利益にはほとんど影響を与えない問題なのであまり気にしないのがよいと思います。


Q.口座開設時の「アイネットFX取引コース」はどれを選んだらいいの?
A.コース選択では「25S」が無難です。ループイフダンだけをやりつもりの人はどれを選んでも大丈夫です。後からでもコース変更(追加)可能です。詳しくはこちら(アイネット証券口座開設時注意点「アイネットFX取引コース」アイネット25S)

●ループイフダンの最大ポジション数ごとの目安資金(必要資金)(随時更新)
この記事では【カナダドル/円】を紹介します。
他通貨は下記リンクを参照して下さい。

 ドル円 豪ドル円 ユーロ円 ポンド円 ユーロドル 豪ドル/ドル NZドル円

目安資金の計算法や表の見方、設定の決め方のコツ等は上記ドル円のリンクを参照して下さい。

カナダドル/円でループイフダンの注意点

カナダは隣国のアメリカへとの貿易が多いことから、カナダ経済やカナダドルはアメリカの景気動向に大きく左右されます。
そのため、カナダドルを取引する場合は、アメリカ経済の動向がポイントになります。

カナダは原油などの資源が豊富であり原油価格の影響も受けやすいので注意が必要です。

同じ資源国通貨である豪ドルと比べると、カナダドルは高金利ではないためスワップは高くなく、スワップ目的なら豪ドル円の方が適しています。ドル円もカナダドル円より高スワップです。

カナダドル円のスプレッドは5pipと大きく、2pipのドル円や4pipの豪ドル円より大きいので、コスト面でも不利です。

アメリカより景気がよくなるということも少ないので、上昇を期待してカナダドルを買うくらいなら素直にドルを買った方がよい場合が多く、カナダドルはとっつきにくい通貨ペアの一つです。

史上最安値は57.89円(1995年4月10日)であり、2018年3月時点のレート82円から25円ほど離れています。
ドル円の史上最安値との幅(約30円)よりやや狭いものの、ドル円より簡単に史上最安値を割る可能性があります。

ドル円であればその為替レートが政治的に問題視されるため、重要なレート付近では介入等が期待されるものの、カナダドル円のレートはほとんど注目されていないため、カナダ特有の理由でレートが下落しても恐らく何のサポートもされません。

カナダドル円は裁量トレードでも微妙な通貨ペアですが、ループイフダンに適している理由も特にないため、あまりお薦めできません。
余程自信のある場合を除き、軽々しく取引するべきではないと思います。特に初心者には向かない通貨ペアです。

★ループイフダンの資金目安(必要資金)一覧表。

↓ 図はクリックで拡大。
カナダドル円20+80

最大ポジション数による違い等、基本的な傾向はドル円と同じですので、ドル円の記事の説明を参照して下さい。

ドル円の記事でも書いたように、チャートや相場状況をよく見て、ここまでは下がらない(上がらない)というポイントまでカバーできるように最大ポジション数を決めるのが効率よく稼ぐコツです。
資金に余裕があるなら取引数量を増やすのもよいと思います。

カナダドル/円 値幅40バックテストによる年間平均利益192,945円、1日平均742円。スワップを除く
カナダドル円40+80

値幅が大きい分だけ下落時にポジ数が増えにくいため損失合計額(下落時損失)や必要資金も小さくなります。

値幅が大きいと決済回数が少なくなり利益も小さくなるので、取引数量を増やす等して利益を増やすことも検討するとよいでしょう。

利益比較は下記リンクを参照して下さい。

★過去の利益
 バックテスト(後日追加予定)、月・日データ

カナダドル/円 値幅80バックテストによる年間平均利益106,036円、1日平均408円。スワップを除く
カナダドル円80+80

さらに値幅が大きくなるので必要資金が小さくてすみますが、利益も小さくなるので取引数量を増やす等の対応も検討するとよいでしょう。

カナダドル/円 値幅100バックテストによる年間平均利益
84,636
円、1日平均326円。スワップを除く
カナダドル円100+80

値幅80の説明と同様です。
 (更新履歴:2018年3月8日投稿、最終更新:2021年9月1日)

●ループイフダンの最大ポジション数ごとの目安資金(必要資金)(随時更新)
この記事では【ユーロドル】を紹介します。
他通貨は下記リンクを参照して下さい。

 ドル円 豪ドル円 ユーロ円 ポンド円 豪ドル/ドル NZドル円 カナダドル円

目安資金の計算法や表の見方、設定の決め方のコツ等は上記ドル円のリンクを参照して下さい。

●ユーロドルでループイフダンはやや上級者向け。
ユーロドルは史上最安値0.8225(2000年10月26日)、史上最高値1.6038(2008年7月15日)となっています。
現在レートから史上最安値は2000pip(ドル円の20円相当)、史上最高値は6000pip(60円相当)ほど離れています。

例えば、ドル高(ユーロドル下落)を期待してユーロドルの売りループイフダンを稼働させる場合、史上最高値までは遠いのでそこまでロスカットされないよう余裕を持たせると目安資金が非常に大きくなってしまうので現実的ではありません。

また、ドル円などではある程度以上の円高になると政府からの介入が期待され抑止力になるのですが、ユーロドルは歴史が浅く過去にもそのような例がほとんどないため、抑止力の働く水準が明確でなく長期予想が困難です。
史上最高値や史上最安値を割る展開も十分あり得るためリスク管理が難しいです。

そのため、ユーロドルではロスカットされないように余裕を持たせてループイフダンを長期間放置するという戦略は難しいです。
自分で相場を読みロスカットするポイントを見極めつつ、相場の流れが変わったら自分の判断で停止するというスタイルになるため、やや上級者向けの通貨になります。

トレンドが明確な時はその方向でループイフダンするのもよいですが、それ以外の状況でユーロドルのループイフダンを稼働させるのはあまりお薦めできません。
ユーロドルは売りスワップがプラス(買いスワップはマイナス)なことにも注意が必要です。

ボラティリティの割に値幅が狭め(最大でも100pip)に設定されており、目安資金が大きくなりがちなので注意して下さい。損益(pip)をドルで受け取ってドル円のレートで換算する性質なので、それによっても損益が増減することにも注意が必要です。(損益が1pip、ドル円レートが110円なら損益は110円となる)

★ループイフダンの資金目安(必要資金)一覧表。

●ユーロドル 値幅10(バックテストによる年間平均利益582,963円、1日平均2,242円。スワップを除く)
↓ 図はクリックで拡大。
ユーロドル10+110+120

最大ポジション数による違い等、基本的な傾向はドル円と同じですので、ドル円の記事の説明を参照して下さい。

ドル円の記事でも書いたように、チャートや相場状況をよく見て、ここまでは下がらない(上がらない)というポイントまでカバーできるように最大ポジション数を決めるのが効率よく稼ぐコツです。
資金に余裕があるなら取引数量を増やすのもよいと思います。

●ユーロドル 値幅20。(バックテストによる年間平均利益336,911円
、1日平均1,296円。スワップを除く)
↓ 図はクリックで拡大。
ユーロドル20+110+120

値幅10の説明と同様です。

●ユーロドル 値幅40。(バックテストによる年間平均利益182,404円、1日平均702円。スワップを除く
ユーロドル40+110+120

値幅が大きい分だけ下落時にポジ数が増えにくいため損失合計額(下落時損失)や必要資金も小さくなります。

値幅が大きいと決済回数が少なくなり利益も小さくなるので、取引数量を増やす等して利益を増やすことも検討するとよいでしょう。

利益比較は下記リンクを参照して下さい。

★過去の利益

●ユーロドル 値幅60。(バックテストによる年間平均利益125,986円
、1日平均485円。スワップを除く)
ユーロドル60+110+120

さらに値幅が大きくなるので必要資金が小さくてすみますが、利益も小さくなるので取引数量を増やす等の対応も検討するとよいでしょう。

●ユーロドル 値幅100(バックテストによる年間平均利益75,551円、1日平均291円。スワップを除く)
ユーロドル100+110+120

値幅60の説明と同様です。
 (更新履歴:2017年1月22日投稿、最終更新:2021年9月1日)

●ループイフダンの最大ポジション数ごとの目安資金(必要資金)(随時更新)
この記事では【NZドル/円】を紹介します。
他通貨は下記リンクを参照して下さい。

 ドル円 豪ドル円 ユーロ円 ポンド円 ユーロドル 豪ドル/ドル カナダドル円

目安資金の計算法や表の見方、設定の決め方のコツ等は上記ドル円のリンクを参照して下さい。

NZドル/円でループイフダンの注意点

NZドルは豪ドルと同様に高金利で有名です。どちらの金利が高いかは経済状況次第ですが、それほど大きな差はつきません。

オーストラリアとニュージーランドは地理的にも近く経済的結びつきも強いため、経済動向も連動することが多いためです。

↓オーストラリアとニュージーランドの金利比較
豪ドルとニュージーランドドル金利比較

値動きについても、やはりNZドル円は豪ドル円と似通った動きをすることが多いです。
そのため、NZドル円と豪ドル円のどちらか一方を持っていれば十分だと思います。

両方持つと下落リスクが少し分散されるとも言えるのですが、ループイフダンの場合はどちらの一つにした方がよいです。
実際に両方を運用すると、それらの合計損失額を予想するのは難しく、一方のループイフダンが損切りされるだけでも運用としては失敗となるためです。

史上最安値は41.87円(2000年10月18日)であり、現在のレートからは35円ほど離れており、豪ドル円の方が史上最安値(55.02円、2008年10月24日)までの幅は狭いです(2018年3月時点で27円程度)。

史上最安値を目安にすると豪ドル円の方が目安資金が小さく済む分だけ運用しやすいと言えます。

NZドル円は豪ドル円よりレートが低いことが多いため、取引証拠金が少ないというメリットがあります。
そのため、豪ドル円を運用したいけど目安資金が足りないという場合に、その代わりとしてNZドル円を運用するという戦略もアリだと思います。

ニュージーランドの主な産業は農業です。農業系の指標で動く他の通貨は少ないですし、農業市場の予測は独特なので、他の通貨に慣れた人でもNZドル円を取引するとその癖に慣れるまでやや面倒です。

ただ、実際は農業関係の指標でNZドル円が大きく動くことは少なく、オーストラリアや世界経済の動向に合わせて動くことの方が多いため、NZ特有の問題に着目する必要はそれほどありません。

★ループイフダンの資金目安(必要資金)一覧表。
NZドル円20+75

最大ポジション数による違い等、基本的な傾向はドル円と同じですので、ドル円の記事の説明を参照して下さい。

ドル円の記事でも書いたように、チャートや相場状況をよく見て、ここまでは下がらない(上がらない)というポイントまでカバーできるように最大ポジション数を決めるのが効率よく稼ぐコツです。
資金に余裕があるなら取引数量を増やすのもよいと思います。

NZドル円 値幅40バックテストによる年間平均利益は147,657円、1日平均568円。スワップを除く
NZドル円40+75

値幅が大きい分だけ下落時にポジ数が増えにくいため損失合計額(下落時損失)や必要資金も小さくなります。

値幅が大きいと決済回数が少なくなり利益も小さくなるので、取引数量を増やす等して利益を増やすことも検討するとよいでしょう。

利益比較は下記リンクを参照して下さい。

★過去の利益
 バックテスト(後日追加予定)、月・日データ

NZドル円 値幅80バックテストによる年間平均利益は82,286円、1日平均316円。スワップを除く
NZドル円80+75

さらに値幅が大きくなるので必要資金が小さくてすみますが、利益も小さくなるので取引数量を増やす等の対応も検討するとよいでしょう。

NZドル円 値幅100バックテストによる年間平均利益は66,786円、1日平均257円。スワップを除く
NZドル円100+75

値幅80の説明と同様です。
 (更新履歴:2018年3月7日投稿、最終更新:2021年9月1日)

●ループイフダンの最大ポジション数ごとの目安資金(必要資金)(随時更新)
この記事では【豪ドル/ドル】を紹介します。
他通貨は下記リンクを参照して下さい。

  ドル円 豪ドル円 ユーロ円 ポンド円 ユーロドル NZドル円 カナダドル円

目安資金の計算法や表の見方、設定の決め方のコツ等は上記ドル円のリンクを参照して下さい。

豪ドル/ドルでループイフダンの注意点

スワップ

豪ドルは高金利で有名ですが、ドルも比較的金利が高いので、豪ドル/ドルだとそれらの金利差が少なく、スワップも小さくなってしまいます。
そのため、スワップ狙いで豪ドルを買うなら豪ドル/ドルより豪ドル/円の方が適しています。

値動き

(ドルの動きは元々全ての通貨に影響を与えるので、豪ドル/ドル特有の問題ではないのですが、)豪ドル/ドルはドルを含む通貨ペアなので、ユーロドルと同じくらいドルの動きに大きく左右されるため、ドルの予測がポイントになります。

豪ドル円と違い、豪ドル/ドルは円を含まないので日本の動向を受けないのがメリットであり、日本の動向が読みにくい時などには豪ドル/ドルを優先するのもいいと思います。

オーストラリアは資源輸出が主な産業であり、世界経済や中国経済、商品相場(特に原油)の影響を大きく受けることも覚えておいて下さい。

過去の高値・安値

豪ドル/ドルは史上最安値0.4773(2001年4月2日)、最高値1.1085(2011年7月27日)となっています。
現在レートから史上最安値、最高値は3000pip(ドル円の30円相当)ほど離れており、買い売りどちらからも始めやすいです。

ただし、豪ドル/ドルでは史上最高値、最安値が強い抵抗線になるとは限らないので注意して下さい。

過去の動きから見ると、史上最高値、最安値はそれほど強い抵抗線にはなっていませんし、そこを越えた後も大きく高値(安値)更新するという傾向が見られ、ループイフダンの場合そこで損切りされて終了という最悪のパターンに陥る可能性があります。

トレンドが明確な時はその方向でループイフダンするのもよいですが、それ以外の状況で豪ドル/ドルのループイフダンを稼働させる場合は注意して下さい。

↓豪ドル/ドルの長期チャート(1998-2018年)
豪ドル/ドルの長期チャート

ユーロ/ドルなどと同様に、損益(pip)をドルで受け取ってドル円のレートで換算する性質なので、それにより損益が増減することにも注意が必要です。(損益が1pip、ドル円レートが110円なら損益は110円となる)

★ループイフダンの資金目安(必要資金)一覧表。

●豪ドル/ドル 値幅10。(バックテストによる年間平均利益は後日追加予定
↓ 図はクリックで拡大。

豪ドルドル10+110+75

値幅10はポジション数が増えやすく、すぐに最大ポジション数になってしまいます。

目安資金もかなり大きくなるので、上昇相場だと思った時に一時的に稼働させるような使い方がよいと思います。

豪ドル/ドル 値幅20。(バックテストによる年間平均利益は後日追加予定
↓ 図はクリックで拡大。

豪ドルドル20+110+75

最大ポジション数による違い等、基本的な傾向はドル円と同じですので、ドル円の記事の説明を参照して下さい。

ドル円の記事でも書いたように、チャートや相場状況をよく見て、ここまでは下がらない(上がらない)というポイントまでカバーできるように最大ポジション数を決めるのが効率よく稼ぐコツです。
資金に余裕があるなら取引数量を増やすのもよいと思います。

豪ドル/ドル 値幅40。

豪ドルドル40+110+75


値幅が大きい分だけ下落時にポジ数が増えにくいため損失合計額(下落時損失)や必要資金も小さくなります。

値幅が大きいと決済回数が少なくなり利益も小さくなるので、取引数量を増やす等して利益を増やすことも検討するとよいでしょう。

利益比較は下記リンクを参照して下さい。

★過去の利益
 2004年からのバックテスト、月・日データ

豪ドル/ドル 値幅80。

豪ドルドル80+110+75


さらに値幅が大きくなるので必要資金が小さくてすみますが、利益も小さくなるので取引数量を増やす等の対応も検討するとよいでしょう。

豪ドル/ドル 値幅100。

豪ドルドル100+110+75

値幅80の説明と同様です。
 (更新履歴:2018年3月6日投稿、最終更新:2021年9月1日)